出稼ぎ労働者として日本へ移住したブラジル人5家族の3年間の足跡を辿った ドキュメンタリーフィルム『From Brazil to Japan ブラジルから日本へ』を下記の日程で上映いたします。 制作は、過去7年間にわたりブラジル人の日本への移住問題について研究しているアロン・リトヴィンと、 自らが日系ブラジル人3世でもあるアナ・パウラ・ヒラノ・リトヴィン。
1990年以降、30万人以上の日系ブラジル人が仕事を求めて日本へ渡り、 その移住の流れは大きな社会的、経済的な影響を両国へ及ぼしてきました。 トランスナショナルなドキュメンタリー『From Brazil to Japan ブラジルから日本へ』は、 家族がブラジルを発つ準備を行うところから、日本での生活や仕事へ適応するまでの様子を収めました。 上映時間104分。音声はポルトガル語、日本語。英語の字幕付きで上映します。 ハーバード大学の施設内で上映しますが、どなたでもご覧いただけます。 お友達やご家族お誘いあわせのうえ、お気軽にお越しください。
日時:2010年2月16日(火)6:00−8:00pm 場所:TSAI Auditorium, CGIS Building 1730 Cambridge Street, Cambridge, MA 連絡先:Marcio Siwi msiwi@fas.harvard.edu 入場:無料
AARON LITVIN アロン・リトヴィン 過去7年間にわたり、ブラジル人の日本への移住について研究している。 多くの国際会議で研究結果を発表。ハーバード大学卒業。 フルブライト奨学生としてブラジル、サンパウロ大学へ留学し修士号を取得。 修士論文は『日本におけるブラジル人移民の社会・経済的適応』 また、文部科学省の奨学生、上智大学の客員研究員として 18ヶ月間日本に滞在し『From Brazil to Japan ブラジルから日本へ』を制作。
ANA PAULA HIRANO LITVIN アナ・パウラ・ヒラノ・リトヴィン サンパウロ大学で経済学学位を取得。国を越えた労働者の移住問題を含め、 現代社会における労働の変化を研究。 また、映像人類学、社会学、映画理論について学ぶ。 文部科学省の奨学生として上智大学に1年間在籍し、 その間に『From Brazil to Japan ブラジルから日本へ』の制作に従事。