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開催終了公開シンポ「土地とイデオロギー」

詳細

2012年05月28日 01:08 更新

以下、広報いたします。
追悼イベントではなく、現代イスラエル研究、パレスチナ研究の諸問題にまで議論を深めることができるメンバーが揃っていますので、ぜひ会場に足をお運び頂ければと思います。
無料というのもなかなかこの先ないかと思いますので。


・・・・・・・・・・・・・・・
シンポジウム
「土地とイデオロギー ― 大岩川和正の現代イスラエル研究を起点として」

日時:6月9日(土) 12時30分開場、13時開始、19時終了
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー10階1103番教室

*予約不要・どなたでもご参加いただけます

主催:イスラーム地域研究東京大学拠点(TIAS)
共催:明治大学文学部地理学専攻
    京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)地域研究方法論プロジェクト
    (「地域研究における情報資源の共有化とネットワーク形成による分野融合
型方法論の構築」)

◆シンポジウムの趣旨◆
 大岩川和正(おおいわかわ かずまさ)氏は、1959年から48歳で逝去する1981
年まで、イスラエル入植村に数度にわたって長期滞在し、調査を行った。だが、
大岩川氏の問題意識はユダヤ人入植村内部の社会経済構造に留まらなかった。
大岩川氏は、イスラエルとパレスチナを単一の地域として捉える視点を提示し、
現代イスラエル独自の「ネーション」が、パレスチナ地域でいかに歴史的に形成
されてきたかを実証的に明らかにしようとした。
入植村のイデオロギー的意義への関心は、現代イスラエルの再生産体系や「土地」
と「血」を基盤とする民族意識の発展過程を明らかにするためのものであった。
 大岩川氏の周到な現地調査と緻密な分析は、没後31年を経た今でも色あせるこ
となく、私たちに多くのことを語り かける。では、パレスチナ/イスラエルに関
心をもつ現在の私たちは、大岩川氏の研究から何を学び、今後どのような問題意識
を発展させていけばいいのだろうか。

 本シンポジウムでは、3世代に渡る地域研究者、社会学者、地理学者が一堂に会
し、大岩川氏の現代イスラエル研究を起点として、土地とイデオロギーをめぐる問
題を議論したい。


◆プログラム◆

 第1部 (13時〜13時30分)
   ・挨拶・趣旨説明      長沢栄治・東京大学教授
   ・共催者の挨拶       長岡顯・明治大学教授
   ・大岩川氏の業績紹介   鈴木啓之・東京大学・院

 第2部 基調講演 (13時30分〜15時10分)
   ・板垣雄三・東京大学名誉教授  「イスラエル研究のあり方を問う―
         ―大岩川和正さんの立脚点をヒントに」
   ・児玉昇・龍谷大学名誉教授 「イスラエル研究の方向舵を求めて―
         ―大岩川和正さんの語っていること」
   ・質疑応答

 第3部 若手による研究発表 (15時25分〜17時10分)
   ・飛奈裕美(日本学術振興会特別研究員PD)
      「1967年以降のイスラエルによるエルサレムの都市開発」
   ・吉年誠(一橋大学・助手)
      「「イデオロギーとしての入植村」の現在―土地制度をめぐる議論から―」
   ・役重善洋 (京都大学・院)
      「矢内原忠雄のシオニズム論と入植イデオロギー」
   ・池田有日子(京都大学研究員 関西大学など非常勤講師)
      「イスラエル建国とアメリカ」
   ・今野泰三(大阪市立大学・院)
      「「入植村」から「郊外」へ―ポスト・シオニズム期における新たな
       シオニスト同盟の形成―」
   ・質疑応答

 第4部 (17時25分〜19時)
   ・総合コメント   早尾貴紀・東京経済大学専任講師
   ・総合コメント   臼杵陽・日本女子大学教授
   ・全体討論・質疑応答
   ・閉会の挨拶   長沢栄治・東京大学教授


◆会場へのアクセス◆
  JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内 線/御茶ノ水駅から徒歩3分、東京メト

  千代田線/新御茶ノ水駅から徒歩5分、都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ
  半蔵門線/神保町駅から徒歩5分
   アクセスマップ:
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
   キャンパスマップ:
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html


◆お問い合わせ先:イスラーム地域研究東大拠点 iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp

コメント(4)

  • [1] mixiユーザー

    2012年05月30日 04:27

    「イスラーム地域研究東京大学拠点」主催とのことですが、ご質問させて下さい。

    イスラム教という日本語があるのに、「アカデミズム」において「イスラーム」なるジャルゴンが定着しております。

    原音のアラビア語では「アル・イスラーム」であり、かつアラビア語(コーランにおいても)イスラム教を指して、「ディーン」、宗教という言葉が使用されているのにもかかわらずです。

    「アカデミズム」がこのジャルゴンを使用し始めたのは、ムスリム同胞団の日本人イデオローグである小杉泰氏が、「イスラム教とは政治・経済・文化等人間の活動のすべてを包括するものであり、宗教以上のものである」というイスラム原理主義の思想に基づき、提唱し、「アカデミズム」に定着させた経緯によるものです。

    このようなイスラム原理主義のジャルゴンを無反省に濫用する「アカデミズム」とは、大よそイスラム原理主義を擁護する思想的偏向のある団体であると思われますが、その点、「アカデミズム」の方としてトピ主様のご意見をお聞かせ願いたい。

    また、シオニズム国家イスラエルと同様に、特定の宗教の特定の政治的解釈に基づく宗教原理主義政治イデオロギーに基づいて建国され、かつ、暴力により領土を拡大し、占領し、同様にエスニシティー(宗派)の異なる集団を弾圧しているサウジアラビアの問題を取り上げず、イスラエルの問題のみを「アカデミズム」が騒ぎ立てるのは、どのような背景があるのでしょうか?

