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開催終了東京国際文芸フェスティバル

詳細

2013年01月03日 14:15 更新

東京国際文芸フェスティバルに池澤夏樹さんが参加される予定です。
参加申し込み要領などは、これから発表されるようです。
詳細は,以下のウェブサイトでご確認ください。
http://tokyolitfest.com

<参加者リスト>2012年12月28日現在
ピコ・アイヤー、 池澤夏樹 、いしいしんじ、 市川真人、 マイケル・エメリック、 小野正嗣 、角田光代 、川上未映子、 クリス・グリブル、 鴻巣友季子 、小島ケイタニーラブ 、柴田元幸 、管 啓次郎 、チップ・キッド 、J. M. クッツェー 、二コール・クラウス、クリス・グリブル、ケイト・グリフィン 、ジェフ・ダイヤー 、ジュノ・ディアス、谷川俊太郎、都甲幸治、デボラ・トリースマン、 平野啓一郎 、デイヴィッド・ピース 古川日出男 、ジョナサン・サフラン・フォア 、レクシー・ブルーム 、ジョン・フリーマン 、松家仁之 、エルマー・ルーク、綿矢りさ


PROGRAM

2013 年3 月1 日(金)

Afternoon Session with 東京大学・文学部現代文芸論研究室
@ 東京大学法文2 号館(定員150 名)
Evening Session  with 六本木アートカレッジ
@アカデミーヒルズタワーホール(定員300 名)

2013 年3 月2 日(土)

Morning Session
@都内書店、カフェ(定員:50 名)
Afternoon Session with 国際文化会館
@国際文化会館(定員150 名)
Evening Session
@Super Deluxe( 定員100 名)

2013 年3 月1 日(日)

Afternoon Session  with 早稲田大学 ・文化推進部
@早稲田大学井深ホール(定員350 名)

・プログラム詳細・申込方法は年明けに発表予定で

コメント(9)

  • [1] mixiユーザー

    2013年01月23日 22:37

    ようやく、申し込み要領が発表になりました。

    プログラムの上で池澤夏樹さんのお名前が確認できるのは、
    以下の二つのセッション(3月1日19:00〜と、3月3日16:00〜)ですね。
    他のセッションでも、「他」と書かれているところに入っていたら、わかりませんが。
    どちらも定員300名、350名ということですが、先着順ということですので、
    参加をお考えの方は、お早めの申し込みを。
    参加者20名なんていうセッションは早々と締めきりになっていました。



    ? TOKYOLITFEST X 六本木アートカレッジ
    <谷川俊太郎、J.M. クッツェー、池澤夏樹、ジョナサン・サフラン・フォア、柴田元幸、デイヴィッド・ピース、他>
    日時:3月1日(金)19:00〜21:00(開場18:30)(1部・2部)
    *当日、先着100名様にフェスがより楽しくなるグッズをプレゼント!
    会場:アカデミーヒルズ(六本木)
    MAP: http://www.academyhills.com/school/map.html
    共催:六本木アートカレッジ
    参加無料・定員300名(同時通訳あり)


    ? TOKYOLITFEST X 早稲田大学 PART 2
    <J.M. クッツェー、鴻巣友季子、ジョン・フリーマン、池澤夏樹、二コール・クラウス、市川真人、辛島デイヴィッド、他>
    日時:3月3日(日)16:00〜18:00(開場随時)(3部・4部)
    会場:早稲田大学(井深大記念ホール)
    MAP:http://www.waseda.info/S97704.html
    共催:早稲田大学文化推進部 
    参加無料・定員350名(同時通訳あり)


    お申込みは先着となっております。
    定員に達した場合はお申し込みを締め切らせていただきますので、あらかじめご了承ください。
    また、今後プログラム内容に変更が生じる場合があります。
    その場合、ウェブサイトにてご案内いたします。

    申し込みは、こちらから。
    https://fs222.formasp.jp/n962/form1/
  • [2] mixiユーザー

    2013年01月23日 22:49

    とりいそぎ、3月1日に申し込んでみました。
    当日は残業せずに仕事を片付けようと思います。
  • [3] mixiユーザー

    2013年01月26日 23:10

    イベント参加したく。宜しくお願い致します。高吉智子
  • [4] mixiユーザー

    2013年01月27日 19:45

    たかともさん、
    このイベントは、mixiコミュのイベントではないので、
    リンク先の「東京国際文芸フェスティバル」からお申し込み下さいね。
    再度、申し込みリンクを載せておきますね。
    https://fs222.formasp.jp/n962/form1/
    池澤さんの参加される二つのセッションはまだ締めきりになっていないようです。
    これから申し込むという方もぜひ。

    この催し全体のプログラムを見るには、
    こちらのサイトからどうぞ。
    http://tokyolitfest.com
  • [5] mixiユーザー

    2013年03月03日 14:42

    3月1日の六本木ヒルズでのイベントに行ってまいりましたので、その様子の報告です。

    第1部はまず、「国際文芸フェスティバル」を開催するにいたった池澤夏樹氏の基調挨拶。

    「戦後、第三世界の作家たちのすぐれた文学作品が世に出るようになり、それによって世界中の人々が共有するものが増えました。
     私はかつてフランスに住んでいたのですが、フランスでは国際的な文芸フェスティバル、ブックフェアがひんぱんにおこなわれ、私自身も参加しました。日本でもぜひこういう催しが活発に行われてほしいです。
     外国の文学作品を読むには、翻訳が必要ですが、かつては翻訳は権威主義的でした。外国語のわかるエリートがおこなうもので、わかるひとにだけわかればいい、というところがあったのです。
     わたしは翻訳とは大事な意味のある、大切なプロセスだと考えています。
    ふたつの言語の結婚であり、そして著者の手を離れて作品が成長していくものなのですから。

