mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了オプションの仕組み

詳細

2011年07月15日 01:06 更新

さて、いよいよオプションの仕組みについてです。

まず、オプション取引とは「ある物をある値段で買う(または売る)権利を売買する」ということです。

物を直接売買するのではなく、物を売買する権利を売買します。

わかりやすくすると、今日は7月15日ですが、「7月31日にEXILEのコンサートチケットを○○円で売買する権利を売買する」となります。

株式で例えると、今日(7月15日)にEXILEのコンサートチケットを1万円で買う(または売る)となります。

先物は、7月31日にEXILEのコンサートチケットを1万円で買う(売る)約束をする。となります。

オプションは、7月31日にEXILEのコンサートチケットを1万円で買う(売る)約束の権利を買う(売る)となります。

さらに、先物、株式、FXなどは、単純に「買う」と「売る」しかありませんが、オプションにはコールオプションを「買う」と「売る」とプットオプションを「買う」と「売る」があります。

コールオプションは「買う権利」です。
プットオプションは「売る権利」です。

買う約束の権利を買う 買う約束の義務を売る
売る約束の権利を買う 売る約束の義務を売る の4個を組み合わせた売買を行います。権利と義務が出てきましたが、後で説明します。
買うときは権利で売るときは義務です。

だんだんややこしくなってきました。

これは覚えないと仕方ないので、頑張って覚えてください。

まずは一番分かりやすい「買う約束の権利を買う」(コールオプションの買い)から覚えましょう。

EXILEのコンサートに戻ります。

今日は7月15日で、EXILEのコンサートは8月10日にあると思ってください。

あなたは7月31日にEXILEのコンサートチケットを10000円で買う約束の権利を1000円で買ったとします。
時間が経ち、7月31日になりました。 EXILEのコンサートチケットは人気があり、7月31日現在、15000円で売買されています。
あなたは10000円で買う権利を持っているので、ここで権利を行使しチケットを10000円で購入することができました。それを誰かに15000円で売りました。
ここで損益を計算してみると、チケット代金10000円とチケットを買う権利を1000円で買っているので11000円使いました。 そのチケットを15000円ですぐに転売したので4000円の利益が出ました。

逆にチケットの人気が出ず、7月15日になった時には5000円で売買されていたとしましょう。5000円で買える物をわざわざ10000円も出して買う必要はありません。そこであなたは10000円で買える権利を行使せず、捨ててしまいました。 あなたは1000円損しました。

これを現物株式でやると、あなたは今日(7月15日)にEXILEのコンサートチケットを10000円で購入しました。
そして、7月31日になりました。EXILEのチケットは人気があり15000円で売買されています。 あなたはチケットを15000円で転売しました。
差し引き5000円の利益です。
逆にチケットは人気が出ず、今では5000円で取引されています。
あなたは仕方なく5000円で転売しました。 差し引き5000円の損です。

仕組みが大きく違うのがわかると思います。

株式を買うのに必要なお金は10000円です。10000円使って5000円を儲けました。
オプションを買うのに必要なお金は1000円。1000円使って4000円儲けました。 資金効率がまったく違います。

逆に10000円で買った株式を5000円で転売した場合はー5000円です。
オプションは損が出ると思ったら権利を行使しないで捨ててしまいます。
株式を買っていたら5000円損するはずが、オプションは権利を購入した費用1000円だけの損で済みました。

オプションを買う場合、最大損失はオプション購入費用に限定されます。
どんなに値段が下がってしまっても損が膨らむことはありません。

これがオプションの買いの特徴です。

タイプするのがとっても疲れたので今日はここまで。

次回は「買う権利を売る」コールオプションの売りを説明します。



コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2011年07月15日 (金)
  • 東京都
  • 2011年07月15日 (金) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人