７月１３日（火）から１８日（日）
１２時から３時半
嘉日にて　（414 E 9th Street between First Ave and Avenue A)

江戸手ぬぐいの老舗「ふじ屋」と京手ぬぐいの老舗「永楽屋」によるデザイン展。多数の手ぬぐいの販売あり。

古くからある江戸手ぬぐいのデザインと京手ぬぐいのデザインの対比をＮＹの方に観てもらうのが狙い。江戸手ぬぐいは歌舞伎系の物が主流で粋を求める江戸庶民の気風を感じるものが多い。京手ぬぐいは特に主題等は無いがはんなりとした京都らしい控え目な柄のものが多い。
庶民の暮らしの中で手ぬぐいの用途は多岐にわたり、手を拭うことから始まり、鉢巻きやほっかむり、ベルト代りや携帯用の風呂敷代わり、器を拭いたり汗を拭いたりと日常生活の中で大切なツールとして長い間親しまれてきた。本来ならば真っ白なサラシでも良いはずなのに庶民の日常使いの楽しみとして様々な柄が考案され、今日まで生まれ続けてきた。その文化、高いデザイン性を紹介する。