開催終了埼玉ニパフ開催のお知らせ
詳細
2008年07月03日 03:09 更新
告知をさせてください。
埼玉ニパフを運営している野本翔平、福島佳奈、門倉緑は3名とも2003年度の熊西卒業生です。
野本翔平より、ニパフ・アジア・パフォーマンスアート連続展、行田公演についてのお知らせです。
これが4度目のニパフの埼玉での企画・開催です。毎回毎回死にもの狂いで取り組んできました。今回もまた、がむしゃらな日々が続いています。いつの間にか、もうあと2週間ほどで始まる今年の夏のニパフ。頭の中は情報過多でパンク寸前、体力にはまだゆとりがある。いつもいろんなことが起こる。今回もいろんなことが、もうすでに準備期間の今から起こっている。ああ、どうなるんだろう。今回もなんとか無事に終えられるといいのだが。なんて、びびりの埼玉ニパフ代表は思っています。なにせ、ものがパフォーマンス・アートですから、絵や彫刻じゃなくて生身の人間がやって来るわけですから。何が起こるかわからない。とにかく気を引き締めて、行田の3日間、アーティストとスタッフと観客みんなにとって最高の日々になるように全力で望もうと、覚悟をしているところです。
さて、まずは熊谷のティアラでプレイベントを行います！！ニパフとは何なのか？パフォーマンス・アートとはどういうものなのか？世界中を駆け回り続ける、しぶといニパフ・ディレクター霜田誠二が貴重な資料や映像を見せながら、おそらくは埼玉の、まして熊谷や行田の人たちにとってはほとんど出会う機会のない世界を紹介します。さらに後半には、霜田誠二はじめ、ニパフ行田公演にも参加するアーティストたちによるライブのパフォーマンスも行われます。パフォーマンスって何なんだ、アートって何だ、生きるってどういうことだ、人間っていったいなにものなんだ、そんなことを一緒に感じたり考えたりできる、貴重な時間になると思います。ぜひご参加ください。
◆埼玉ニパフ プレ・イベント◆
「パフォーマンス・アートの現在、ニパフの現在」開催
内容；
第1部トーク＋ビデオ上映「アジアの事、パフォーマンスの事」霜田誠二（ニパフ代表）
第２部パフォーマンス作品発表；出演者１霜田誠二、３野本翔平、４福島佳奈、５大池公二
入場料；
学生1,000円、一般1,200円
7/4(金) 19:00−21:30 ＊途中入退場可能。JR熊谷駅直結ティアラ２１、４階、男女共同参加推進センター「ハートピア」会議室２号室
そして、その2週間後、いよいよ埼玉ニパフが始まります！！！
今回の会場は、行田市にある「しのぶ自動車」の所有する、「旧中古車展示場」。17号熊谷バイパス沿いにある巨大な鉄骨の建造物。見れば「ああこれのことか！」と思う人は多いはず。写真は僕のブログで見られます。（http://
今回も、ニパフディレクター霜田誠二が、個性的なアーティスト達をアジア、そして世界から招集してくれました。
北京五輪開催を目前に控えた中でチベットでの騒乱が起こり、FREE Tibet!の声は聖火とともに世界中に響き渡ったと思えば、まだ記憶に新しい四川大地震が発生、と立て続けに大事件が起こっている中国。昨年末に軍事政権に対する僧侶達の大規模なデモが起こり、今年5月の頭にはサイクロンによって壊滅的な被害を受けたミャンマー。地震による大津波で多くの犠牲者を出したインドネシア。とくだね！を見ながら、アジアには何かが渦巻いている、と思っていた矢先に秋葉原では僕の一つ年上の男が無差別に人を刺し、東北地方を地震が襲う。お前もアジアの住人だろう、と、何かに囁かれた気がしました。
そんな国々から、アーティスト達がやってきます。それぞれがそれそれの希望も絶望も孤独も背負って、日本にパフォーマンスをしにやってきます。彼らは何を見たのか。そして日本で何を見せるのか。自分の目で、確かめたいと思います。