    サウジアラビアは、ワッハーブ派というイスラム原理主義の総本山であり、その思想の源泉であり、その思想によって建国された国家であり、シーア派の郷土アハサー地方(ペルシャ湾岸沿岸)地方(のみならず、旧オスマン帝国領のヒジャーズ地方やイエメン領である北部イエメン地方も)を占領し、シーア派の社会・経済システムを破壊した上に、ダンマームというスンナ派入植地を建設し、シーア派を弾圧し、そこに政策的にスンナ派(ワッハーブ派)を移住させた上、そこから石油を盗掘しており、これはイスラエルがパレスチナ西岸で行っていることとまったく同一の問題であります。

    なぜ「アカデミズム」とはこのように、イスラム原理主義を擁護し、かつ彼らの問題を見逃し、イスラエルやシオニズムの問題のみを取り上げるというダブルスタンダードに陥っているのか、トピ主様の私見をお聞かせ願いたい。

    私には、この問題は、南京大虐殺や従軍慰安婦問題を取り上げながら、中共が現在行っているチベット・モンゴル・ウイグルの占領・弾圧問題や北朝鮮による拉致問題を無視するサヨクの精神構造・世界観と同根のものと写りますが、「アカデミズム」とはサヨクの団体なのでしょうか?

    以上、トピを立てたトピ主の責任として、誠意のあるご回答を求めます。
  • [2] mixiユーザー

    2012年05月30日 11:27

    >アブドゥさま
    議論用のトピではなくイベントのお知らせということでご理解頂ければと思います。
    おそらく議論の方向によってはいろいろと面白い観点が出てきそうですので、ぜひ当日の討論時間にお越しください。最近つとにお会いしていませんし。
  • [3] mixiユーザー

    2012年05月31日 01:15

    スズキさん

    貴殿はそうやって、いつもこの質問から逃げ回りますね・・・

    一度は、某コミュで副管理人の権限を濫用して、私のサウジ批判発言を問答無用で、一切の議論や反論もせずに、削除して「臭い物に蓋」で片付けるという行為すら平然とされた。

    しかも、その貴殿が、「アカデミズム」の学徒であり、かつ、同時に自称「ジャーナリスト」の弟子をやっている。あなたの民主主義の理解や民度の程度がよく分かる暴挙でしたよ。

    まあ、「アカデミズム」なる中東「学会」のタブーですからね、そこは。

    「みんながそうだから、そうなんだ」という「自明性」だけ成り立っている村社会で、そのボスが今回のシンポを主導しているほかでもない板垣氏で、同氏は筋かね入りのサヨク。その副村長がイスラム原理主義者の小杉氏。

    私の目には、この「アラブ」・「イスラーム」マンセー体質の「アカデミズム」なるサヨク村は、アブラという保守のエネルギー政策と皮肉にも同調するわけで、よって、サウジやイスラム原理主義批判はタブーとなり、「アラブ」・「イスラーム」の「安全神話」を垂れ流すだけの、「アラブ・アブラ村」とでも言うのがその本質なんだと指摘しておきましょう。

    あなた方は、原子力村の御用学者と似たり寄ったりの程度の「アカデミズム」です。
  • [4] mixiユーザー

    2012年07月01日 03:32

    スズキさん

    以下のようなワッハーブ派・イスラム原理主義の人類文明への暴挙に対して「イスラーム」なるイスラム原理主義のジャルゴンを無批判で使用し、サウジ・ワッハーブ派・イスラム原理主義の問題をスルーして、ダブルスタンダードでシオニズム問題のみを騒ぎ立てる「アカデミズム」は、このニュースへの公式な声明でも出されてらっしゃるのですか?

    どうせまた「都合の悪いことはスルー」・「臭い物には蓋」でごまかすんでしょうけど。


    西アフリカ:世界遺産の聖廟 過激派組織が破壊
    毎日新聞 2012年06月30日 22時11分(最終更新 06月30日 23時59分)


    今年4月に撮影されたマリ・トンブクトゥにある世界遺産の建物=AP
    拡大写真
     【ヨハネスブルク支局】AFP通信などによると、西アフリカ・マリの北部を支配しているイスラム過激派組織「アンサル・ディーン」が6月30日、世界遺産都市トンブクトゥでイスラム教指導者の聖廟(せいびょう)を破壊した。すべての聖廟を破壊すると宣言しているという。

     地元の目撃者によると、アンサル・ディーンはシャベルなどを使って破壊を続けているという。アンサル・ディーンの報道官はAFP通信に対して、国連教育科学文化機関(ユネスコ)がトンブクトゥを危機遺産リストに掲載したことへの報復であることを示唆した。

     トンブクトゥにある三つのモスク(イスラム礼拝所)と16の聖廟・聖墓は1988年に文化遺産に登録された。ユネスコは28日、トンブクトゥを含むマリ国内の2カ所の世界遺産を「北部を支配する武装勢力同士の抗争により危険にさらされている」ことを理由に危機リストに載せた。

     トンブクトゥでは今年5月にも国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」が聖廟を破壊した。

    http://mainichi.jp/select/news/20120701k0000m030081000c.html

    そういえば、「アカデミズム」は、タリバンによるバーミアンの仏像破壊に対して公式な声明を出されたことありましたか?
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