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開催終了3/4月 7半 スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」 司会:hanasinoさん

詳細

2013年01月18日 00:46 更新

本イベントは 1/7月 7半 スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」 司会:hanasinoさん を延期したものです。


時間 : 19:30〜 (21:30終了予定)定刻にお出で願います。恐れ入りますが、開始10分前以前のご到着はご遠慮ください。
課題図書:スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」 (ハヤカワ文庫 SF 237 など)
選定・司会:hanasinoさん
【参加費】
 1000円(コーヒー、紅茶またはワインが付きます)
(読書会中にお食事はできません。またCafeBarKIYONOにお食事の持ち込みはできません。 お食事が必要な方は、読書会終了後、パスタなどを500円でご注文になれます)
  
お土産について:菓子、果物などの食べ物を歓迎します(飲み物はご遠慮ください)
定員:8名

会場: 千代田区平河町2-2-5カフェバーKIYONO 電話5212-4146
地図:googleマップで「カフェバーきよの」で検索
http://bit.ly/p15SIR
問い合わせ :03-5212-4146(清野) または JONYあてメールで


※ なお、ご出席のかたには、今後の課題図書にふさわしい作品を推薦していただきたいので、よろしくお願いします。(原則文芸書100頁以下位の中篇か短編、文庫本等廉価で容易に入手可能なものがよい)


【紹介】(AMAZON:カスタマーレビュー)

By "アカガネヒロ"
この広大な宇宙のどこかには地球人のほかにも知的生命体がいるだろう、と告げる物語はほかにもたくさんありますが、この話はちょっとすごい。それは侵略してくるのでもなく、また積極的に友好関係をむすぼうというのでもなく、地球からやってくる人々にただふれていくのです。
主人公のケルビン青年が惑星ソラリスに赴任するところから、この不思議な物語がはじまります。ところが彼がソラリス・ステーションについてみると、先に着任しているはずの三人の研究者が見あたりません。ステーション自体もこころなしか荒廃した印象があります。まもなく姿をあらわした一人の研究者も酔ってでもいるのか、どことなく常軌を逸しているようです。
なにかがおかしい、と彼は思います。密閉されたステーション内なにが起こったのか。在るのはただ、すみれ色の靄におおわれて、もの憂げにのたうっているソラリスの海ばかり。これはまるでホラー仕立ての展開です。
読みすすむうち、ケルビン青年が出会う未知のものに、きっと読者も一緒になって目をみはることでしょう。
未知なるもの。
星の海にへ出て行った先で、わたしたちのうちのだれかは彼らに出会うかもしれません。勝つわけでもなく、負かされるわけでもなく、理解しあうわけでもなく、ただふれるというかたちで。

コメント(26)

  • [1] mixiユーザー

    2012年12月04日 04:08

    「惑星ソラリス」の原作なんですね。参加します。よろしくお願いします。
  • [2] mixiユーザー

    2012年12月04日 12:49

    司会をします。

    ベガさん、そうなんです。
    この小説は「惑星ソラリス」の原作なんです。
    しかし、原作者のレムと映画の監督タルコフスキーは、作品に対する解釈の違いから大変仲が悪かったようです。
    最後はレムが「お前は何も分かっていない。」と吐き捨て完全に仲違いしたとのことです。
  • [3] mixiユーザー

    2012年12月31日 19:56

    こんばんは。
    もうすぐ2013年ですね。

    さて、こんなタイミングでなんですが、ここで会当日に参加者の方にお聞きしたい質問を記したいと思います。

    ?ハリーが自らの意志で自身を消滅させたのはなぜでしょう?
    またその気持ちは理解できますか?

    ?P375、物語のラスト、「私はいかなる希望ももっていなかった。しかし、私の内部ではなおも一つの期待が生きつづけていた。」とあります。
    ハリーがケルビンに残した期待とはいかなるものでしょうか?


    以上、二つの質問を主軸に、参加者いただいた方の自由な感想と疑問を織り交ぜ会を進行していきたいと思います。
    拙い司会進行が予想されますが、どうぞよろしくお願いします。
  • [4] mixiユーザー

    2013年01月04日 00:56

    JONYさん、hanasinoさん、あけましておめでとうございます。
    ところで7日の読書会ですが、参加者がJONYさんを含め3名のままですが、予定通り開催されますか?
    全然問題ないっ、ということであれば喜んで参加させていただきますが、難解な作品なので、わたくし的には少人数でみっちり語るには、少々自信がない気もします・・。
    一応確認のため、書き込みさせていただきました。
    hanasinoさんの問いについては、いずれにしても答えを考えときます(^_^;)。
  • [5] mixiユーザー

    2013年01月06日 13:57

    こんにちは、司会のhanasinoです。

    確かにベガさんの仰るように『ソラリス』をみっちり少人数で語るのはなかなか難しそうですね。
    今日の段階で参加者も3名だけですし、今回は残念ながら流会にしようかと思いますが、ジョニーさんよろしいでしょうか?