     一昨年の大震災のあと、多くの人がそれについて考えました。どうしたら亡くなった人を悼むことができるのか?
     大きな事件が起きると、ジャーナリストが取材し、学者が掘り下げ、そして文学者が作品化していく、というプロセスをたどります。そしてその作品は世界中でも共有化されうるものになるでしょう。

     震災を詠んだ俳句をひとつ紹介します。
    釜石の国語教師でもある照井碧さんの作品です。

     春の星 こんなに人が死んだのか

    見上げた夜空の無数の星、それは亡くなられた多くの人々の命に見える。そんな鎮魂の俳句です。
     
    (この次に登壇する南アフリカの作家クッツェー氏の作品に言及し)
    クッツェー氏の小説は「何かを奪われた人々」を描くことが多いです。
    さまざまな戦いを通して、人はいかに生きるかを描いており、とても誠実な主人公です。」
  • [6] mixiユーザー

    2013年03月03日 14:43

    池澤さんのお話は第1部だけですが、つづけての他の作家のお話の様子などについても記しておきます。

    池澤氏のあとに登壇したクッツェー氏は小説家と言うより、やり手のビジネスマンのような感じの男性だ。
    日本初公開、という新作小説の冒頭を朗読(参加者には翻訳したコピーが配られている)。内容はちょっと不条理劇っぽいような導入部??

    次に登場したのは谷川俊太郎氏。
    彼については書き記す間もないでしょう。
    日本で唯一、「名前で詩集が売れる」現役の詩人でしょうね。
    1931年生まれというからわたしの義母と同い年。
    ああ、ずいぶんお年を召されたなあ、と実際の姿を見て思ったが、
    お元気に自作の詩をいくつも朗読。
    思っていたより、男性にしてはややかん高めの声。
    自宅にやたら大きな郵便受けを付けたら(そのことが詩の中に出てくる)、そこから小学生が家に侵入してしまったエピソードをユーモラスに語り、会場を沸かせる。郵便物が多いのでつい、郵便受けも大きいのをしつらえたらしいのだが。
    わたしは「言葉も何もない世界に行く」というフレーズ(一度聞いただけなのでうろ覚えだが)、のある、ご自分が死んだ時を想定した詩が一番印象に残った。

    第二部は翻訳家の柴田元幸氏をモデレーターに、川上未映子氏、ジョナサン・サフラン・フォア氏、デイヴィッド・ピース氏3人の朗読と鼎談。
    ただ、時間が押していたのと、テーマが「都市と再生」という抽象的で、どこか手あかのついたものだったので、ちょっと消化不良気味なのが残念。
    やはりここでも一昨年の大震災がキーになっている。
    フォア氏の作品は読んだことはないが彼の「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、トム・ハンクス主演の映画で見ている。
    9・11で父親を失った少年のまさに再生の物語。
    しかしフォア氏ご自身は、こういう理念でテーマで小説を作ろう!なんて思って書いたりはしない、とどこかひょうひょうとした感じで言う。
    (英語の発言は同時通訳のイヤホンで聴けます)。
    デイヴィッド・ピース氏は1967年生まれのイギリスを代表する作家だが、現在東京在住で東大でも教えている。
    わたしも実ははじめてお名前を知ったのだが、戦後の占領時代の日本の小平事件、帝銀事件をテーマにしたミステリーを書いているらしい。このへんの時代にはわたしも興味があるので、そのうち読んでみたいな。
    彼が朗読した「惨事のあと、惨事のまえ」は、東日本大震災から敷衍して、1923年の関東大震災を舞台にしたもの(もちろんこれも翻訳のコピー付き)。
    芥川龍之介が震災後の東京を川端康成と歩く、という話だ。
    たくさんの死体を目撃し、虐殺された朝鮮人を見、龍之介が
    「この地震が収まることなどないと信じていた。惨事はこれからやってくるのだと信じていた」というラストが、どこか黙示録めいている。
    川上氏は、「またいつか大震災が起こるかもしれない。だから我々はいつでも震災直前の『3月10日』を生きているのだ」という発言は、なるほどと思わされた。
    小説の作法については「いろんな表現が可能であり、だからこそ小説というものはふところが深い」と言うあたり、ユニークな作品で話題を呼んだ彼女らしいと思った。
  • [7] mixiユーザー

    2013年03月03日 21:51

    ごんふくさん、
    詳しいご報告、ありがとうございます。
    ご案内した甲斐がありました。
    池澤さんのおっしゃるように、こういったブックフェアが日本でも盛んになるといいですね。
    今後、東京だけじゃなく、いろんな地域でこういう催しを展開してくれたらなあと思います。
  • [8] mixiユーザー

    2013年03月03日 22:31

    >>[7] せっかくの機会なので、東京だけでなく地方都市でもやってほしいですよね。それに震災後の世界、というのも一つのテーマだったので、被災地での開催も一考だったのでは、と思いました。
  • [9] mixiユーザー

    2013年04月28日 14:01

    国際文芸フェスティバルに関連したインタビューの記事がネット上で読めます。
    国際文芸フェスティバルのスポンサー日本財団の関連サイトですね。
    http://www.nippon.com/ja/views/b02905/
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