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開催終了歴史知・フェティシズム・ネオヒューマニズム

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2012年08月24日 16:57 更新

★石塚正英さんとの対談企画実現へ----------------- やすい・ゆたか

石塚正英さんは、日本におけるフェティシズム研究の第一人者であり、「歴史知」の提唱者です。一九九八年にはやすいゆたかと石塚正英の対談と『月刊状況と主体』での往復論稿を集めた『フェティシズム論のブティック』が論創社から出版されています。そのPDF版は次のサイトで読むことができます。

http://www42.tok2.com/home/yasuiyutaka/shoin/fetibutic.pdf

実はやすいゆたかの「イエス・キリストの聖餐による復活」仮説は、この対談の中から生まれてきたのです。その意味で石塚・やすい対談は奇跡的な対談であったといえます。

あれから十五年が経ちましたが、その後の石塚さんは「歴史知」という学問の新たな捉え方を打ち出され、やすいは社会的諸事物や環境的自然まで含んで人間を捉え返す包括的な人間観をネオヒューマニズムと名付け、それぞれ精力的に学問の幅を広げてきました。そろそろ互いの歩みを学び合って、接合させることはできないかということで、公開の再対談を企画したわけです。

なお自然信仰を特徴にする日本的霊性について物心二元論的なアニミズムという誤解があり、また鈴木大拙の『日本的霊性』論のように、日本的な覚りの本領を道元や親鸞に求めるような誤解があります。日本的霊性の本来の意味が見失われているのではないかという共通の問題意識から、第二回対談の議論を始めようということになりました。
 なお再対談に向けて、石塚正英さんのこの間の論集とそれに関するやすいのコメント集、そしてこの間のやすいゆたかの歩みについてのまとめを次のサイトに収録してありますのでご参照ください。
http://www42.tok2.com/home/yasuiyutaka/shinpo/taidannimuketemokuji.htm


--------石塚正英とやすいゆたかの対談企画---------

歴史知研究会 第42回報告会
期日:12年9月1日午後2時〜6時
会場:東京電機大学千住キャンパス1号館
2階1215セミナー室
報告者:やすい・ゆたか 石塚正英
テーマ:歴史知・フェティシズム・ネオヒューマニズム

第一部 日本的霊性からネオヒューマニズムへ―報告者:やすい・ゆたか
1.日本的霊性とは何か―鈴木大拙の霊性の基準は日本的か?
2.日本の自然信仰・事物信仰・霊信仰はアニミズムだったか?
3.和の精神と仏教的慈悲・天台本覚思想の覚り
4.本居宣長と西田幾多郎
―「物のあはれ」と「物となって考え、物になって行う」
5.現代ヒューマニズムからネオヒューマニズムへ
6.21世紀とネオヒューマニズム

第二部 歴史知とフェティシズムー報告者:石塚正英
1.キリスト教の中の原初的信仰
―マルクスを論じてフォイエルバッハに及ぶ
2.神話の二類型とその意味―ミュトスとしての神話とロゴスとしての神話
3.儀礼の二類型とその意味―フェティシズムの儀礼とイドラトリの儀礼
4.フェティシズム・歴史知・アソシエーションの関係
5.複合科学的身体論の可能性
―フォエイルバッハを論じてフッサールに及ぶ
6.歴史知と多様化史観―循環史観と進歩史観のさきへ

総括 歴史知とネオヒューマニズムの接合―21世紀の良識に成り得るか

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  • 2012年10月01日 (月) 午後2時〜6時
  • 東京都 北千住駅徒歩1分
  • 2012年10月01日 (月) 締切
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参加者
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