毎回、角川ソフィア文庫の「ビギナーズ・クラシックス中国の古典」を題材にした読書会を開催しています。第八回は『易経』！

『易経』とは、単なる占いの書（「易者」の「易」です）ではなく、宇宙・人生の森羅万象を陰陽の変化によって説明し予言する書として活用され、儒教古典である四書五経中、五経の筆頭に挙げられるものです。「占い」を神の託宣や宿命としてではなく、人生の法則を明らかにし、運命開拓をはかる道と捉えた古代中国人の英知でもあります。内容が難解であるにもかかわらず、わが国でも江戸時代以来、学者から庶民にいたるまでそれぞれの流儀で愛読されてきました。中国思想の根幹を表すこの書を、語釈と現代語訳、および先人の記録に載る占例をつけてコンパクトにまとめてあります。

「中国の古典を読む会」全18回中（予定）、一番難解なのが本書かと思われます！…ただ、「占いのテキスト」を第一義として編まれているので、その気になれば、読まれた皆様もプチ易者？になれるのかも知れませんｗ。また上に書きましたように、易占の独自なところは、占い師におまかせするのではなく、自分が主体的にかかわる点のようです。六十四卦（か）それぞれに６つの抽象的なストーリーがあり、それを自分に引きつけて創造的に解釈することが大事という人もあります。得てして難解な本を採り上げる時ほど、読書会の意義がある（盛り上がる）とも思われます。ふるってご参加ください♪

なお課題本を読んでもらえば分かる通り、この企画は初心者を基準に合わせています。
古典アレルギーの方も、これを機会にぜひ一読されてみてはいかがでしょうか？

『易経』
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■参加条件：課題本の読了
■参加費：各自の飲食代のみ
■定員：10名(ヤッシー、美猫さん含む)
■時間：10:00-12:00
■会場：
JR名駅セントラルタワーズ13F
アンティコカフェ・アルアビス
http://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23042858/

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●タイムスケジュール：
　10:00　飲みものなどオーダー
　10:15　自己紹介後、読書会開始！
　12:00　解散予定

●その他：
・参加条件にも書きましたが、課題本は必ず読了して来てください。
・自分の意見・考え方を他の参加者に押し付けないようにしましょう。
・自分以外の発言の際は最低限のマナーをもって臨んでください。

上記がお約束できない方は参加をご遠慮願います。