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開催終了「古代ギリシャとケルト 神々への賛歌」アイリッシュ・ハープ、ギターデュオ

詳細

2019年04月02日 21:58 更新

2019年 5月23日(木)18:00開場、18:30開演

「古代ギリシャとケルト 神々への賛歌」アイリッシュ・ハープ、ギターデュオ

第一部:アイリッシュ・ハープ ソロ

第二部:ギター ソロ

第三部:アイリッシュ・ハープ ギター デュオ

サルビアホール3階 音楽ホール(横浜市鶴見区鶴見中央1−31−2シークレイン内)

アクセス:JR京浜東北線「鶴見」駅東口 徒歩2分京急本線「京急鶴見」駅西口 徒歩2分

前売り:3500円 当日:4000円

出演:寺本圭佑(金属弦アイリッシュ・ハープ、ブレイ・ハープ)山口亮志(クラシック・ギター、アレマニック・ライア)

演奏予定曲目:ミューズへの賛歌、デアドラのラメント、ネメシス賛歌、預言者ダヴィデのカインク他

ご予約:queenmaryharp@gmail.com (寺本)

ケルト神話の「善き神」ダグダのハープ奏者ウイヘは、ハープのふしぎな魔力を用いて敵である巨人のフォモール族を倒した。ダグダはウイヘの功績をたたえて3種の音楽をハープで奏でた。ハープの鉄の弦からは眠りの音楽、真鍮の弦からは笑いの音楽、銀の弦からは涙の音楽が生まれ、それがアイルランド音楽の源となったと伝わる。この3種の音楽はアイルランドに限られたものではなく、古代ギリシャの音楽理論を継承していた900年頃のペルシャでも知られていた。

古代ケルト人の間にバルズと呼ばれる職業的詩人がいたことが、古代ギリシャの文献にもみられる。彼らはハープを奏で有力者の系譜などを朗唱していた。その音楽は基本的に楽譜に書き留められることはなく、口頭伝承によって伝えられていた。例外としてウェールズのバルズが記譜した『ロバート・アプ・ヒュー手稿譜』(c.1613)が現存する。特殊な記譜法が用いられており、現在でも完全には解読されていない。

アイルランドでは盲人が放浪のハープ奏者となる習慣があった。彼らが伝承していた古いハープ音楽が採譜されたのは、ようやく18世紀末になってからだった。作品の時代特定は困難なものが多いが、伝承音楽の中に古代アイルランドの残響が聴こえるかもしれない。

他方、ギリシャでは紀元前より記譜法があり、音楽の神アポロンやミューズ、太陽に捧げられている曲が歌詞と共に12曲(断片的なものも含む)残っている。歌詞の上に音を表す文字が書いてあり、器楽パートが書いてあるものもある。

神話ではヘルメスが作り、アポロンが弾いていたとされる竪琴リラや、女神アテネが発明し後にディオニソスの祭で演奏されるようになった2本笛アウロスが主に使われていたと見られる。それらの楽器は元々エジプト、アッシリア、小アジアやフェニキアで使われていた楽器で、旋法はフリギアやリディアにちなんだ名前を付けてある。

紀元前5〜4世紀の学者・音楽家ピタゴラスは音楽の数学化を図り、天文学とも結びつけたと言われており、その後アリストクセノスなど様々な学者が音楽理論、音楽療法や音響学の発展に貢献した。

ふたりの弦が奏でる古代ギリシャ、ケルトの響き。

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