これは、僕が10代の頃の話しなんですが
あの時分は心霊スポット巡りにはまっていました。
大阪・京都の心霊スポットはほぼ全部回りました。
あげくに、自分たちで心霊スポットを開拓というところまで
いっておりました。

さて、そんな中であった不思議な話を一つ。

大阪のあるベッドタウンの真ん中にある建物を
探していたのです。
ベッドタウンといえば綺麗に聞こえますが
なんてことはなく市街地から離れた
住宅街の真ん中にその建物はありました。

今でいう外見はセレブが住むような家なのですが
住人は無く、部屋に灯りがともっているはずもありません。
しかし、そんな豪華な建物にもかかわらず
何故か、売りに出されているわけでもなく
家の四方が1.5ｍ程の板のバリケードで覆われており
堅く進入を拒んでいるのです。

そんな不思議な建物があるので、建物周辺も
空き家だらけ、などどいう事は全くなく
完全なる住宅街の真ん中。
この時、僕達はその建物まで距離があったので
車で行っておりました。
夜中と言えど住宅地なので車を止めるところが
なかなか見つかりません。
下手に止めると明らかに不信に思われますし
、あまりおおっぴらに言うべきことでは無いのは
わかっていますが、十数年前の若げのいたりということで普通に書きますが
下手な場所に止めると建物に不法侵入しているのがバレバレなわけです。
それを回避する為に洋館を中心に四角形を描く感じで
駐車ポイントを探す事にしました。

洋館の前の道を曲がり、二つ目を曲がり
そして、三つ目を曲がった、いや曲がっている途中の事
いきなり・・・・

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てな感じでみんなで涼みましょう。