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開催終了第二回東莞和僑会:講演会「モチベーション向上 事例研究」

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2011年07月26日 15:08 更新

東莞和僑会の林です.

8月6日に東莞市常平鎮で開催する第二回東莞和僑会の勉強会について告知させていただきます.


 企業の業績を決定するのは,最終的には従業員のモチベーションだと思います.特にサービス業など接客業務がメインの業種では,人の質がサービスの質を決定します.そしてその人の質は,その人のモチベーションで決定されます.

これはサービス業ばかりでなく,工場でも同じです.
品質改善も,生産改善も全て人から始まります.そして人はモチベーションで行動を起こします.

従業員のモチベーションを高めることができる企業は,業績も上がるはずです.

では中国で会社を経営する時にどのようにしたら,従業員のモチベーションが高められるでしょうか?

私たちは,2008年5月から「人財育成勉強会」という私的な勉強会で,一貫してこのテーマを検討してきました.
http://kanan-hc.blog.so-net.ne.jp/

まだまだ結論に到達したとはいえませんが,個人的には一つの仮説を持つに至りました.
ハーズバーグの「衛生理論」にあるとおり「報酬はモチベーション向上の要因にはならない」という理論が中国でも適用可能だと考えています.

多くの経営者が,人は報酬で動くと考えておられるようです.
二度も日本経営品質賞を受賞した株式会社武蔵野のカリスマ経営者・小山氏は,はっきりと従業員のやる気は報酬で引き出せるとおっしゃっています.

武蔵野では,業績にあわせてボーナスが支給されます.前回80万円のボーナスを受け取った従業員が,今回は8000円になるなんてことがざらにあるそうです.
しかしここで注意をしなければならないのは,8000円のボーナス査定を受けた従業員のモチベーションは,決して落ちていないということです.彼は頑張って次のボーナスで取り返そうとモチベーションを上げます.

報酬でモチベーションが上がるのならば,ボーナスが1/100に減額になったらモチベーションは下がるはずです.武蔵野には報酬金額だけでは分からない「モチベーション向上エンジン」があるはずです.

では中国ではどうでしょうか.
作業員は少しでも収入の高い工場に転職してゆく.工場の受注が減り残業がなくなると,皆他の工場に転職してしまう.2000年前後の女工さんたちの行動様式はこれが常識でした.

彼女らは,田舎の弟や妹の学費を稼がなければなりません.田舎の家族の生活を支えなければならないという使命で出稼ぎに出て来るのです.彼女たちにとっては,仕事とは生活のための「苦役」なのです.

しかし格差はあるとはいえ,内陸部も徐々に豊かになり,労働の意味が少しずつ変わってきています.中国人幹部が「80后,90后は何を考えているか分からない」と頭を抱えるように,昔の常識は通用しません.

中国でも,同じように報酬でモチベーションを引き出す効果は限定的となって来ています.

ではどのようにしたら中国人従業員たちのモチベーションを引き出せるのでしょうか?
この問いに対して,「人財育成勉強会」の盟友・佐藤実氏のお話を聞く場を企画しました.

第二回の東莞和僑会にて,講演をお願いしました.
ご興味がおありの方は是非ご参加ください.

テーマ:モチベーション向上 −−事例研究
講師:佐藤実氏
日時:8月6日(土)15:00〜17:00 講演
        (14:30から受付)
         17:00〜19:00 懇親会
場所:東莞市常平鎮天鵝湖路 五月花酒店 1F会議室   
費用:200元(講演会のみ)
   懇親会は実費(100元前後)


東莞和僑会とは↓
http://wakyo.holy.jp/dg/

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  • 2011年08月06日 (土)
  • 海外 中国広東省東莞市常平鎮
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