    いろいろと準備をしていただいたジョニーさんにはご迷惑をかけてしまい本当に申し訳ありません。
  • [6] mixiユーザー

    2013年01月06日 23:03

    了解です。 
    『ソラリス』は興味深い作品ですので、また、機会を改めて実施しましょう。
  • [7] mixiユーザー

    2013年01月07日 08:31

    hanasinoさん、ご連絡ありがとうございます。流会の件了解しました。お気遣いいただいてありがとうございます。JONYさん申し訳ありません。

    ところでせっかくhanasinoさんが課題を書き込んでくださっていたので、ベガの答だけでも提出しておこう・・と考えたのですが、あの場で話すのは後も残らないし、いいんですが、こうやって文章で書きこむとなると恥ずかしいですね。どちらもめっちゃ難しいですし・・。
    一応拙いながら今の時点で思った答えを書いておきますと・・

    ?ハリーの消滅の意図
    ありふれた考えのようですが、ケルビンの心の重荷を取り除きたいと思ったのではないでしょうか。彼女は最初は自分が自分でないことに悩み、苦み、自殺も図りましたが、その思いはやがてケルビンが死んだハリーに対し持っている罪の意識へ向かったと思います(ケルビンは2人のハリーを殺しています)。彼女は個体としてはほかの2人のハリーではないけれど、それでも「ハリー」としてケルビンの罪を赦し、そして消えた、とそんなふうに感じました。

    ?ハリーの残した期待
    こちらはさらに難問ですね・・・というのはhanasinoさんが出した課題を読む前に、課題本を読んでいて「意味がわからん・・」と思っていたのがまさにこのあたりの箇所だからです(不完全な神の記述だとか、その他もろもろ)。
    うーん、「いつかは理解しあえるという漠然とした期待」でしょうか。生まれたばかりの「ハリー」が次第に成熟し自立し、1人の女性として、ケルビンの心の奥底までも理解してくれたようなことが、今は「神の幼子」であるソラリスの海にも起こるのではないか・・と。。。ちょっと矮小な解釈でしょうか?正直わかりません・・。
  • [8] mixiユーザー

    2013年01月10日 08:14

    ベガさん、回答をいただきありがとうございました。
    今回は流会となりましたが、ベガさんのお心遣いのおかげで僕もじっくり『ソラリス』について考える充実した時間を過ごすことができました。
    考えれば考えるほど『ソラリス』が自分にとって本当に大切な作品なんだなと再確認していきました。

    またいつか『ソラリス』読書会を開催できたら嬉しいです。
    その時はベガさんもぜひ。


    僕も自分がたてた質問について考えてみました。
    長ーくなりましたので、飽きがこなければ最後まで目を通してみてくださいませ。

    ?ハリー消滅の意図
    僕も鍵となるのは罪の意識だと思います。
    まずはじめにハリーに対する罪悪感がケルビンにあります。
    やがてケルビンの苦しみが自分に端を発することをハリーは発見していきます。
    この発見はハリーの中に自分の存在そのものを罪と感じる意識を育てていったのではないでしょうか。
    次第に二人の関係はお互いがお互いに罪悪感を抱く罪の意識のスパイラルに捉えられていきます。
    ケルビンにいたってはそれ以前から不在のハリーに対し罪の意識を背負い続けていました。
    このスパイラルからケルビンを逃がしてあげることが、ハリーが自らを消滅させた意図だったと僕は思います。
    人として死ぬのではなく、サルトリウス発明の装置によりあくまで科学的に処理される、そのプロセスもケルビンの負担を軽くするとハリーの背中を後押ししたのかも知れません。

    赦して消える、ベガさんの思い描くハリーは高潔です。
    僕のは、自分で書いてなんですが、なんだか人形浄瑠璃みたいなハリー。
    僕が思い描ける人間像はここまでのようです。


    ?ハリーの残した期待
    ベガさんの答えを拝見していて思いました、僕はハリーのことをちゃんと見れていなかったなと。
    ハリーははじめ自分の苦しみにしか目を向けれなかったのが、次第にケルビンの心を理解するまでに成長していくんですよね。
    実は登場人物の中で最も心に動きがある。
    もしかすると『ソラリス』はハリーの物語と言えなくもないほどです。
    ベガさんの仰るようにハリーの成長がケルビンに残した期待はとても大きなものだったのでしょう。

