DJ: FRANCOIS K. (DEEP SPACE NYC/WAVE MUSIC) LIVE: MUTABARUKA (FROM JAMAICA) **OPENNING ACT.: HIEI (macrophage lab. / COLONY)
ADV.3000yen, DOOR.4000yen, **RESERVE.3500yen
Four Seasons Of Deep Space "SUMMER"からわずかにして、"AUTUMN"として再びFrancois K.が帰ってくる。 DUBの自由な発想、そして表現形態を基本コンセプトに、アンビエントからテクノ、ハウス、ドラムンベース、ロック、アフリカン、その他新旧様々な音楽を幅広くプレイ。長年のキャリアと常に自由な感性で音楽を追求してきたFrancois K.だからこそできる独創的なパーティー"Deep Space"。 2006年、ここ日本におけるDeep Spaceはより身近に且つ、スペシャルな形で展開するため"Four Seasons Of Deep Space"と題し各季節ごとに開催。Deep Spaceのコンセプトをより深く伝えようとするものである。 "AUTUMN"となる今回は、"SUMMER"でみせた攻撃的な真夏の照りつける太陽のような展開とは一転、心に語りかけるようなDEEPでよりSPACYな世界を我々の前で披露してくれる事だろう、、、。 [ MUTABARUKA ] Mutabaruka(本名Allan Hope)は、1952年にジャマイカ、キングストンで生まれ、10代後半にはラスタファリズムに開眼。ELDRIGE CLEAVERの”SOUL ON ICE”やMALCOM Xの自伝等の本を読み、多大な影響を受ける。1960年代後半から1970年代前半にかけて黒人の意識改革を謳ったムーブメントに賛同した彼は、自らもラスタファリアンとして生きていくことを決意。1971年にはキングストンを離れ、セント・ジェームスに移住。そしてSWINGという当時ジャマイカで発行されていた雑誌に詩を定期的に発表する。1973年、詩集“OUTCRY”を発表し、ジャマイカでの名声を確実なものにする。 1981年には、ポエトリー・リ−ディング・アーティストとしてジヤマイカのレゲエ・シーンに登場。レゲエ・サンスプラッシュでの最高のパフォーマンスで絶大な評価を得る。1983年にはアリゲーター・レコーズから最初のアルバム”CHECK IT”を発表。その後SHANACHIE RECORDSと契約し、1984年にはセカンド・アルバム”OUTCRY”、1986年にはサード・アルバム”MYSTERY UNFOLDS”を発表。そこに収録された”DIS POEM”は後にNYのDJ、BOBBY KONDERSによってハウス・ヴァ−ジョンも制作され、一躍NYのクラブ・シーンでも大ヒットする。また、マーカス・ガ−ヴェイヘのトリビュートアルバムにも参加し、その後もアルバムを多数発表している。 ここ数年では、FRANCOIS K.のDEEP SPACEにライブ出演し、ポエトリー・リーディングを披露。また、WAVE MUSICのアーティストBEAT PHARMACYのゲスト・ヴォーカリストとしてWATA(WATER)を発表している。ラスタファリズムを貫くそのスピリチュアルな姿勢は、彼のライブ・パフォーマンスで最も発揮されるはずである。
[ Deep Space ] 1970年代後半から現在に至るまで常にダンス・ミュージック・シーンの最先端で活躍を続ける驚異的アーティスト、Francois K.が自らのアイデンティティーを見極め、2003年以降NYのクラブ"CIELO"で毎週月曜日に行われているパーティー"Deep Space"。今回のパーティー・コンセプトには、ジャマイカで発明されたDUBが基本にあり、DUBが内包する自由な表現形態を使って自らの幅広い音楽性を追求しようとするものである。FrancoisによるDUBは極めてオープン・マインドである。そのルーツであるキング・タビーやオーガスタ・パブロ、リ−・ペリーといったジャマイカの巨人達の音楽はもとより、テクノ、ハウス、ヒップ・ホップ、ドラムンベース、アンビエント、ロック、アフリカン、その他様々な音楽をDUBというアートフォームを使ってDJ独自の音楽に再構築してプレイするというものである。DUBはその音楽ジャンルというよりもDJ独自の表現手段と言い換えることができる。常にジャンルに捕われずに自由な感性で音楽を追求してきたFrancoisが、自らの表現手段の本質に迫ったコンセプトがDUBであり、更なる進化の為のパーティーが"Four Seasons of Deep Space"である。。
[ MESSAGE FROM FRANCOIS K. ] "Since starting our weekly Deep Space events in New York City three years ago, and in the course of my travels, I noticed that the Japanese public really was the only one that could truly appreciate what the essence of the party was supposed to be about: an open-minded cosmic voyage into sounds that can take you into a whole other state of mind, without any set limits, and where anything trippy and spaced-out can happen. So it is a very natural step to bring this into a sharper focus, by organizing a series of ‘Deep Space’ events in Japan this year, one for each the seasons. We will be featuring some very special live guest performances, and strive our very best to take you on the same kind of breathtaking musical journeys that I know many of you always look forward to sharing together. I can’t wait!...”