(※)すべて替え歌形式でお楽しみ頂けます
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ｽﾁｬﾗｯﾁｬｯﾁｬﾗ！
ﾀﾗﾗｰﾗﾗﾗﾗ ﾗｰﾗﾗﾗﾗ
ｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ
ｯﾗｯﾁｬｯﾁｬﾗﾘﾗ
ニャマ子元気だった？
4月ぶりになるわ
あれからのハナシをしてあげる
覚えているかしら あの時の人を
上野でお店を始めることになったのよ
今月終わりから
小さかったのよアソコが
若い彼とは違う
どうしてなのか分かるでしょ
まさにそうよ
ｽｰﾁｬｯﾁｬﾗｯﾁｬ！
今年の夏はMださん夫妻にくっついて
沖縄に行ってきたのよ
もう一人ＴＧさん(not17才but50才)て方も一緒で
4人で行ったのよ
ﾁｬﾗﾗｰﾗﾗﾘﾗ
ﾁｬｰﾗﾗﾘﾗ
ｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬﾗﾘﾗ
初日はレンタカーでちゅら海水族館よ
現地に降りた途端むせかえる熱気で
思い出す景色はどれもセピアよ
この時期に沖縄なんて来るものじゃなかったと
今さら後悔しても遅いのよ
夜はMださんのお友達で
Ｍ君って人も混ざって5人で
行動することになったのよ
でもＭ君が待ち合わせ時間になっても
ホテルになかなか現れなかったのよ
みんな内心イライラしてたわ
暑いし汗出るし
やっと現れた彼は自分がその日泊まるホテルから
歩いてきたら時間がかかったっていうのよ
タクシー使えよ
呆れ返るでしょうニャマ子は
私も同じよ
その彼に連れられて行った先の居酒屋は
おもろ殿内っていうアグー豚の沖縄居酒屋で
建屋の造りも個室ありの、屋外庭園ありで
とてもシャレてたわ
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私はオモロー！っていうネタを一人思い出したけど
口にはしなかったのよ
そしたらＭ君(32才)は
意外に好意的で
人柄よく顔も丸く朗らかでいい人っぽかったのよ
きっとMださんのようなお兄さんがタイプなのねと思ってたから
私は必要以上には話さなかったわ
ﾁｬﾗﾗｰﾗﾗﾘﾗ
ﾁｬｰﾗﾗﾘﾗ
ｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬﾗﾘﾗ
その晩5人で飲みに出た先の
店のカラオケは
現地の人が沖縄民謡ばっか歌ってたわ
地元の人って飽きないのかしら
そんな状態でカラオケどうぞなんて言われてもね
私がその時歌いたかったのは（たのわ、たのわ）
感激！ラブモーションなのよ（なのよ、なのよ）
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ﾁｬﾗﾗｰﾗﾗﾘﾗ
ﾁｬｰﾗﾗﾘﾗ
ｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬﾗﾘﾗ
2日目は朝から慶良間っていう無人島へ行ったわ
沖合いでシュノーケルやってる間に
私だけ海酔いして船に戻って吐いてたわ
そのまま具合悪いって半分寝てたら
砂浜のゴザ敷も、パラソル立ても、弁当の準備も
みんな他の人がやってくれたわ
私は気分悪いってことで寝てるだけで
みんな私のことを呆れながらも心配しつつ
私は聞こえぬふりをして上げ膳据え膳だったわ
沖縄に戻ったら市内で晩飯よ
観光客に人気のジャッキーステーキってとこ行って
1時間近く待たされたわ
でもそんなに旨くはなかったみたいなの
私は味よく分からないけどみんなの微妙さ加減で悟ったわ
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さてその晩実はＭ君はホテルの予約してなくて
Ｍださん夫妻と、ＴＧさん・私のどっち部屋に泊まるかってことで
