Cerro Huachipa(セロ・ウアチパ) 在日ラテンアメリカ人(多くは日系ペルー人)と日本人の演劇グループ。作家や演出家というものは存在せず、アイディアを出しあい、互いに意見交換をしながら日本での生活のこと、自分たちの抱えている問題、現在の社会状況に関して思うことなどの演劇を数多くつくる。日本語とスペイン語、どちらの言語を母語としていても楽しめるように会話で成立させる演劇は独特のスタイル。上演場所は教会や広場、学校、 劇場などさまざまである。代表作に「La vida de Akira」(日系ペルー人の半生を描いた作品)、「Teodoro Huaman」(アンデスから日本に偽造ビザで出稼ぎに来た男の話)などがある。