Dr. Alicia Cabezudo 平和教育ならびに人権教育を専門とし研究・教育にたずさわり、コンサルタントもつとめる。中南米都市教育研究所長(アルゼンチン・ロザリオ市国際協会)。Human Dignity and Humiliation Studies (HumanDHS)理事。 中南米では、独裁のもと屈辱的な人権侵害を経験してきた。民主主義へのつよい意識によってこのような人権侵害をなくす努力をかさねている。社会がトラウマ(精神的な衝撃)を持つという経験から、いかに民主主義を、個人や社会において、つよめるかが課題である。国際的に都市における教育活動をすすめる都市教育のプログラムを展開する都市教育協会長をつとめ、民主化と参加型財政など、中南米の自治体での実践にもとりくんでいる。ハーグ平和アピールにもかかわり、ベティ・リアドン氏とともに『戦争をなくすための平和教育』(明石書店)を編纂した。また、2006年に国連総会へ報告された世界の青年による平和活動調査にも尽力された。