日本国内からも、たくさんの人が僕の呼びかけに応えてくれました。今年めでたく77歳喜寿を迎えた戦うアナーキズム黒田オサムさんは今回も東京、横浜、行田、長野すべての場所でパフォーマンスをします。北澤一泊さんは長野市在住の作家であり松本アートセンターや美大などで若手の指導にも力を注いでいます。今回の会場でぜひ北澤さんにパフォーマンスをしてもらいたいと思って参加を要請したところ、快諾してくれました。楽しみです。bug-depayseは、都内を中心に積極的に活動し、昨年から僕もメンバーの一人としてともに活動しているアーティストグループです。最近のニパフではあまり見られなかった集団でのメディアを使ったパフォーマンスを行います。
また今回、僕と同世代のアーティストがたくさん参加してくれる事も、僕は大変興味深く思っています。日本人では僕と高校の同級生だった福島佳奈、門倉緑に加えて、五十嵐純、友清ちさと、谷口由夏、と同い年の人が僕を含め6名も行田でパフォーマンスをします。自分と同じだけ生きてきた人たちが、どんな表現をするのか。人生がそのまま出てしまわざるを得ないパフォーマンス・アートだからこそ、特に同じ年のみんながどんなことをするのか、僕はとても楽しみにしています。
決して綺麗なものだけでは終わらない、終わらせない何かが、パフォーマンス・アートの現場にはあります。それは人間にとって、忘れてはいけないとても大切な何かであるように僕には思えます。
皆様、それぞれに大変お忙しい日々をお過ごしかと思いますが、ぜひこの機会に、このときにここでしか観ることの出来ない、一人一人の人間の表現を、観に来てください。
The 13th NIPAF Asia Performance Art Series 08 + Performance Art Shinsyu (Nagano) Summer Seminar + NIPAF Asia Performance Art Tokyo Meeting Vol.5,
［第13回ニパフ・アジア・パフォーマンス・アート連続展08］
アジアよ。これは、何だ？
神の怒りか？人間への試験か？
天災の地、中国四川省から、ミャンマーから、インドネシアから。
そして、あのセルビアと、チベット仏教徒の詩人ジョン・ジョルノまで。
◆日 程
埼 玉：7月21日(月祝), 22日(火), 23日(水) 祝日午後５時開演、他は午後７時開演
「しのぶ自動車旧自動車展示場」
（埼玉県行田市下忍4ー3ー8、JR吹上駅下車北口「佐間経由行田車庫行き」バス「樋の上入り口」下車）
地図http://
＊開演時間：開場は開演の30分前、２時間半程の公演。各10〜20分の作品。一晩7〜10名出演。途中入退場可。
◆出演アーティスト◆＊当日の出演順番とは異なります。出演順番は当日決まります。
7月21日（月） ＊１７：００開演
１、 リュウ・チェンイン劉成英（中国、成都、男）
1957年生れ。四川美術大学卒業。96年チベット・ラサで水がテーマの展覧会に参加。現在成都で美術教員。「成都行為空間」運営メンバー。四川大地震慰霊展。記憶と調和。初来日。
２、チュア・チンチン蔡晶晶（シンガポール、女）
1984年生れ。ラサール美大絵画科卒業。活発な活動でシンガポール芸術基金の奨学金受賞。アートは、自分自身をはがし見つめ直す長く続く旅。積極的に、繊細に。初来日。
３、ネナド・ボグダノビッツ（セルビア，オジャチ、男）
1955年生れ。セルビア美術協会員。80年代国際展企画。94年から自身展示場マン・ギャラリー計画。98年からパフォーマンス祭企画。03年ベニスビエンナーレ。ニパフ97に続き、2回目の来日。
４、黒田オサム
1931年生れ。東村山市在住。77歳喜寿にしてなお最前線で戦う無政府表現者。ちんぷんかんぷん。
５、北澤一伯
1949年生れ。松本アートセンター。
６、寺尾晴美
1969年生れ。愛知県春日井市在住。ブランコ乗って靴投げしよう！タオルの匂いを嗅ぐとほっとする。
７、門倉緑
1984年生れ。足立区在住。人間組体操。たとえ崩れても、人間は強くなるかもしれない。
８、bug-depayse
2001年発足。練馬区在住。coin。メディアを使ったパフォーマンス。
7月21日（火） ＊１９：００開演
１、タモウナイン（ミャンマー、ヤンゴン、男）
