「人形演劇」とは、人形という「モノ」と人間の「身体」とが共に舞台に上がり、その関係性によって表現されるパフォーマンスです。
人類は道具という”モノとの出会い”によって、自然界の中で独自の進化をしてきました。そんなヒトの心と身体を、モノとの関わりを再考するすることで照らし出すものとも言えるでしょう。
自力では動かないモノを動いているように見せるアニメーションとも関わりの深い、共に考えると面白い分野だと思います。

この「人形演劇・銀河鉄道の夜」では、一般公募された出演者が、演劇や舞踏、美術といったそれぞれのバックグラウンドによるモノと身体の関係性を、約半年のワークショップを経て発展させ、有機物と無機物の解け合う宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観を表現します。
演出は、自身の表現を「利己的物体と奉仕的肉体」による表現と位置づける、黒谷都さん。http://web.me.com/kugutsume/http%3A__web.mac.com_kugutsume_site_genre_Gray.html/genre_Gray.html

どこにも位置づけられないがゆえに根源的な舞台を作り上げようと１月の公演に向け日々稽古に励んでいます。どうぞその成果を見に来て下さい。（僕自身も出演します。）

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公演日／2010年1/21~24 (全６回公演)
公演場所／調布市せんがわ劇場
※詳しくは劇場の公演情報をご覧下さい。
http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/02776.html

また、同劇場でその後１／２６〜３１日まで、「人形演劇祭・inochi」として、様々な人形を使ったパフォーマンスを紹介するイベントが併せて行われます。こちらの方も、是非。
http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/03025.html#