内輪で話し合いがあったらしいのよ
その頃、Ｍ君と私はすっかり打ち解けて
飲み屋からホテルに戻る沖縄の夜を
手ぇつなぎながら歩いてたわ
後から聞いた話によれば
Ｍ君は私のことが好きになってしまったみたいで
きっと同じ部屋の同じベッドで寝てしまったら
心に消えない恋の傷に苦しんでしまうことを
私以外のみんなは心配していたらしいの
私はそんなこと知らずに、
少し離れて後ろを歩くみんなを置いて
Ｍ君と二人で星空の先を歩いていたわ
結局Ｍ君は
Ｍださんのお部屋に泊まったのよ
私は高イビキで最後の夜を寝入ったわ
ﾁｬﾗﾗｰﾗﾗﾘﾗ
ﾁｬｰﾗﾗﾘﾗ
ｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬﾗﾘﾗ
いよいよ沖縄最終日の朝よ
私は飯食った後、一人で最後の大浴場に浸ってたわ
風呂を出て脱衣場で湯ざまししてる間
いきなりＭ君が入ってきたのよ
突然の登場でどうしたのと驚く私に
Ｍ君は綿棒を取りに来たというのよ
清潔な子なのねという程度にしか思っていなかったわ
それからＭ君ははだけた私の浴衣をつかんで
無理に広げようとするから私は
笑って浴衣で股間を隠していたのよ
朝から見せるものじゃないし、
大したことないから
なぜだかＭ君はそれでも見たがっていたのよ
どうしようもないの（ないの、ないの）
どうしようもないの（ないの、ないの）
さて、Ｍださん夫妻はその日そのまま石垣島へ
Ｍ君も車で見送りに行って本当にお別れしたわ
先に東京へ帰るＴＧさんと私は
部屋で帰航便の時間待ちしてたのよ
そしたらいきなりＴＧさんが
Ｍ君は私のことが好きだって言ったのよ
全然気付かなかったわ私は
どんだけ鈍いのよ
朝の風呂に来たのも綿棒目当てじゃなくて
私が一人で風呂に入ってるって聞いたから
最後に二人きりになりたくって来たはずだって言うのよ
知らなかったわ（かったわ、かったわ）
知らなかったわ（かったわ、かったわ）
今度Ｍ君に会う時には
ベッドサービスぐらいしてあげるわ
今はとてもつらいけれども
Ｍ君がんばるのよ
ﾁｬﾗﾗｰﾗﾗﾘﾗ
ﾁｬｰﾗﾗﾘﾗ
ｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬﾗﾘﾗ
でもまだこの話は続きがあるのよ
そのままホテルの部屋にいたら
Ｍ君からメールが来たのよ
Ｍださん夫妻のお見送りが終わったから
今度はＴＧさんと私を空港に送ってあげるというのよ
車持ちの彼氏も便利だわと思ったわ
帰りの空港では気を利かせたＴＧさんが
Ｍ君と私を二人にさせて
私はＭ君に荷物持たせてお土産買いあさってたわ
羽田に帰り着いて
ＴＧさんと私は
浜松町行きのモノレールに乗ったのよ
モノレール乗ってる最中なぜだかＴＧさんが
私のことを怒り出したの
どうしたのかしら
お前は自分に気があると分かると、
そこをグヮッと広げて人の心に入り込んで
とことんまで惚れさせておきながら、
最後に決断を迫られると
そんなつもりじゃなかったの
とか言う最低なヤツだっていうのよ
あらそれのどこが（どこが、どこが）
いけないのかしら（かしら、かしら）
今度Ｍ君が東京に来たら
沖縄のお土産持ってこさせて
御礼に浴衣はだけさせてあげようかしら
そうそれがいいわ
ﾁｬﾗﾁｬｰﾗﾗﾗﾗ
ﾁｬｰﾗﾗﾗﾗ
ｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬﾗﾘﾗ！（おわり）
（続き）
ｻﾙﾏﾀｺﾈｸｼｮﾝ！
つづく、つづく！
ｻﾙﾏﾀｺﾈｸｼｮﾝ！
つづく、つづく！
ぐひぐひぐひぐひ…
......ｯﾁｬｯﾁｬﾗﾁｬﾗｰｯﾁゃ！
【出典】
「その後の私（森高コネクション）」
「おもしろい（森高コネクション）」by森高千里
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