NYに住むみなさん


ゴミ拾いボランティアプロジェクトへの参加者を募集します（生ごみリサイクルの意識を高めよう）


「世界のごみ首都ニューヨーク」という汚名を、「もったいないDNA」を持った私たち日本人が挽回しませんか？

NY近郊に住む日本人有志ら（主催テリー・佐藤）が、このたび「NYごみ大作戦」というゴミ拾いボランティアプロジェクトを立ち上げました。１１月５日日曜日午後一時には、スターバックスコーヒーとNY市から提供を受けたゴミ袋を片手に、当日、ブライアントパーク周辺の道に落ちているごみを拾います。

今、ニューヨークから出たごみは、スタテン島のごみ集積所が閉鎖されて以来、他の州や、セントラルアメリカの国々に運ばれている、という現状をみなさんはご存知でしょうか。このままの状態が続けば、いつか、ごみは行き場を失い、結局、私達の街や、家の中に集積されてしまい、どこもかしこもごみだらけ、という状態になってしまう可能性を否定できません。

「ＮＹごみ大作戦」の主旨は、私たちが今まで作り上げてきた、便利で快適な「使い捨て社会」というものを見つめなおし、ごみゼロ社会をつくるために、今、何ができるのか、今、何をすればいいのか、どんな行動をすればいいのかを、ごみを拾いながら、参加者と共に考える、というものです。今回は、そのための第一歩です。もはや地球には、これらの使い捨て社会が生んだ厄介物を受け入れる余裕はありません。このつけは、私たち自身が払わなければいけないのです。

ごみ拾いと聞くと、おもしろくないと思いがちですが、実際やってみると、とっても楽しい作業です。充実感、達成感が得られ、そして何よりも、ごみを拾っているという、あなたの姿が、道行く人によいインパクトを与え、あなたの存在が新しい社会の可能性そのものになれるのです。

2004年ノーベル平和賞を受賞したケニア環境副大臣マータイさんは、「もったいない」は世界に誇る日本語である、と賞賛しました。ご飯を一粒残さず食べたり、風呂敷を使ったり、着物をリフォームして祖母から孫へと引き継いだり…。３５年前までは、豆腐を買うのに、なべを持って買いに行きましたし、八百屋さんでも、みんな量り売りをしていました。日本人に深く刻み込まれる「もったいないDNA」が、モノを大切にし、無駄を出さないようにしていたのです。

そんな伝統的な心を持つ私たちが、寄り合って、知恵を出し合えば、世界に貢献できることがたくさんあるのではないでしょうか。

奇しくも、NY市は、STOMP Litter up というストリートクリーンアップキャンペーンを実施中で、それに合わせての開催となりました。http://home2.nyc.gov/html/fund/html/projects/stompoutlitter.shtml

興味のある方、参加ご希望の方は、メールでお問い合わせください。
（１１月５日（日）午後１時　42nd+6Ave. SE cornerで待ち合わせ）
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