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開催終了『珈琲とエンピツ』チャリティ上映会

詳細

2012年06月10日 22:46 更新

『珈琲とエンピツ』チャリティ上映会
6月23日(土)13:30開場/14:00開映
流山市生涯学習センター多目的ホール
大人1000円/子供600円

●Introduction
ドキュメンタリー映画制作を始めて12年、映像作家として仕事を続けてきた監督の今村彩子は、大きな壁にぶつかっていた。映画で“共に生きる社会を創りだしていこう”と制作を続けてきたが、今までの作品は、自分自身がろう者であることにより、不便な生活に対する“怒り”と“孤独”が制作エネルギーとなっていた。しかし、次第に虚無感を覚えるようになり、まったく制作意欲が湧かなくなった。ちょうどその時に、本作の主人公である太田辰郎さんと出会ったという。彼の元には、手話やろう者とまったく縁のなさそうなサーファーたちも気軽に集い、身振り、手振りで会話を楽しんでいる。そんな太田さんに強烈に惹かれ、彼を撮りたいと思った今村は、撮影を通して、自分が変化していくことに気がつく。そして、もう“怒り”や“孤独”で映画制作をしていく必要がないことに気がつく。そんな今村の変化と太田さんの魅力を通して、言葉を越えたコミュニケーションを伝えていくドキュメンタリー映画。(作品資料より)

静岡県でサーフショップを経営するろう者の太田辰郎さんが、沢山のお客さんをコーヒーでもてなし、鉛筆で筆談する日常を追ったドキュメンタリー。自身もろう者である映像作家の今村彩子監督が、聴者に心を開いてコミュニケーションを取る太田さんに引きつけられたことから、自らメガホンを取り、ナレーションも担当した。

静岡県湖西市にあるサーフショップ&ハワイアン雑貨店の店長、太田辰郎さん。“ろう者”である。“ろう者”とは、耳が聞こえない人で、手話で話す人たちのこと。“ろう”であることを誇りに思っている。“聴覚障害者”は医学的に見た表現で、“耳が聞こえないということは障害であり、治したり、少しでも聞こえるようにするもの”という概念があるため、ここでは“ろう者”と表現する。太田さんは30年以上のキャリアをもつサーファーで、自らサーフボードを作る職人でもある。4年前、長年の夢だった自分のお店を開いた。耳が聞こえない太田さんがお客さんをもてなすために考えたのが、自らも愛飲するハワイの珈琲をサービスすること。来てくれた人に、まず珈琲を入れ、ジェスチャーで勧める。そして、紙とエンピツで筆談が始まる。“今日、波乗った?”、“乗ったよ。いい波だった”。ハワイアンと間違えられるほどの風貌の太田さんは、筆談だけでなく、声を出して、大きな身振りと豊かな表情で人懐こく話しかける。彼のもとには、手話と全然縁のなさそうなサーファー達も気軽に集い、身振り、手振りで会話を楽しんでいく。そんな太田さんに魅力を感じたろう者の今村彩子監督は約2年間、名古屋から湖西市へ通い、取材を重ねた。コミュニケーションは声で話すことだけではない。手話だけでもない。筆談、身振り、そして笑顔。相手に気持ちが通じれば、何でもありだ。一番大切なのは、伝え方ではなく、相手に伝えたいという気持ち。そんな太田さんの“言葉を越えたコミュニケーション”を多くの方々に知ってもらいたいという想いを込めて映画は完成した。
[2012年3月10日公開]

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  • 2012年06月23日 (土) 13:30開場/14:00開映
  • 千葉県 流山市生涯学習センター多目的ホール
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