11月11日18時から東京経済大学で
＜私たちでつくる東アジアの平和＞という講演会をします。
講師は金英丸さんという方です。
韓国の平和博物館に所属しながら東アジアの地域を中心に平和運動を
されている実践活動家です。
韓国の市民運動、韓国のベトナム戦争責任問題、日本の戦争責任問題など、
幅広い領域に取り組んでいらっしゃる方です。
東京経済大学の徐京植さんとも親交が深く、翻訳活動や執筆活動もされています。
日本語もすごく上手で当日は日本語での講演になります。
知的な見識もさることながら、なんと言っても常に現場に立って
もの事を考えてこられた方なので、彼のお話は学者とは一味違う、有無を言わせぬ説得力と
リアリティで聞き手をひきつけてくれます。
当日は東アジアの平和に日本社会と若者の役割について話してくださるそうです。
（徐京植先生も当日講演会、懇談会まで参加され、講演会でも少しお話されます。）
参加をお待ちしております。
懇談会もあります！

以下、日時と金英丸さんの紹介を簡略に載せておきます。

日時　2010年11月11日18時開始
場所　東京経済大学2号館B101教室
　　　　＊東京国分寺（中央線）を降りて徒歩10分程度です。駅を降りたら案内板が
　　　　　　あるのですぐにわかると思います。





金英丸（キム・ヨンファン） 김영환 Kim, Yeong Hwan

プロフィール

韓国・平和博物館　活動家



1997年、北海道朱鞠内で開かれた強制連行・強制労働犠牲者の遺骨発掘作業（東アジア共同ワークショップ）に参加した。以後、日本と韓国を行き来しながら、在日朝鮮人、強制連行・強制労働、日本軍「慰安婦」、靖国神社など日本の戦争責任、戦後保障問題の関する運動の傍らに携ってきた。

2002年-2006年、高知県の「平和資料館・草の家」で日本の平和運動を学びながら活動した。2007年からソウルの「平和博物館」で、平和のための東アジア市民連帯をテーマに活動している。東アジアの人々が国家と民族の壁を乗り越え、平和を実現するために連帯することをめざして生きている。



yhkssl@gmail.com (+82)-10-8402-1718



所属

平和博物館

110-170 ソウル市鐘路区堅志洞99-1　(+82)-2-735-5811-2　http://www.peacemuseum.or.kr



学歴・経歴

１９７２年、韓国　忠清北道　忠州(チュンジュ)市生まれ

西江大学　大学院　社会学科　卒業(修士論文：「韓国•日本市民連帯を通して見た韓国の民族主義研究-韓日共同ワークショップの事例を中心に-」)

平和資料館・草の家　研究員(2002.4〜2004.5)

平和資料館・草の家　事務局長(2004.5〜2006.12)

高知短期大学（平和と軍縮）・高知大学　非常勤講師（平和学）(2003.4〜2006.8)

放送大学高知学習センター　講師(韓国語）(2005.10〜2007.2)

靖国反対共同行動日本委員会、韓国委員会　活動家(2006〜2007)



現在

平和博物館活動家（2007.9〜）

平和博物館国際ネットワーク(International Network of Museums for Peace:　INMP)実行委員(2005.5〜)

「東アジア共同ワークショップ」共同代表

「ソウル市希望の人文学過程」講師（歴史）



共編著書

『続　調べる戦争遺跡の事典』(柏書房、2003年)

『高知・２０世紀の戦争と平和』(平和資料館・草の家、2005年)

『9条しあわせの扉 』（高知新聞社、2008年）

『南京事件70周年国際シンポジウムの記録―過去と向き合い、東アジアの和解と平和を』（日本評論社、2009年）など