AIR HALLOWEEN PARTY 10 World Connection feat ROBERT OWENS
open : 22:00〜 genre : HOUSE charge : door/3500yen with flyer/3000yen AIR MEMBERS/3000yen 仮装でお越しの方はディスカウント¥2000でご入場頂けます。 審査の判断はエントランススタッフの独断となりますので、あらかじめご了承下さい。
■Robert Owens ダンスミュージックファンに一番好きな男性ヴォーカリストの名前を聴けば、10人中9人はロバート・オウエンスの名前を挙げるだろう。もちろん、他にも偉大な男性ハウスヴォーカリストはいる。しかし、シンガー、ソングライター、プロデューサーDJとして20年間活動してきた彼は、お世辞ではなく本当の意味でハウスミュージックの確立に貢献してきたアーティストだろう。”Tears”や”I’ll be Your Friend”や”Ordinary People”は彼が発表した優れた楽曲群の中でも、ブラック・ヴェルベット・ボイスを世に知らしめ、ダンス・クラッシックとなった代表曲である。2008年には10年ぶりのアルバム”Night-time Stories”を発表した。 他のすぐれたヴォーカリストと同じように、ロバート・オウエンスは教会でゴスペルシンガーとしてキャリアをスタートした。シカゴとLAの貧困地域で生まれ育ち、ギャング抗争による銃撃戦は日常の一部だった。音楽は悲しい状況から抜け出すためのインスピレーションであり、手段だった。 ロバート・オウエンスはシンガーとしてではなく、DJとして生まれたばかりのハウスミュージックと出会った。当時すでにロン・ハーディやフランキー・ナックルズといったアーティストたちがWarehouseやthe Music Boxといった伝説的クラブのダンスフロアでハウスミュージックの青写真を描いていた頃、ロバート・オウエンスもブロックパーティやシカゴの小さなクラブでDJをしていた。 1985年、ロバート・オウエンスはシカゴのパイオニア的プロデューサー、ラリー・ハードと出会い、スタジオへ招かれた。彼らはロン・ウィルソンと3人でFingers Inc.を結成。”Mysteries Of Love”や定番曲となった”Can You Feel It”など極上のシングルをリリースしつづけた。彼らのコラボレーションはハウスミュージック最初のアルバムである”Another Side”(1988)として結実する。そして、彼らは円満に解散し、それぞれにソロアーティストとしてのキャリアを積んでいくことになる。 1989年、ロバート・オウエンスはフランキー・ナックルズの誘いに応じてニューヨークへ。デビッド・モラレス、サトシトミイエ、フランキー・ナックルズによるDef Mixの作品に参加することになる。そして”Tears”が生まれた。とてもカジュアルに構築されたこの曲は、クラブ界のアンセムとなる。人生の苦闘を歌ったこの曲はロバート・オウエンスのソロキャリアにとってターニングポイントとなった。1990年に4th&Broadwayとの共作、Def Mixのプロデュースで発表されたアルバム”Rhythms In Me”では、教会仕込みのボーカルと心に触れるリリカルなスタイルを披露した。そして1991年にリリースした”I’ll Be Your Friend”は、世界中のチャートで1位にランクイン。ついにオーバーグラウンドな成功を収めたのだ。 1993年にニューヨークを離れ、ロンドンへ移り、自身のレーベルMusical Directionsを設立。自分のスタジオを持つようになる。そこで、”Love Will Find Its Way”や”Ordinary People”のようなダンスクラシックスを作曲し、歌いつづけた。また、サンディ・リベラやフォテック(大ヒット曲“Mine to Give”で共作)、さらにロン・トレントやコールドカット(”Walk a Mile In my Shoes”シングル盤で共作)といった影響力のあるアーティストたちとコラボレーションするようになる。 さらにDJとしても活動を継続。ディープなハウスとエレクトロニカをひっさげてUK、ヨーロッパ、日本、アメリカを飛び回っている。そして、ロンドンではEggでのJourneys、The Keyでの2 Feet Deepというレジデントパーティをはじめるようになった。そしてアルバム”Night-Time Stories”を発表。このロバート・オウエンスの最新作は現在のハウスミュージックにおける重要アーティストたちとのコラボレーションとなった。Wahoo、Jimpster、Atjazz、Charles Webster、Simbad、Marc Romboy、Kid Massive、Kirk Degiorgio、Ian Pooleyといったアーティストたちがクレジットに名を連ねている。彼らはそれぞれに才能を発揮し、ロバート・オウエンスの声との融合により、2008年もっともエキサイティングなレコードを生み出した。 このアルバムに収録されている11曲は、エモーショナルなこころの内面の旅へと導いてくれる。これらは人生とソウルをハウスミュージックに吹き込んだ楽曲なのだ。これらの楽曲を通じて、鎖につながれたような感覚から、歓びまで、さまざまな感情が表現されている。「私の作品は人生を通じて感じるさまざまなフィーリングや側面を表現している。その多くは痛みの感情に基づいている。痛みもまた感情なのだ。私はポップスターのように振る舞うことはできない。リアルであることが必要なのだ。ソウルから表現する、リアルな人間なのだ。それは誰にも汚すことはできない(ロバート・オウエンス)」 最初のシングルカットとなった”Mergin”(オランダ人デュオのTJ Kong & Nuno Dos Santosがプロデュース担当)はOsunlade、Frank Roger、Fred Everything、Marcus Worgul、King Britt、Jimpster、Ashley Beedle、Peter Kruderらの熱烈なサポートを受けて、世界中のフロアを盛り上げている。この圧倒的なレスポンスは変化を告げている。人々はミニマル・トラックにうんざりしているのだ。ボーカル、そしてソウルの復活を求めているのだ! ロバート・オウエンスがライブバンドと演奏するとき、ありったけのソウルを感じることができるだろう。ハウスと生演奏の融合はロバートにとって長年の夢だった。日本のみでリリースされたアルバム”Journey”では、この新しい方向性が試されている。Dan Berkson (Poker Flat)をキーボードに迎え、ギターとパーカッションで構成されるバンドでは、ジャズフレーバーのある生演奏のハウスを展開。ロバート・オウエンスの代表曲とニューアルバムの曲を演奏している。2006年にはBig Chillフェスティバルにも出演を果たした。往年のトラックスから現在の先進的な音楽まで、ロバート・オウエンスはダンスミュージックの真のレジェンドである。未来に根をはり、地球に力強く生きる人間であり、内面をさらけ出すことを恐れない人間である。
※20歳未満の方のご入場はお断りさせて頂いてます。全てのお客様のご入場時、写真付き身分証明書の確認を行っております。実年齢に関わらず、写真付き身分証明書(運転免許証、パスポート、外国人登録証、住基ネットカードのいずれか)をお持ちでない方はご入場できませんので、お忘れの無いよう必ずご持参ください。 You must be 20 and over with photo ID to enter.