1971年生れ。個展とグループ「ニュー・ゼロ」で、絵画とインスタレーションとパフォーマンスをヤンゴンで発表。サイクロン被害調査。事件は次々と連鎖反応を起こす。初来日。
２、イゲデマデスリャ・ダルマ（インドネシア、バリ、男）
1982年生れ。昨年まで国立ジョグジャカルタ美大で絵画を学び、今年故郷バリ島に戻る。パフォーマンス・クラブ運営委員として、昨年噴火したメラピ火山で芸術祭企画。初来日。
３、オー・ヨンジュン（韓国、光州、女）
1979年生れ。光州で美術を学び、ファイバー・アートで個展や光州ビエンナーレ等参加。幸福と不幸、孤独かそうでないかは人間性の入り口であり、創造性の源。初来日。
４、ジョン・ジョルノ（アメリカ、ニューヨーク、男）≪ゲスト≫
1936年生れ。コロンビア大学卒。60年代NYの若き詩人。アンディ・ウォーホール映画「スリープ」主演。ウィリアム・バロウズ等と親交。チベット仏教徒。ニパフ夏03に続き、2回目の来日。
５、霜田誠二
1953年生れ。長野市在住。高層ビルとクルマが、墓標とゴキブリに見える私の病い。
６、野本翔平
1984年生れ。行田市在住。よくわからないので納豆をかき混ぜています。
７、友清ちさと
1984年生れ。福岡県出身。東京芸大院生。はるか応答せよ。星の位置で知る。人の歩む道のりについて。
８、谷口由夏
1984年生れ。バレエ、HipHop。現在個人的に表現を勉強中。女は決して一曲の音楽ほどの価値を持ち得ない。
7月23日（水）＊１９：００開演
１、キューキュー（ミャンマー、ヤンゴン、女）
1965年生れ。長年絵画を行ない、レイズ・グループやカラフル・レディーズ等のグループ展に出品。今年は国際婦人デー、個展、サイクロン・ナルギス犠牲者慰霊展に参加。初来日。
２、トム・ダキオアグ（フィリピン、マニラ、男）
1971年生れ。街頭パフォーマンスを行なう「トゥパーダ」創設メンバー。マニラの街頭で商いをするスーパー・ヒーローの衣装で、生活の現実と夢を現す。初来日。
３、ウ゛ホンニン（ベトナム、ハノイ、男）
1983年生れ。国立ハノイ美術大学卒業。現代アート創成期のハノイでニャシャン美術空間やリリガ画廊で個展。髪型やルックスや知識を変えれば、闇から天空へ向かう変身となる。初来日。
４、マルレーヌ・ルノーB（カナダ、ケベック、女）≪ゲスト≫
1984年生れ。仏語圏カナダで学びパリでも美術を学ぶ。私のパフォーマンスは、人間と生活の中にたまたま加わる録音された音響により、人々と豊かな交流を探る。初来日。
５、福島佳奈
1984年生れ。熊谷市在住。地球と自然と人間。人類の誕生と消滅を想像する。今を愛おしみながら。
６、大池公二
1974年生れ。中野区在住。窮屈なものと共に生きること。地球で生きることも窮屈な事かもしれない。
７、五十嵐純
1984年生れ。鴻巣市在住。多摩美大絵画科生。タイトル；無題。みる、想像する。
◆入場料；
学生＝前売2,200円、当日2,500円
一般＝前売2,500円、当日2,800円
高校生＝1,500円（当日のみ）
学生３日券6,000円 一般３日券7,000円
学生２日券4200円 一般２日券4800円
◆主 催；日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル (ニパフ) 実行委員会：代表ー霜田誠二
◆共 催；東京NIPAF、行田NIPAF（代表；野本翔平）、横浜NIPAF（代表；羽月雅人）、長野NIPAF
◆協 力；プロト・シアター、創造界隈ZAIM、ZAIM CAFE、プラットフォーム・アジア・パフォーマンス・アート日本委員会 (PAPA-JAPAN)
◆強力；アートコレクティブ・キメラ現代アート研究室
◆助 成；芸術文化振興基金
◆問合せ・予約；E-MAIL; nipaf@avis.ne.jp、 または 東京・長野 090-1652-9127（ニパフ霜田）行田 090-7814-9615（埼玉ニパフ）横浜 090-6100-1277（横浜ニパフ）
［ニパフ現代パフォーマンス・アート信州サマーセミナー08受講生募集］
