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開催終了三味線xダンスxムービーの世界『ASYL/アジール』

詳細

2011年11月25日 15:31 更新

〜 過去は煙。燃えているのは今。
   私はなぜ逃げて来たのか。〜

江戸時代に実在した縁切寺は、わけあって男から逃げて来た女のアジール(避難所) 縁切寺に逃げて来た或る女の過去と現在。三味線、唄、ダンス、映像が、幾十にも織り合い描き出す幻想的な物語。

作・演出・映像:飯名尚人 
三味線・唄:西松布咏 
振付・ダンス:寺田みさこ
出演:今村達紀
友情出演:オランダ(和蘭獅子頭)

【あらすじ】
舞台は、西松布咏の江戸唄、三味線の演奏から始まる。お座敷芸のようなトークと演奏。歌詞の意味や時事問題などをお座敷芸を楽しむお客さん(実際のお客さん)に対して語りかけ、演奏に織り交ぜて物語は始まる。いつの間にか、映像やダンスが加わり、フィクションの世界に入り込む。男との縁を切ってくれるお寺、縁切寺に逃げて来た女の物語が始まるのだ。
逃げて来た女は、男に騙されヒドい目にあった女…..と思いきや、男を殺し、家ごと燃やして逃げて来た悪女であった。
女はなぜ男を殺して逃げて来たのか・・・?
映像のモチーフとして頻繁にあらわれる「煙草の煙」は何を意味するのか・・・?

【作品解説】
タイトル「アジール」は、歴史的・社会的な概念で「聖域」「避難所」などを意味し、聖地である社寺や教会も含むという。江戸時代、離縁したくてもできない弱い立場の妻を救済し、夫と離縁させてくれる「駆け込み寺」として縁切寺=アジールが存在しました。離縁するための「三行半」の書き方や作法がある一方、江戸の女性は想像とは違って、どうも弱い立場だけではなかったようです。男と別れたいが為に、したたかに縁切寺を利用したという史実もあり、どこか現代に通ずる女性の恋愛観も見え隠れします。

今回の音楽家である西松布咏さんの演奏する三味線や小唄は、今でこそ格式高い伝統芸能ですが、江戸時代当初は大衆的な流行歌・ポップソングとして親しまれていました。この作品は、偶然引き寄せられた恋愛の避難所「アジール」としての縁切寺をモチーフに、いつの世でも普遍的な大衆の心を摑む「恋愛」を作品のテーマに据えました。
現代人にとって「アジール」は、どこを意味するのでしょうか。自らを守ってくれ浄化される聖域―アジール。恋愛のためだけでなく、いろんな意味の「アジール」を私たち現代人は、求めているように思います。

東京公演 2 日目のみ、縁切寺満徳寺資料館館長である高木侃氏をお招きしイベントトークを行います。タイトルは「女と男の縁切り作法」。まさに現代女性の恋愛処世術に必聴です。

*受付→開演の1時間前/開場→開演の15分前/受付時に入場整理券を配布します。
*未就学児の入場はご遠慮いただきます。

*詳細は公式サイトをチェック!

公式サイト
http://www.jcdn.org/~dmm5/


お問い合せ
NPO法人Japan Contemporary Dance Network(JCDN)
TEL: 075-361-4685
URL: http://www.jcdn.org/


主催・協賛・後援等
企画・製作・主催:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
共催:初音館スタジオ 助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団  協賛:資生堂 
協力:公益財団法人セゾン文化財団
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  • 2011年12月10日 (土) 12月10日・11日の2日公演
  • 東京都 池上實相寺
  • 2011年12月09日 (金) 締切
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参加者
1人