梅雨真っ盛り、紫陽花も変化を終えつつある今、お元気ですか。

前回に引き続き新作書下ろし上演です。
今回の作品は「冤罪（えんざい）」と「裁判員裁判」をモチーフとしています。と言っても、それを解説する訳ではありません。
フィクションとして警察署の取調室を公開にしてしまいました。刑事が容疑者に自白を迫っているところへ、女房が着替えを届けに来ます。
そば屋の出前がやって来ます。クラブのママ風の女、老齢の町会長、はてはスケ番とジゴロまでやって来ます。
そこで生まれる人間関係があっちこっち寄り道し、犯人らしき男はだんだん無視されて行きます。
しまいには、見学者達が全員そのまま裁判員となって裁判員裁判を始めようとします・・・

昨今、孤立してしまった人が起こす悲惨な事件が毎日のように報じられます。
「人と人との繋がりとは・・・」を、ユーモアあふれるコメディーとしてお届けします。

果たしてこの状況、フィクションと言えますかどうか・・・是非ご期待下さい。

公演期日、後半は混雑が予想されています。お差支えなければなるべく前半にお出で願えれば幸いです。

アクターズスタジオ櫻会 第３３回公演

喜劇「鶏調室（とりしらべしつ）」

７月２１日（水）〜８月１日（日）
平日１９時、金・土曜１４時/１９時　日曜１４時　（７/２７休演）

会場　櫻会スタジオ（東京メトロ丸の内線中野新橋下車３分）
ＴＥＬ０３−３２９９−７２３０　スタジオ０３−３２９９−７１６１

これから暑い季節を迎えます、何卒お体ご自愛のほど。
御一読ありがとうございました。

ご返事お待ちしております。

http://www.geocities.jp/as_sakurakai/

神林哲哉