海外アーティスト達との濃密な三泊四日で知る、アートの知恵と情熱。
◆日 時；7月28日(月)午後5時JR信越線長野駅集合後会場移動、31日(月)昼まで。3泊4日。部分受講も可能。
◆会 場；長野市飯綱高原「カシヨ飯綱山荘」TEL 026-239-2956、30日夜長野駅近く「ニパフハウス」
◆講師；海外芸術家11名、国内芸術家（英語を中心として随時通訳あり）
◆内 容；7/29アーティストトーク、フリー・パフォーマンス、7/30大座法師池湖畔フリー・パフォーマンス
◆受講料；学生6,000円、一般8,000円。他に食費・宿泊・ビール等 一泊2,000円×3泊＝6,000円
◆備 考；JR長野駅には、JR新幹線以外に、新宿や池袋から高速バスが出ています。
◆問合せ、受講申込；TEL 090-1652-9127 E-mail:nipaf@avis.ne.jp
◆ニパフ（日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル）は、近年世界各地で活発化している現代パフォーマンス・アートの紹介と普及を目的に、アーティストや市民や学生が主体となり、1993年から開催しています。
◆この分野は美術や詩などを背景に様々な表現方法があり、多くのアーティストや詩人などが世界各国で取組んでいます。
◆運営ボランティアを募集しています。一緒にいろいろ学びこの芸術表現を楽しみましょう。興味のある方は、気軽にご連絡下さい。連絡はできればメールの方が良いです。
◇ニパフ実行委員会（代表；霜田誠二）090-1652-9127, E-mail;nipaf@avis.ne.jp
以上、よろしくお願いします。
野本翔平
野本製作所（バイト）、アドバンテスト行田クラブハウス（バイト）、「つくらない」会→http:// naokat ahira. web.in foseek .co.jp /、bug-depayse（メンバー）→http:// bug-de payse. org/in dex2.h tml、埼玉ニパフ（代表）
埼玉ニパフを運営している野本翔平、福島佳奈、門倉緑は3名とも2003年度の熊西卒業生です。
野本翔平より、ニパフ・アジア・パフォーマンスアート連続展、行田公演についてのお知らせです。
これが4度目のニパフの埼玉での企画・開催です。毎回毎回死にもの狂いで取り組んできました。今回もまた、がむしゃらな日々が続いています。いつの間にか、もうあと2週間ほどで始まる今年の夏のニパフ。頭の中は情報過多でパンク寸前、体力にはまだゆとりがある。いつもいろんなことが起こる。今回もいろんなことが、もうすでに準備期間の今から起こっている。ああ、どうなるんだろう。今回もなんとか無事に終えられるといいのだが。なんて、びびりの埼玉ニパフ代表は思っています。なにせ、ものがパフォーマンス・アートですから、絵や彫刻じゃなくて生身の人間がやって来るわけですから。何が起こるかわからない。とにかく気を引き締めて、行田の3日間、アーティストとスタッフと観客みんなにとって最高の日々になるように全力で望もうと、覚悟をしているところです。
さて、まずは熊谷のティアラでプレイベントを行います！！ニパフとは何なのか？パフォーマンス・アートとはどういうものなのか？世界中を駆け回り続ける、しぶといニパフ・ディレクター霜田誠二が貴重な資料や映像を見せながら、おそらくは埼玉の、まして熊谷や行田の人たちにとってはほとんど出会う機会のない世界を紹介します。さらに後半には、霜田誠二はじめ、ニパフ行田公演にも参加するアーティストたちによるライブのパフォーマンスも行われます。パフォーマンスって何なんだ、アートって何だ、生きるってどういうことだ、人間っていったいなにものなんだ、そんなことを一緒に感じたり考えたりできる、貴重な時間になると思います。ぜひご参加ください。
◆埼玉ニパフ プレ・イベント◆
「パフォーマンス・アートの現在、ニパフの現在」開催
内容；
第1部トーク＋ビデオ上映「アジアの事、パフォーマンスの事」霜田誠二（ニパフ代表）