    僕の思う期待は、ケルビン自身の心に対する期待ではなかったのかと思います。
    この物語はケルビンの愛情の挫折から始まります。
    ハリーは自分を愛していたのか、それとも憎んでいたのか。
    回答が得られないがためにケルビンは宛先のない疑問を抱えたまま立ち止まっています。
    それは銀河の彼方にまで知識と活動範囲を広げながら、ソラリスという理解不能を前に停滞し続ける人類の知性と同じで。
     
    では、理解を獲得するのに手短な方法は何かと言えば、それは相手の中に自分との類似性を見出すことではないでしょうか。
    似通ったもの同士ほど、より形が近いものほど相互理解はしやすいという理屈です。
    ハリーはケルビンの記憶の奥底から誕生しました。
    つまり両者は類似どころか同質同一の存在であると言えなくもありません。
    であればハリーの語る言葉、行動は全てケルビンの理解の範疇に大人しく納まるはずです。
    しかし、ケルビンはハリーを理解することは出来なかった。
    それどころかハリーはケルビンの理解の垣根の遠い向こうへとただ一人で歩みを進めていきます。
    そしてそこで自分のすべきことを見出し決断します。
    この鮮やかな裏切りはケルビンに大きな喪失感を与えた以上に、ハリーという他者の抱える深い未知を、ハリーの母体となった自身の心に残された可能性を思い起こさせたのではないでしょうか。
    ハリーの残した期待とは、ケルビンの中に残されていたこの未知の領域の発見ではないかと思います。
    自身の心が未知の領域へ飛躍できたのであれば、今は未知の領域に位置するハリーとソラリスもいつか理解できるのかも知れない。
    そう思えた時、理解できるものできないものの違いは消え失せ、何の畏怖を抱くこともなくハリーとソラリスをありのままに受け止めることができたのではないか。
    永遠に謎かも知れない。だけど、いつか理解できるかも知れない。
    そんな諦めと期待が心地良く入り混じった無色透明な希望が、ソラリスの海を眺めるケルビンの胸に広がっていたのではないでしょうか。
  • [10] mixiユーザー

    2013年01月12日 12:48

    hanasinoさん、ありがとうございます。いろいろ考えさせられた、というか私の解釈は案の定、かなり浅薄ですね〜。hanasinoさんの書かれたものを読むと、つくづく感じました。
    「永遠に謎かも知れない。だけどいつか理解できるかも知れない」ケルビンがこういう希望を持っていた、というhanasinoさんの解釈、ベガも同感です。本来、異文化、というか他者との接触とは、こういうものだからこそ価値があるのでしょうね。

    本筋とはあまり関係ないんですが、私は第2の「ハリー」のたどった運命を考えると、身の毛がよだつ気がするんですよね。ケルビンがスナウトから彼女のことをほのめかされて動揺するシーンがありますが、それにしても普通はこの程度ではすまないだろうと。第2のハリーを殺し、そしてその後、第3のハリーを愛するようになって(実は本当に愛していたのかと問われると自信がありません)、でも彼女のこの世のものとは思えぬ姿を見て?(それが原因なのかすら自信がありません)気持ちがひいてしまう。しかしハリー消滅後、何かはればれとしたムードになってソラリスの海をながめる。私は正直、この間のケルビンの心の動きがいまいち、よくわかりません。
    ケルビンは結局、この後地球に戻ったのでしょうか?ソラリスに残ったのでしょうか?

    蛇足ですが、読んでいて、ソラリスの赤い太陽、青い太陽がとても見たくなってしまいました。というわけで、映画(2作あるんですね)を探してみてみようかと思います(1本は1度は見たはずですが、全く覚えていない)。映像で見たくなる作品ですよね。
  • [11] mixiユーザー

    2013年01月15日 07:49

    第二の「ハリー」が辿った運命については、僕も無意識に考えを封印してるところがありますね。
    やはり想像してしまうと恐ろしくなるから…。

    そう言えばスナウトもケルビンと同じ罪悪を背負っているんですよね。
    わりとあっさり描かれている二人の会話だけど、実はかなり凄味のあるものだったのかも知れません。
    ドフトエフスキーならこの二人の会話だけでネチネチと一章は費やしたであろうに。
    つまるところ罪の意識とかいったものに作者のレムがそれほど重きを置いてない様子が伺えます。
    罪の意識は物語の重要な要素ではあるけど、あくまでストーリーを動かす上での一要素、テーマたりえないといったところでしょうか。


