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開催終了第4回 IDDP勉強会お知らせ

詳細

2012年01月09日 22:59 更新

【第4回 IDDP勉強会お知らせ】
あけましておめでとうございます。寒い日が続いておりますが、みなさま年末年始はいかがお過ごしでしょうか。昨年は、学業、お仕事でお忙しい中IDDP勉強会にご参加いただきありがとうございました。

今年最初の勉強会は、元世界銀行副総裁の日下部元雄氏をお迎えし、「新しい公共サービスの提供と社会的企業の役割」をテーマにお話いただきます。多数のご来場をお待ちしております。

本年もIDDPをよろしくお願いいたします。
IDDPスタッフ一同


第4回勉強会 「新しい公共サービスの提供と社会的企業の役割」

■講師:日下部 元雄氏
President, Open CityFoundation, Inc. London, U.K.
Visiting Professor, EnvironmentInstitute, University College London (UCL), U.K.
Visiting Professor,Ritsumeikan Asia Pacific University, Japan
Senior Enterprise Fellow,University of Essex, School of Entrepreneurship and Business
Vice Chair,Development Gateway, Washington, DC, USA
Senior Advisor, Global Alliance for ICT for Development, U.N. New York

■講師略歴:
日下部元雄氏は、2009年にオープンシティー・ファウンデーションをロンドンで設立、ICTを利用した、途上国・先進国の地方政府のガバナンスの向上、社会起業家によるコミュニティー・サービスの推進への支援を目指す活動を行っている。

同氏は、1997年から6年間世界銀行に勤務、初めの2年間は専務理事アドバイザーとしてアジア危機への対応戦略の策定を、後半4年間は資源動員・コファイナンス担当の副総裁として、世銀の貧困国向けの長期低利融資制度であるIDAへの資金調達や世界銀行が関わるグローバル・パートナーシップ・プログラムの推進などを担当した。その間、特に世銀のコミュニティー参加型プロジェクトへの直接融資制度の創設、ICTと開発に関するグローバル・プログラムの推進などを担当した。

世界銀行退職後、スタンフォード大学でデジタル・ビジョン・プログラムで客員研究員としてICTを開発に利用する20人余りの社会起業家への支援を行った後、2003年から欧州復興開発銀行(EBRD)で 総裁特別顧問として、東ヨーロッパ・旧ソ連圏の市場経済移行の支援、特に貧困な中央アジア・コーカサス・モンゴルなどでのICTなどの知識産業クラスターの形成による起業家への支援を行った。

最近2年間は、日本学術振興会の科研費による「社会的排除プロセスの動学的研究」プロジェクトを、東京、ロンドン、リバプールの3都市で行い、貧困のリスク要因が負の循環をもたらす動学過程を計量的に明らかにし、社会関係資本や社会サービスが社会的排除を予防する効果の実証研究を行っている。

東京大学理学部数学課程修士、エール大学経済学修士、立命館アジア太平洋大学客員教授(開発経済学)、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン客員教授。

■参加費:無料(勉強会運営費のご支援を歓迎いたします)

■日時:2012年1 月21日(土) 14:30−16:30 (開場14:00)
※勉強会終了後、懇親会を予定しております

■会場:
<勉強会会場> : London Business School, Regent's Park, London, NW1 4SA <懇親会会場>: THE WINDSORCASTLE, 98 Park Road, London, NW1 4SH
http://www.the-windsorcastle.co.uk/

■形式:講師によるプレゼンテーション・質疑応答

■講義内容:開発途上国・先進国共通して、「現代の貧困」を「多次元の社会的関係からの排除」として捉える「社会的排除」アプローチの有効性が指摘されている。従来の貧困概念が主として所得の不足に焦点を置いた経済的なマクロ分析に基礎を置くのに対し、同アプローチは、グローバル化に伴う、家庭・教育・コミュニティーなどの構造の変化、各種の社会関係からの排除、特に最近厳しくなった雇用からの排除に焦点をあてた多次元的・動態的な貧困の捉え方をしている。講師は、このアプローチによる貧困の計量分析を日本・英国の3都市で行い、その結果を分析し、貧困の社会的要因の重要性を実証するとともに、予防的な早期の社会サービスによる対応を示唆している。また、このような効果測定を利用した、社会企業への支援策・社会的ファイナンスの整備についても触れる。

■講師から参加者へのメッセージ: IDDPの皆様、開発問題は奥が深く、これまで正しいと思われた開発戦略の多くは行き詰まっています。その中で社会起業家によるアプローチや社会関係資本によるアプローチが現在のODAに頼ったアプローチに比べ有効性が高いような気がしています。英国はこのような新しいアプローチが進んでいるところです。どうか短い留学生活の中で幅広い知識に触れ、また、同じ志を持つ仲間を作ってください。国際機関や開発NGOは厳しい世界です。その時に今の仲間が役に立つと思います。

■定員:50名

■お申込み期限:2012年1月18日(水)

■お申し込み方法:
会場のセキュリティ上、事前の申し込みが必要です。
ご参加を希望の方は2012年1月18日(水)までに下記URLよりお申し込み下さい。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dGllZkR4RjFMLXJJRGR4RnRCdzZvdGc6MQ
・ 3日以内にIDDPより返信がなければ、大変お手数ですが再度ご連絡下さい。
・ 会場の関係から、申し込みを制限させて頂く場合がございます。

■ 主催:英国開発学勉強会(IDDP)

皆様のご参加をIDDPスタッフ一同お待ちしております。



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英国開発学勉強会
Intercollegiate Development Discussion Panel (IDDP)
https://sites.google.com/site/iddpuk/

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