はじめまして、今回野外劇『同期の桜』に出演させていただく者です。

伝統あるこの舞台を一人でも多くに御覧いただこうと思い失礼ながらイベント書き込みとさせていただきました。（主催者様の意図に合わない場合は削除していただいてもかまいません。）

『同期の桜』の台本をいただいた時も、今も非常に複雑な気持は変わりません。未知の心境に近づく為に気持ちから固めようと、台本よりも遺稿や手記等を何度も読んでいます。

戦争自体が忘却された現代に生まれた僕達が出来ることは、この偶発的な悲劇を美化すること無く、悲観すること無く「伝える」という事だと思います。意味無き意味、未解決の解決との葛藤に生まれ育った彼らの生き方を、僕達が「伝える」という事で彼等（第十四期飛行予備生等）が望んだ「平和」（現代）を生きる者としての唯一の慰めとなれば幸いだと思っています。

時代という背景を除いて僕達となんら変わらない若者達だったはずだと、僕は信じたい。しかし、彼らは結果的に、国の為に死ぬ事を〈熱望〉したんです…。そうさせたのは自分自身なのか？家族の為なのか？心からの愛国心なのか？悩みは尽きません。多分この先もその雲が晴れることは無いんだろうとも思います。

【詳細】
終戦６０周年記念企画野外劇
『同期の桜』 〜ドウキノサクラ〜
作：榎本滋民　演出：野伏翔
８月１日（月）１９:００開演
　　 ２日（火）１９:００開演
　　 ３日（水）１９:００開演
　　 ４日（木）１９:００開演
　　 ５日（金）１９:００開演
　　 ６日（土）１９:００開演
　　　　　　　　　　　　＊雨天決行

チケット　５０００円（日付指定、全席自由）

場所：靖国神社遊就館前特設舞台

「同期の桜」チケット予約随時心よりお待ちしていますので下記のメールアドレスまでご一報下さい。配送、又は当日会場受付でチケットをお渡しする当日精算も可能です。よろしくお願いいたします。

チケット予約→ticket_info@hotmail.co.jp