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開催終了きくみるはなすフクシマ・天栄村縁坐舞台のご案内

詳細

2012年05月17日 22:34 更新

皆様。

安土桃山の頃、歌舞伎の創始者と言われる出雲の阿国の前身は
諸国を漂泊してあるく巫女、人呼んでアルキ巫女(ミコ)でした。

この度、東京で活躍する大切な盟友の一人、あぜがみゆうこ氏が
きくみるはなすフクシマ・天栄村縁坐舞台の勧進にあたって、
我々縁坐舞台を「漂泊してアルク一座」と呼んでくださいました。

なぜかこの言葉、一読直ちに僕の腹底深くを打ったのでした。

本当に有難うございます。

此度(こたび)のご縁坐、衷心よりよろしくお願いいたします。

         シアター・坐・フェンス  はしもとくにひこ



■絆をほどく、縁座で結ぶ きくみるはなす フクシマ・天栄村縁坐舞台■
 
参加者募集のご案内

◎勧進元からごあいさつ
 
くにちゃんこと橋本久仁彦さんに講師/ファシリテーターを
お願いして主催する企画は、今度が4回目になります。
 
数度の打ち合わせ(という名のセッション)の結果、
今回の企て(2012年7/14〜16開催)はわたしの故里・福島へ、
くにちゃんを座長とする縁坐舞台一座を勧進するかたちと相成りました。

 縁坐舞台には、語り手の話をきく → 舞台で表現する → 感想を語り合う、という構造があるように思えます。

 ミニカウンセリング、プレイバックシアター、エンカウンターグループという、くにちゃんが真摯に追いかけてきた手法の一つひとつがつながりながら、らせん状にうずを巻き、遠心力をもって拡がっていこうとしている。

まだ完成形ではないとしても、そこにあふれるのびやかさ、愉(たの)しさに、「ああこれなら原発事故後のフクシマへ持って来たいな…」と思えました。

 ご縁のある方。 どうぞこのたびの縁坐舞台の一員となって、
「福島」に戻ろうとしているフクシマの山川草木、そして人びとと過ごす時間を楽しみにおいでください。

 *福島県岩瀬郡天栄村(http://www.ten-ei.net/)は……
  福島第二原発から西へ、直線距離にして約70〜95kmのところにあります。東部の放射線量は比較的高く、天栄村役場前の観測地点では0.23マイクロ
  シーベルト/毎時(2012.5.8現在)です。
  いっぽう中〜西部は山間のためぐっと低く、WS2泊めの二岐温泉の測定値は0.06マイクロシーベルト/毎時です。

 *食べもののこと……
  天栄村の農家と農業振興課は、その取り組みがNHKのETV特集ほかで
  何度も取り上げられているほど、農作物の放射性物質について
  徹底した検査と開示を行っています
  (http://blog.goo.ne.jp/tenei-kaokome/e/4477a4645a0382c6aa7f045d71a60760)。


  また村内有志の「天栄米栽培研究会」がつくる有機漢方未来米は、
  2011年度も米・食味分析鑑定コンクールで第一位を射止めている、
  「日本でいま一番おいしいおコメ」です。


◎開催要領
 ★日 程   :2012年7月14日(土) 12時集合〜7月16日(月・祝)16時解散予定
 ★会 場   :福島県岩瀬郡天栄村
 ★勧進元   :きびたきプロジェクト(あぜがみゆうこ)
 ☆協 力   :青木将幸ファシリテーター事務所
 ★出 演   :橋本久仁彦座長+参加者の皆さん=「きくみるはなすフクシマ縁坐舞台」一座
 ★観 客   :福島の山、川、神社、それとたぶん多少の地元&訪問者の皆さん
 ★参加想定人数:6〜10名(最少催行人員=5名)
 ★参加条件  :橋本久仁彦さんのワークショップに
         1度でも参加したことのある方ならどなたでも。
         *7/16・13:30〜15:00の縁坐舞台はどなたでもご覧いただけます。


          観覧料は投げ銭制。会場はあぜがみまでお問い合わせください。


 ★参加費   :42,000〜47,000円の間で、人数によって変動します。
         *別途片道1,000円で送迎を確保します。お車で参加の場合は不要。


         *遠方からご参加の方のために、2,000円で前泊(7/13夜)を承ります
          (限定3名さま、一般民家泊、送迎は片道=1,000円を申し受けます)
 ★申し込み〆切:2012年6月9日(土)


◎3日間の概要
  初日は、チェックインのあと、ETV特集にも登場した天栄村役場・
 農業振興課の吉成さんのお話を聞き(予定)、天栄村内を散策します。
 
 「聴く」ことについての橋本さんのミニレッスンのあと、
 2〜4名に分かれて村内の農家民宿に宿泊し、一晩の生活体験をします。
 
 二日めは板張りのレッスン室を確保し、縁坐舞台のワークショップ。
 村内で暮らすお二人の方にも登場していただき、「きくみるはなす」を
 かたちに現す練習をしていきます。
  三日めは縁坐舞台の総稽古と本番。そして丁寧なチェックアウトです。


◎お問い合わせ&参加申込は…(メールにてお願いします)
 kibitakiproject@gmail.com


●縁坐舞台とは●

橋本さんによれば。
きくみるはなす 縁坐舞台とは …
日本人古来の存在感にもとづく即興芸能です。
「ご縁」のある者が、ある日ある所に集い「坐る」。

地域の話し手が語ることばを丁寧に聞き受け、
その心情や存在感を「舞台」にて表現します。

するとその場にいる者すべてが話し手の心に触れ、
様々な目に見えぬご縁を感得することができます。
   (きくみるはなす大阪中之島縁坐舞台5月公演の案内文より)



わたし、あぜがみとしては。
 
縁坐舞台は、特定の郷土(地域)芸能という形とは違い、各地を漂泊してあるく一座であるように思います。

 一座のふるさともまた、特定の地域ではない。
同じ方位へ向かう価値観を分けもち、
日ごろは散らばってそれぞれの生計に従事していながら、
いったん事あり要請があれば、
座長のもとに集ってたちまち一座をなし、
事がすめばまた座を解いてそれぞれの根を張るところへ戻る。
重要無形文化財にはなりようのない即興であり、
地縁血縁もよすがとせず、
援助技法や専門性という金看板も背負わない。

 ただただ、その時・その場を共に生き、
共に愉しむことだけを約束として開かれる、
数夜の舞台であれば十分と思います。

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