    ケルビンの心の動きについては僕もよく分からないんです。
    分かりたくともケルビンは終始動揺しっぱなしで心ここにあらず。
    次々と舞い込む事態をひたすら受け身で迎えるのが精一杯で、彼の言動も事態に対する反応にすぎないと感じました。
    物語のラストを落ち着いた気持ちで迎えるケルビンですが、その静かな心には徐々に色々な考えが忍びこんでくることでしょう。「第二のハリー」の運命だとか。
    そんな想いと向き合う場所を地球とするかソラリスとするか、どちらを選ぶにしろ納得のいく選択だと思います。
    もはや彼にとってそこがどこであるかはさほど重要ではないと僕は思うんです。


    映画にまで興味を持っていただき嬉しいです。
    仰るように、「ソラリス」にはタルコフスキー監督によるもの、ソダーバーグ監督によるリメイクの二本が存在します。
    リメイク版は非常にきれいにまとまっていますが、そのためどこかで観たことあるようなSFに収まっている印象を受けます。
    原作のなんとも言えないムードを見事に映像化しているのは、やはりタルコフスキー。
    赤い太陽、青い太陽、そしてソラリスの海も見事なイマジネーションで映像化していました。
    新宿、渋谷、恵比寿TSUTAYAなど大きな店舗であればレンタルも可能です。
    お時間が許すのであれば、ぜひ映画にも触れてみてください。
  • [12] mixiユーザー

    2013年01月16日 12:26

    hanasinoさん、ありがとうございました。
    また会合でお会いしましょう。
  • [13] mixiユーザー

    2013年01月16日 18:15

    こちらこそお付き合いいただきありがとうございました。
    また、キヨノにてお会いしましょう。
  • [14] mixiユーザー

    2013年01月18日 00:47

    3/4に延期しました。
  • [15] mixiユーザー

    2013年01月18日 07:36

    あらためて開催する機会をいただきました。

    司会をします。
    よろしくお願いします。
  • [16] mixiユーザー

    2013年01月18日 16:13

    前回本を手にいれることさえできなかったので、今度はしっかり読んで
    参加したいと思います。

    とはいえ、なかなか哲学的な内容のようで。ハードル高そう。
    素っ頓狂なコメントで暴発するかもしれませんが
    よろしくお願いします。
  • [17] mixiユーザー

    2013年01月18日 17:47

    日程の都合で前回は参加申し込みできずでした。
    本はすでに入手済みです!
    タルコフスキーの映画もよさそうですが、まずは原作のこちらから入門いたします。
    よろしくお願いします。
  • [18] mixiユーザー

    2013年01月18日 23:36

    はなしのさんに直接ストーリーを聞かせていただいたので、読みたいとおもいましたあヾ(●´∀`●)

    参加させてくださあい♪
  • [21] mixiユーザー

    2013年02月18日 15:03

    こんにちは。
    夜が短くなってきたとはいえ、この時期の寒さが一番骨身に染みるような気がします。
    みなさんお風邪など召されていないでしょうか。

    さて、気がつけば「ソラリス」読書会も2週間前に迫ってまいりました。
    ここで前回同様、作品に対する質問をあげておきたいと思います。
    ほぼ前回の焼き直し、一つだけ新たな疑問を加えてみました。


    ?ケルビンがスナウトに対し愛情を抱いたのはなぜでしょうか。

    ?ハリーが自らの意志で自身を消滅させたのはなぜでしょうか。
    またその気持ちは理解できますか。

    ?P375、物語のラスト、「私はいかなる希望ももっていなかった。しかし、私の内部ではなおも一つの期待が生きつづけていた。」とあります。
    ハリーがケルビンに残した期待とはいかなるものでしょうか。


    以上です。
    では。
  • [22] mixiユーザー

    2013年03月01日 20:16

    初めまして、今回初参加のみけ猫です。
    ソラリスは最近読んだばかりでタイムリーなので、参加させていただきました。
    お手柔らかにお願いします。
  • [24] mixiユーザー

    2013年03月02日 00:21

    参加したいのですが、、もう定員でしょうか。
  • [25] mixiユーザー

    2013年03月04日 11:03

    ヒミ子さん。今回は、ご参加できるように、させていただきました。お待ちしています。
  • [26] mixiユーザー

    2013年03月04日 13:22

    すいません、仕事の関係で19時30分に間に合わなくなってなってしまいました。また次の読書会に参加させて頂きます。(*ToT)
mixiユーザー
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  • 2013年03月04日 (月) 月曜 pm7:30
  • 東京都 千代田区平河町2-2-5カフェバーきよの
  • 2013年03月04日 (月) 締切
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  • 気になる!
参加者
6人