わたしたち、ムジカリッシェ・ガルテン横濱は、２年前にドイツバロックの祖と言われる
Ｈ．シュッツ作曲の名曲『音楽による葬送』を演奏するために集まった、
８人の歌い手と古楽器アンサンブルです。

２回目の演奏会となる今回は、H.シュッツの声楽曲に加え、満を持して、
彼の100年後に生まれたJ.S.バッハ作曲のカンタータの名曲を演奏いたします。

カンタータ106番『神の時こそ　いとよき時』は、亡くなった方を偲ぶために
書かれた音楽です。彼が20代の始めに書いたもので、美しい旋律や
生と死の鮮やかな対比などに特徴があり、非常に人気の高いカンタータです。

こちらの曲はちょっと変わった編成で、ヴァオリンがなく、旋律楽器は
リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのみ。楽器を揃えるのが難しいため演奏会で
採りあげられる機会が少なく、採りあげられてもヴィオラ・ダ・ガンバをチェロで
代用したりすることが多いのです。

今回は幸運にも器楽奏者に恵まれ、オリジナルの編成で演奏します。
ぜひ、ヴィオラ・ダ・ガンバの芳醇な響きを楽しんでいただけたら、と思います。

そのほかバスのソロカンタータの名曲、カンタータ82番『われは満ちたれり』を
指揮者でもあるバス歌手の中川郁太郎さんに演奏していただきます。
こちらは、宗教的で安らかな「死」を描いた名曲です。

そのほか、バッハのモテットや美しい宗教曲などを取り揃えて演奏いたします。
会場の神田キリスト教会はとても響きがよく、
ぜひこういった宗教曲を教会で聴いていただきたいと思います。
みなさまのご来場をお待ち申し上げております。

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ムジカリッシェ・ガルテン横濱　演奏会

　9月24日（月祝）14時開演

　場　所：神田キリスト教会（秋葉原駅徒歩７分）

　J.S.バッハ（1685-1750）作曲
　　カンタータ82番　われは満ちたれり　より（バスソロ）
　　カンタータ106番　神の時こそいと良き時　より
　　モテット４番　怖れることなかれ、われ汝とともにあり
　H.シュッツ（1585-1672）作曲
　　小宗教コンチェルト集、宗教的合唱曲集　より　　ほか

　指揮・バス：中川郁太郎
　声楽・器楽：ムジカリッシェ・ガルテン横濱

　全席自由 前売2,000円　当日2,500円

　問い合わせ・お申し込み　：　sosoPJ2016@gmail.com