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開催終了流会   11/1水 pm7半 映画駄弁る会  「アズミ・ハルコは行方不明」 司会:N田さん

詳細

2017年10月06日 00:39 更新


本イベントは流会になりました 2017 10 05

※ このイベントは 『11/1水 pm7半 山内 マリコ 「アズミ・ハルコは行方不明」 司会:N田さん 』を変更したものです (2017 9 30)
時間 開始 19:30 終了 21:30
※開始10分前以前の来店はできません。
内容 : 作品について 飲食しながら 駄弁る (別途 語る会はしない)
作品:アズミ・ハルコは行方不明  100 分
監督: 松居大悟
出演: 蒼井優, 高畑充希, 太賀, 加瀬亮

選定・司会:N田さん
【参加費】
 1000円(紅茶またはワイン1杯付き)
 お食事をご希望の方はコメント欄でお申し込みください(別途500円。内容はお任せ願います)。
 また、確認の意味で、お食事不要の方は、お手数ですが、「食事不要」とご記入ください。
お土産について:読書会中に皆でつまめる菓子、果物などのお土産は歓迎です。なお飲み物のお土産はご遠慮ください。(CafeBarKIYONOは飲食店です。お食事の持ち込みはできません。飲物の持込は1000mlまで/ごと500円の持込料を申受ます)
【定員】:8名

会場: 千代田区平河町2-2-5カフェバーKIYONO 電話5212-4146
(地下鉄出口:半蔵門駅1番 麹町駅1番 永田町駅4番)
地図:googleマップで「カフェバーきよの」で検索
http://bit.ly/p15SIR
問い合わせ :03-5212-4146(清野) または JONYあてメールで


※ なお、ご出席のかたには、今後の課題図書にふさわしい作品を推薦していただきたいので、よろしくお願いします。(原則文芸書100頁以下位の中篇か短編、文庫本等廉価で容易に入手可能なものがよい)


【紹介】(AMAZON:データベースより)地方都市の寂れた国道沿い。大型モール・洋服店・レンタルビデオショップ・中古車販売店・
ファミレスが並ぶ典型的な郊外の町で、ある日突然28歳のOL安曇春子が姿を消した。
ほどなくして彼女が消えた町には、捜索願のポスターをモチーフにしたグラフィティアートが拡散されてゆく。
時を同じくして出現した、男だけを無差別に暴行する女子高生集団。安曇春子の失踪をきっかけに、交差する2つの犯罪。
これは全て、アズミハルコの企みなのか?ハルコが消えた“本当"の理由とは?

コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2017年09月18日 18:03

    JONYさん、掲載有難うございます。
    (食事ありでお願いします。)

    前回の山内マリコは、2015年8月に、短編「地方都市のタラ・リピンスキー」をやらさせていただきました。
    http://mixi.jp/view_event.pl?comm_id=5720001&id=78363376

    今回は中編で、ちょっと長い分だけ面白さが増しているように思います。

    キーワードは、少女ギャング団、LINE、ストリートアート、地方都市再生といったところです。

    約240頁くらいありますが、こんな↓感じで読みやすいです。ぜひ宜しくお願いします。

    -----------------------------------------------------------------------------------
      街は僕らのものだ
      街の光は僕らのものだ
      今夜
      街は僕らのものだ
      心の光はウソをつかない

     真夜中、パーカーのフードをかぶったやんちゃなグラフィティアーティストたちが、街中
    を跋扈し、落書きして回る。 店のシャッター、空いた広告スペース、ビルの屋上、地面のア
    スファルト、標識の裏、電車の車体、地下鉄のタイル壁、鉄橋の横腹、壁という壁。 ときに
    警察に追いかけられながら、被らはとても楽しそうに、遊ぶように落書きする。
     ユキオはそのオープニングタイトルを観ながら、興奮が体中を駆け巡り、総毛立つのを感
    じた。 どれだけ「ヤバい」ヒップホップにもさほど反応しなかったユキオの心が激しく波打
    ち、叫び出したい衝動に駆られた。 それはユキオの中に眠っていた「なにかやりてえ」とい
    う創造性を揺り起こし、大いに刺激した。
     なにかやりてえ。
     なにか面白いことがやりてえ。
    (p.41)
    -----------------------------------------------------------------------------------
     ユキオは今度は勢いよく一筆書きで、スチューシーのバッタモンみたいなサインを描いた。
    「これ、毎回同じに描ける?」
    「無理だな」
     今度は学がスプレー缶を上下に振りながら、無言で柱に近づく。「う−ん」と首を傾げつ
    つ、ユキオの描いた下手クソな字を上から慎重になぞる。 そのうちただの字がグラフイティ
    らしく整い、みるみるカッコよくなった。

      FUCK

    「おお、すげえ!! それっぽくなった」ユキオは無邪気に喜んでいる。
     学は、画家がキャンバスから離れて絵のバランスをチェックするように遠くから見ると、
    「でもこれ、普通だね」とがっかりした声で言った。
    「金然カッコよくない。 それになんかちょっと、万引きしたときみたいな罪悪感」
    「ヘ−、お前も万引きとかしてんだ」
     ユキオは見直したとでも言うような口調。
    「一回だけね」
     学は改めて自分たちが描いたグラフイティもどきを眺めた。
     そこにはなんの意味も、意志も、理由も、気持ちも、コンセプトも感じられない。 街の公
    害のような落書き。 落書きの駄作。 駄作中の験作。
    「あ−もっとカッコいいやつが描きたい」
     二人はなんの成果もあげられないまま、その日はとぼとぼと帰った。
    (p.60-61)
    -----------------------------------------------------------------------------------

  • [2] mixiユーザー

    2017年09月30日 10:04

    11/1水 pm7半 山内 マリコ 「アズミ・ハルコは行方不明」 司会:N田さん を イベント情報のように 変更しました
mixiユーザー
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  • 2017年11月01日 (水) 19:30
  • 東京都 千代田区平河町2-2-5CafeBarKIYONO
  • 2017年10月06日 (金) 締切
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参加者
2人
気になる!してる人
1人