ともにパリ出身ながらも、パリのシーンに憂いを抱きロンドンに時を同じくその拠点を移した、 Ivan SmaggheとTim Parisのユニット"It's A Fine Line"。ダンスフロアの商業化が激しくすすむ時代の流れに立ち向かう孤高のユニットの待望の初来日!百年の戦争を越えて、適地よりアンダーグラウンドサウンドに魂をそそぐ、二人のパフォーマンスを見逃すな!
2009.11.20(FRI)
IVAN SMAGGHE & TIM PARIS presents METRORAMA - IT'S A FINE LINE - @ WOMB
SPECIAL GUEST DJ: IVAN SMAGGHE & TIM PARIS
DJ: KZA (Force of Nature) KIKIORIX (Ladies&Gentlemen) TAKUYA (BLiNKBLiTZ)
◆ Ivan Smagghe
Ivan Smaggheがパリのレコード店ROUGH TRADEで、この業界での才能を開花させてから、早くも20年以上が経つ。ROUGH TRADE時代の同僚Arnaud Rebotiniと結成した、BLACK STROBEでは退廃的なダークエレクトロを、現在はパリのセレクトショップの音楽部門のチーフディレクターをつとめ、パリにアンダーグラウンドサウンドを提供するAS WE FALLのCLEMENTとレジデントをつとめたパーティKILL THE DJでは、ダンスとロックの融合をいち早く世に披露した。商業主義を否定し、ストイックなまでに、新しいエレクトロニックサウンドを追求する彼は現在では拠をロンドンに移し、同様のスピリットを共有する盟友、アンドリュー・ ウェザーオール、ダミアン・ラザラス、 Tim Parisらと活動を続ける。また、Nouvelle Vagueを主宰するマーク・コランとのプロジェクト、VOLGA SELECTでは70年代のパリのエレクトロニックミュージックを紹介するなど、彼の音楽的な幅の広さを裏付けしている。ロラン・ガルニエをして『同じフランス人として、一番評価できるアーティストはIVANだと思う』といわしめるなど非常に評価も高く、ジャンルを越えてリスペクトされる数少ない才能である。2009 年に入って、自身のプロデュースによるバンド、BATTANTをドロップした。