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開催終了犯罪・不祥事絶えない精神医療 心の健康は自分自身で守ろう

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2006年09月26日 10:02 更新

最近、精神医療現場での不祥事に関するニュースが絶えません。「心の専門家」と言われる人々や、人々の心の健康を回復させるはずの施設に勤める人々が、いとも簡単に犯罪に手を染め、患者の心を傷つけています。また、ずさんな看護体制からか、通常では考えられないような事件が発生しています。最近起きた事件と近々予定されている刑事裁判について以下にまとめます。

9月10日:香川県内の精神科病院「三船病院」の閉鎖病棟5階床下(深さ約70センチ)で、大部分が白骨化した遺体を見つけた。司法解剖の結果、4年前に入院中に行方不明になった同市内の女性患者と判明した。

9月14日:岩手県内の精神病院、本舘病院元事務職員の判決公判が盛岡地裁で開かれ、業務上横領罪で起訴された和田忠志被告(48)に懲役3年執行猶予5年が言い渡された。同被告は、患者から預かっていた預金通帳から約890万円(時効分を含めると1000万円超)を無断で引き出して使っていた。

9月17日:入院患者のキャッシュカードを盗み、現金316万円を引き出したとして警視庁小平署は国立精神・神経センター武蔵病院の准看護師、神原栄子容疑者(53)を窃盗の疑いで逮捕した。

9月27日:強制わいせつの罪に問われた東大阪大学元教授・高橋十九朗被告(52)に対する判決公判が大阪地裁で開かれる予定。同被告は、こども学部教授となり、幼児心理学などを専攻していた。心理学実験に協力するため研究室へ来た小学4年の女児(10)の胸などを触ったとされ、検察側からは懲役5年が求刑されている。

10月10日:準強姦、準強制わいせつの罪に問われた、元都南病院精神科医浜崎高行被告(42)の判決公判が、盛岡地裁で開かれる予定。当時18歳の患者少女に睡眠薬を飲ませ、意識を失わせて暴行し、別の18歳の少女にも同様の手口でわいせつ行為をしたとして、検察側は懲役5年を求刑している。

また、「精神病」の定義が、科学的根拠よりも政治的・経済的利益によって拡大され、精神科を受診する人々が激増す一方で、本人や家族には向精神薬の重大な副作用情報が知らされないでいます。

例えば、ADHDの子どもへの薬物療法、塩酸メチルフェニデート(商品名:リタリン)の投与がより積極的に開始されているという日本の現状が厚生労働省科学研究によって明らかにされている一方で、それらのADHD治療薬によって引き起こされる重大な副作用情報については、厚生労働省がADHD治療薬としてのリタリンの適用・効能を認めていないことから、米国やカナダにおいてここ1ヶ月で警告表示が義務付けられるようになった重大な副作用情報(突然死や心臓麻痺、興奮、幻覚など)についても、国として大々的に周知できないという実態が浮き彫りにされています。

 最近話題に上ることの多い「うつ」についても、行政が勧める「うつ対策」「自殺対策」にも、マスコミで流されるようなうつ情報にしても、薬物療法の重要性が強調されるだけで、その弊害、副作用情報について言及されることはほとんどありません。そのため、知らされることのなかった副作用により、専門家を信じた素直な人々ほど副作用死や自殺へと追い込まれています。

それでは、どうやって市民は自分や家族、仲間の心の健康を守っていくことができるのでしょうか。それは、自分で情報を評価・判断できるように、正しい知識を持つことです。何でもそうですが、人は、実態の知らない未知の分野については、「専門家にしかわからないから」と理由をつけ、思考を停止させてしまいがちです。そうなると、専門家の意見が全てになってしまい、どんなに専門家がおかしなことを言っていてもそれを受け入れてしまいます。特にその現象が顕著なのは、精神医療分野なのです。市民がこの状態から脱却するためには、精神医療の実態、精神保健の現状を見る必要があります。そうして初めて改善への道が開かれます。

当会は、それを実現させるため、今月11日から「市民の人権擁護の会移動式博物館・日本展示ツアー」を開始しました。11日に憲政記念館で開かれたグランド・オープニング式典では、この活動に賛同する政治界、教育界、医療界、宗教界の各代表によるスピーチと、リボンカットによってツアーの開始が宣言されました。

 写真とグラフィック、その説明文を含めた13枚のパネルだけでなく、大画面のプラズマテレビとDVDを8台設置し、来場者の視聴覚に訴えることで、短時間で問題やその解決策について啓発することが可能になりました。式典に参加した200人近くの人々は、一般に知らされていない精神医療の歴史やその治療実践の変遷、そして発達障害やうつ、統合失調症に対する薬物治療などの問題に関して、パネルやDVDを通じて学び、精神保健を取り巻く現状や問題点を認識し、満足して帰りました。

 次回の展示ツアーは、副都心のシンボルとして有名な、新宿パークタワーで開催します。今回は、1週間連続開催することで、一般市民だけでなく、議員や行政職員、マスコミ関係者、企業、各種団体の方々も気軽に参加できるようにし、皆で協力してこの問題に取り組むきっかけを作っていくことを企画しています。このイベント開催について、一人でも多くの人々がこの情報を知り、被害を未然に防ぐことができるよう、ご家族や友人、知人に周知いただければ幸いです。何卒よろしくお願いします。
草々

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イベント開催のお知らせ

場所:新宿パークタワー1F ギャラリー3
   JR新宿駅南口から徒歩約12分

日時:2006年10月3日〜9日 10:30〜20:00(予定)
  (最終日の9日のみ10:30〜16:00)

内容:精神医療の歴史や治療の変遷、うつや発達障害の治療に使用される向精神薬の副作用情報などについて焦点を当て、来場者に現在起きている精神医療現場の問題やその解決策について知らせ、心の健康をどのように守れるかを考えてもらうことを意図した、展示パネルとDVDによって構成された移動式の博物館。

<展示会の模様>
http://www.age.ac/~andante/cchr/seminar/parktower.htm

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2007年01月16日 06:07

    精神医療の学者・哲学者に
    『フロイト』『ユング』『ミシェル・フーコ』『クルト・シュナイダー』『シュターイナー』などの
    が、います{一人一人、説明しません、ごめんなさい


    『ユング』『ミシェル・フーコ』『シュターイナー』の考えに、力を入れている精神医療の場があり
    その考え方の医師なら、まだましです●

    医師が
    何を、選考し、何を学び、何のための
    誰のための、どんな精神医療かで違うと思います
mixiユーザー
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  • 2006年10月03日 (火) 10/3から10/9
  • 東京都 新宿パークタワー1F ギャラリー3
  • 2006年10月03日 (火) 締切
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参加者
1人