(特活)関西国際交流団体協議会は、貧困削減に寄与するビジネスモデルとして注目されるBOP(Base of the Pyramid)ビジネスのワークショップを大阪で開催します。 日本では、2008年からBOPビジネスへの関心が高まり、経済産業省や外務省が本格的な取り組みを開始。企業が利益をあげると同時に、貧困削減や開発途上国の抱える社会的課題の解決に寄与するビジネスモデルが注目され、2009年は、いわば日本の「BOPビジネス元年」とも呼ばれるようになりました。そうした背景もあり、世界の貧困削減に向けて、国際機関やODA、NGOと企業との連携がますます求められています。しかし、関西では、国際協力の分野における企業とNGOの連携では、本格的にパートナーシップを組むケースはまだ少なく、BOPビジネスにおいても、十分な意見交換や理解が不足したままで実態が進んでいる状況もみられます。 今回のワークショップでは、BOPビジネスの本質や特徴など、押さえておくべき基本的かつ重要なポイントについてワークショップとパネルディスカッションを通して理解を深め、NGOと企業の連携促進につなげることを目的とします。関西で開催される機会がほとんどなかったプログラムです。なお、懇親会からの参加も可能です。本分野のキーパーソンが集まる本プログラムに、ぜひ、ご参加ください。