第２部パフォーマンス作品発表；出演者１霜田誠二、３野本翔平、４福島佳奈、５大池公二
入場料；
学生1,000円、一般1,200円
7/4(金) 19:00−21:30 ＊途中入退場可能。JR熊谷駅直結ティアラ２１、４階、男女共同参加推進センター「ハートピア」会議室２号室
そして、その2週間後、いよいよ埼玉ニパフが始まります！！！
今回の会場は、行田市にある「しのぶ自動車」の所有する、「旧中古車展示場」。17号熊谷バイパス沿いにある巨大な鉄骨の建造物。見れば「ああこれのことか！」と思う人は多いはず。写真は僕のブログで見られます。（http://
今回も、ニパフディレクター霜田誠二が、個性的なアーティスト達をアジア、そして世界から招集してくれました。
北京五輪開催を目前に控えた中でチベットでの騒乱が起こり、FREE Tibet!の声は聖火とともに世界中に響き渡ったと思えば、まだ記憶に新しい四川大地震が発生、と立て続けに大事件が起こっている中国。昨年末に軍事政権に対する僧侶達の大規模なデモが起こり、今年5月の頭にはサイクロンによって壊滅的な被害を受けたミャンマー。地震による大津波で多くの犠牲者を出したインドネシア。とくだね！を見ながら、アジアには何かが渦巻いている、と思っていた矢先に秋葉原では僕の一つ年上の男が無差別に人を刺し、東北地方を地震が襲う。お前もアジアの住人だろう、と、何かに囁かれた気がしました。
そんな国々から、アーティスト達がやってきます。それぞれがそれそれの希望も絶望も孤独も背負って、日本にパフォーマンスをしにやってきます。彼らは何を見たのか。そして日本で何を見せるのか。自分の目で、確かめたいと思います。
日本国内からも、たくさんの人が僕の呼びかけに応えてくれました。今年めでたく77歳喜寿を迎えた戦うアナーキズム黒田オサムさんは今回も東京、横浜、行田、長野すべての場所でパフォーマンスをします。北澤一泊さんは長野市在住の作家であり松本アートセンターや美大などで若手の指導にも力を注いでいます。今回の会場でぜひ北澤さんにパフォーマンスをしてもらいたいと思って参加を要請したところ、快諾してくれました。楽しみです。bug-depayseは、都内を中心に積極的に活動し、昨年から僕もメンバーの一人としてともに活動しているアーティストグループです。最近のニパフではあまり見られなかった集団でのメディアを使ったパフォーマンスを行います。
また今回、僕と同世代のアーティストがたくさん参加してくれる事も、僕は大変興味深く思っています。日本人では僕と高校の同級生だった福島佳奈、門倉緑に加えて、五十嵐純、友清ちさと、谷口由夏、と同い年の人が僕を含め6名も行田でパフォーマンスをします。自分と同じだけ生きてきた人たちが、どんな表現をするのか。人生がそのまま出てしまわざるを得ないパフォーマンス・アートだからこそ、特に同じ年のみんながどんなことをするのか、僕はとても楽しみにしています。
決して綺麗なものだけでは終わらない、終わらせない何かが、パフォーマンス・アートの現場にはあります。それは人間にとって、忘れてはいけないとても大切な何かであるように僕には思えます。
皆様、それぞれに大変お忙しい日々をお過ごしかと思いますが、ぜひこの機会に、このときにここでしか観ることの出来ない、一人一人の人間の表現を、観に来てください。
The 13th NIPAF Asia Performance Art Series 08 + Performance Art Shinsyu (Nagano) Summer Seminar + NIPAF Asia Performance Art Tokyo Meeting Vol.5,
［第13回ニパフ・アジア・パフォーマンス・アート連続展08］
アジアよ。これは、何だ？
神の怒りか？人間への試験か？
天災の地、中国四川省から、ミャンマーから、インドネシアから。
そして、あのセルビアと、チベット仏教徒の詩人ジョン・ジョルノまで。
◆日 程
埼 玉：7月21日(月祝), 22日(火), 23日(水) 祝日午後５時開演、他は午後７時開演
