ドイツ人家具マイスターのクレメンス・ゲルステンベルガーさんを講師に招いたドイツ式木工講座の第４弾を５月２９日（土）、３０日（日）の二日間開催します。

これまでの３回はアートファニチャーギャラリーの工房を使って少人数で行っていましたが、今回はより多くの方に参加、体験してもらえるようにせたがやものつくり学校に会場を移して開講します。
（掲載している写真は前回２００９年４月にアートファニチャーギャラリーの工房で開講した時のものです。）

ライプチヒ市のマイスター学校で教師もしている家具マイスターのゲルステンベルガー氏の指導のもとドイツ式の木工修行の初歩段階を、現地で行うのと同じやり方で体験する研修講座の第４回目です。

フライヤー（PDFファイルのリンク）
https://docs.google.com/fileview?id=0B-Twpg8HwRgnOTU5MTE4ZWUtMDhhNy00MDk2LTllMTMtMWRjOTQ1NGRmMWNm&hl=ja

内容
今回の講座では、バロック時代からドイツに伝わる文様を、突き板で表現する「象嵌技術」をテーマに、デザインから実際に制作するところまでを体験します。
材料はドイツから持参する約０．７ｍｍ厚の突き板を使用します。
木工機械類は使わずに、手道具のみを使って行うので幅広い方に参加、体験いただける講座になります。

日時
２０１０年５月２９日（土）〜３０日（日）
各日ＡＭ１０：００〜ＰＭ６：００

場所
IID [Ikejiri Institute of Design]
世田谷ものづくり学校

〒154-0001
東京都世田谷区池尻2-4-5
IID 113 [IID Office]
http://www.r-school.net/

定員　２０名（定員に達し次第締め切らせていただきます。）

その他詳細はこちらをご参照ください。
http://afg0704.exblog.jp/12544686/

ドイツの家具マイスターによる講座ですが、今回のテーマである象嵌細工はヨーロッパのアンティーク全般に非常に良く用いられている技法です。
本格的な家具職人の修行だけでなく、象嵌の意匠の研究や補修などにもアイデアを提供できると思います。

今回の企画・実務は私、三木が多忙なため、アートファニチャーギャラリーでアシスタントをしていたことがある淡路雄大君http://mixi.jp/show_friend.pl?id=646586にお願いしました。
彼はその後、椅子屋さんに就職して修業した後、独立してlcm(エルシーエム)http://lcmdf.net/というクリエイティブチームを設立、活動中です。

ドイツ木工研修留学講座　http://kotmk.hp.infoseek.co.jp/course/course.htm