お世話になっております。世田谷パブリックシアターでは、
劇場や舞台に興味がある方から本気で勉強したい方までを対象に
１年間を通じてさまざまなレクチャーや講座を開催しています。

そのうち、６月に開催するものを抜粋して
このコミュニティにご参加されている皆さんに
お知らせさせていただきます。

各回ともまだ人数に余裕がございますので、
ご興味のある講座がありましたら、リンクページから詳細をご確認のうえ、
申込フォームにてお申し込みください。


●…………………… 「シリーズ講座『日本の公共劇場を考える』」 ……………………●

異なる専門分野の講師をお招きして、日本の文化政策・地方自治体との
関係・法律・歴史などさまざまな切り口からそれぞれの地域の公共劇場
に共通する「公共劇場」について再考し、果たしている役割そして課題
について考えていきたいと思います。

☆受講料：Ｖｏｌ．３〜８　１，５００円 （全１回）
【お申し込み・詳細はこちらへ 】
⇒http://setagaya-pt.jp/workshop/2009/05/post_84.html
※シリーズ講座ではありますが、１回ごとに受講可能です。

◇Ｖｏｌ．３「公共劇場の誕生」
日程：　６月４日（木）１９時〜２１時
会場：　世田谷文化生活情報センター セミナールーム（キャロットタワー５F）

講師：　高萩 宏／東京芸術劇場副館長

内容： 集会施設として始まった日本の「公立文化施設→公共劇場」の歴史を概観することで、90年代に拡大した文化庁の補助金政策の流れの中での公共劇場の位置づけをみていきます。
そして2003年から導入された公共施設の指定管理者制度とその影響について、さらに指定管理者制度を乗り越える試みとして、「博物館法・図書館法」と同じように、単なる公の施設と区別して「劇場法」を新たに作ろうという運動の現在の状況を、世田谷パブリックシアター・東京芸術劇場と13年にわたって公共劇場の運営に携わった経験からお話しします。

【７月以降の講座スケジュール】
◇７月　７日（火）　Ｖｏｌ.４ 「公益法人改革―新制度にどう向き合うか」
　講師：片山正夫（財団法人セゾン文化財団常務理事）
◇７月１４日（火）　Ｖｏｌ.５「この社会において演劇作品を創ること」
　講師：松井憲太郎（演劇評論家）
◇７月３０日（木）　Ｖｏｌ.６ 「文化行政からみた公共劇場」
　講師：木村直樹（文化庁文化部芸術文化課文化活動振興室長）
◇８月２５日（火）　Ｖｏｌ.７ 「財政から見た文化、芸術」（仮）
　講師：金谷裕弘 （財団法人地域創造）
◇９月１１日（金）Ｖｏｌ.８「公共劇場の『公共性』を、原点から再考する」
　講師：伊藤裕夫（富山大学芸術文化学部教授）

※　時間はいずれも１９時〜２１時
※　あと１〜２講座程度調整中です


●…………………… 『プロデューサーの仕事』 ……………………●

世田谷パブリックシアターのプロデューサー4名が、
世田谷パブリックシアターでの舞台芸術作品創造事例に基づいて、
舞台芸術作品のプロデュース／公共劇場のプロデューサーの仕事について迫ります。

☆受講料：６，０００円 （全４回）
【お申し込み・詳細はこちらへ 】
⇒http://setagaya-pt.jp/workshop/2009/06/post_127.html
※当日席に余裕がある場合は、1回のみの参加者を受けいれます

◇６月９日（火）
　「プロデューサーに求められる視点」
　講師：奥山緑／世田谷パブリックシアター制作部長
◇６月１６日（火）
　「国内演劇作品のプロデュース 」
　講師：根本晴美／世田谷パブリックシアタープロデューサー
◇６月２３日（火）
　「国際共同製作作品のプロデュース」
　講師：穂坂知恵子／世田谷パブリックシアタープロデューサー
◇６月３０日（火）
　「ダンスと演劇の閾 −世田谷PTのプログラムを事例に」
　講師：楫屋一之／世田谷パブリックシアタープロデューサー

※時間はいずれも１９時〜２１時