「しのぶ自動車旧自動車展示場」
（埼玉県行田市下忍4ー3ー8、JR吹上駅下車北口「佐間経由行田車庫行き」バス「樋の上入り口」下車）
地図http://
＊開演時間：開場は開演の30分前、２時間半程の公演。各10〜20分の作品。一晩7〜10名出演。途中入退場可。
◆出演アーティスト◆＊当日の出演順番とは異なります。出演順番は当日決まります。
7月21日（月） ＊１７：００開演
１、 リュウ・チェンイン劉成英（中国、成都、男）
1957年生れ。四川美術大学卒業。96年チベット・ラサで水がテーマの展覧会に参加。現在成都で美術教員。「成都行為空間」運営メンバー。四川大地震慰霊展。記憶と調和。初来日。
２、チュア・チンチン蔡晶晶（シンガポール、女）
1984年生れ。ラサール美大絵画科卒業。活発な活動でシンガポール芸術基金の奨学金受賞。アートは、自分自身をはがし見つめ直す長く続く旅。積極的に、繊細に。初来日。
３、ネナド・ボグダノビッツ（セルビア，オジャチ、男）
1955年生れ。セルビア美術協会員。80年代国際展企画。94年から自身展示場マン・ギャラリー計画。98年からパフォーマンス祭企画。03年ベニスビエンナーレ。ニパフ97に続き、2回目の来日。
４、黒田オサム
1931年生れ。東村山市在住。77歳喜寿にしてなお最前線で戦う無政府表現者。ちんぷんかんぷん。
５、北澤一伯
1949年生れ。松本アートセンター。
６、寺尾晴美
1969年生れ。愛知県春日井市在住。ブランコ乗って靴投げしよう！タオルの匂いを嗅ぐとほっとする。
７、門倉緑
1984年生れ。足立区在住。人間組体操。たとえ崩れても、人間は強くなるかもしれない。
８、bug-depayse
2001年発足。練馬区在住。coin。メディアを使ったパフォーマンス。
7月21日（火） ＊１９：００開演
１、タモウナイン（ミャンマー、ヤンゴン、男）
1971年生れ。個展とグループ「ニュー・ゼロ」で、絵画とインスタレーションとパフォーマンスをヤンゴンで発表。サイクロン被害調査。事件は次々と連鎖反応を起こす。初来日。
２、イゲデマデスリャ・ダルマ（インドネシア、バリ、男）
1982年生れ。昨年まで国立ジョグジャカルタ美大で絵画を学び、今年故郷バリ島に戻る。パフォーマンス・クラブ運営委員として、昨年噴火したメラピ火山で芸術祭企画。初来日。
３、オー・ヨンジュン（韓国、光州、女）
1979年生れ。光州で美術を学び、ファイバー・アートで個展や光州ビエンナーレ等参加。幸福と不幸、孤独かそうでないかは人間性の入り口であり、創造性の源。初来日。
４、ジョン・ジョルノ（アメリカ、ニューヨーク、男）≪ゲスト≫
1936年生れ。コロンビア大学卒。60年代NYの若き詩人。アンディ・ウォーホール映画「スリープ」主演。ウィリアム・バロウズ等と親交。チベット仏教徒。ニパフ夏03に続き、2回目の来日。
５、霜田誠二
1953年生れ。長野市在住。高層ビルとクルマが、墓標とゴキブリに見える私の病い。
６、野本翔平
1984年生れ。行田市在住。よくわからないので納豆をかき混ぜています。
７、友清ちさと
1984年生れ。福岡県出身。東京芸大院生。はるか応答せよ。星の位置で知る。人の歩む道のりについて。
８、谷口由夏
1984年生れ。バレエ、HipHop。現在個人的に表現を勉強中。女は決して一曲の音楽ほどの価値を持ち得ない。
7月23日（水）＊１９：００開演
１、キューキュー（ミャンマー、ヤンゴン、女）
1965年生れ。長年絵画を行ない、レイズ・グループやカラフル・レディーズ等のグループ展に出品。今年は国際婦人デー、個展、サイクロン・ナルギス犠牲者慰霊展に参加。初来日。
２、トム・ダキオアグ（フィリピン、マニラ、男）
1971年生れ。街頭パフォーマンスを行なう「トゥパーダ」創設メンバー。マニラの街頭で商いをするスーパー・ヒーローの衣装で、生活の現実と夢を現す。初来日。
３、ウ゛ホンニン（ベトナム、ハノイ、男）
1983年生れ。国立ハノイ美術大学卒業。現代アート創成期のハノイでニャシャン美術空間やリリガ画廊で個展。髪型やルックスや知識を変えれば、闇から天空へ向かう変身となる。初来日。
４、マルレーヌ・ルノーB（カナダ、ケベック、女）≪ゲスト≫
1984年生れ。仏語圏カナダで学びパリでも美術を学ぶ。私のパフォーマンスは、人間と生活の中にたまたま加わる録音された音響により、人々と豊かな交流を探る。初来日。
５、福島佳奈
1984年生れ。熊谷市在住。地球と自然と人間。人類の誕生と消滅を想像する。今を愛おしみながら。
６、大池公二
1974年生れ。中野区在住。窮屈なものと共に生きること。地球で生きることも窮屈な事かもしれない。
７、五十嵐純
1984年生れ。鴻巣市在住。多摩美大絵画科生。タイトル；無題。みる、想像する。
◆入場料；
学生＝前売2,200円、当日2,500円
一般＝前売2,500円、当日2,800円
高校生＝1,500円（当日のみ）
学生３日券6,000円 一般３日券7,000円
学生２日券4200円 一般２日券4800円
◆主 催；日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル (ニパフ) 実行委員会：代表ー霜田誠二
◆共 催；東京NIPAF、行田NIPAF（代表；野本翔平）、横浜NIPAF（代表；羽月雅人）、長野NIPAF
◆協 力；プロト・シアター、創造界隈ZAIM、ZAIM CAFE、プラットフォーム・アジア・パフォーマンス・アート日本委員会 (PAPA-JAPAN)
◆強力；アートコレクティブ・キメラ現代アート研究室
◆助 成；芸術文化振興基金
◆問合せ・予約；E-MAIL; nipaf@avis.ne.jp、 または 東京・長野 090-1652-9127（ニパフ霜田）行田 090-7814-9615（埼玉ニパフ）横浜 090-6100-1277（横浜ニパフ）
［ニパフ現代パフォーマンス・アート信州サマーセミナー08受講生募集］
海外アーティスト達との濃密な三泊四日で知る、アートの知恵と情熱。
◆日 時；7月28日(月)午後5時JR信越線長野駅集合後会場移動、31日(月)昼まで。3泊4日。部分受講も可能。
◆会 場；長野市飯綱高原「カシヨ飯綱山荘」TEL 026-239-2956、30日夜長野駅近く「ニパフハウス」
◆講師；海外芸術家11名、国内芸術家（英語を中心として随時通訳あり）
◆内 容；7/29アーティストトーク、フリー・パフォーマンス、7/30大座法師池湖畔フリー・パフォーマンス
◆受講料；学生6,000円、一般8,000円。他に食費・宿泊・ビール等 一泊2,000円×3泊＝6,000円
◆備 考；JR長野駅には、JR新幹線以外に、新宿や池袋から高速バスが出ています。
◆問合せ、受講申込；TEL 090-1652-9127 E-mail:nipaf@avis.ne.jp
◆ニパフ（日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル）は、近年世界各地で活発化している現代パフォーマンス・アートの紹介と普及を目的に、アーティストや市民や学生が主体となり、1993年から開催しています。
◆この分野は美術や詩などを背景に様々な表現方法があり、多くのアーティストや詩人などが世界各国で取組んでいます。
◆運営ボランティアを募集しています。一緒にいろいろ学びこの芸術表現を楽しみましょう。興味のある方は、気軽にご連絡下さい。連絡はできればメールの方が良いです。
◇ニパフ実行委員会（代表；霜田誠二）090-1652-9127, E-mail;nipaf@avis.ne.jp
以上、よろしくお願いします。
野本翔平
野本製作所（バイト）、アドバンテスト行田クラブハウス（バイト）、「つくらない」会→http:// naokat ahira. web.in foseek .co.jp /、bug-depayse（メンバー）→http:// bug-de payse. org/in dex2.h tml、埼玉ニパフ（代表）
困ったときには
