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開催終了N゚9

詳細

2006年03月16日 09:26 更新

自由に参加できます。 
+1、+2 それぞれひとつだけでもOK。

自主トレ期間は3週間。3/8-3/29とします。


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+1 秀歌と思うオノマトペの短歌5首をあげ、その理由もつけなさい。

+2 次の言葉を用いて短歌をつくりなさい。
(1)ワンワン(平仮名も可) 
(2)自由題(ただし擬音語、擬態語であること)
 
本家ヴァーサスURは下記↓ どぞよろしく。
http://www.fubaisha.com/tanka-vs/top.cgi?mode=read&year=2006&month=3&day=8

コメント(10)

  • [1] mixiユーザー

    2006年03月09日 04:13

    +2
    (1)わんわんと湧いては溜り流れずに腐臭を放つ君への疑惑

    (2)そろりそろり足踏み出せどずぶずぶと底なし沼のきみに溺れる
  • [2] mixiユーザー

    2006年03月09日 08:48

    >新井さん

    おお〜、いつもながら最初に登場ですね。
    今週末ぐらいにはゆっくりコメント書けそうです。
    というか、自分の自主トレも、する。
  • [3] mixiユーザー

    2006年03月12日 12:48

    参加表明です。

    YUKIKOです。どうぞよろしくお願いします。
    今、パソコンのある部屋に職人さんが入っているのです。職人さんの昼休みに書き込みしています。

    +1 秀歌と思うオノマトペの短歌5首をあげ、その理由もつけなさい。

    はい。っていうか、今『空と自動車』奥村晃作 を読みつつあります。
    初期の作品にオノマトペの短歌が多数収録されていました。そのなかからあとで書き写しますね。

    どうぞよろしくお願いいたします。
  • [4] mixiユーザー

    2006年03月12日 19:29

    <+1 秀歌と思うオノマトペの短歌5首をあげ、その理由もつけなさい。>

    1.泣くお前いだけば髪に降る雪のこんこんとして腕に眠れ  佐佐木幸綱

    恋愛感情がどしんという音が聞こえるかのような直球で読者のハートにストレートに飛び込んでくる。
    「こんこん」を使用しないヴァージョンで載っている歌集が多いそうですが、私は「こんこん」が好きです。
    「雪やこんこん」「あられやこんこん」♪を連想する。髪に降る雪が濡れ雪でないことがわかる。黒髪に降る真っ白な雪が美しい。
    「こんこんとして腕に眠れ」昏々として意識が遠のきそう。なのに立っているところがすてきです。


    2.春の鳥な鳴きそ鳴きそあかあかと外の面の草に日の入る夕  北原白秋

    理由をつけるなんておこがましいというほどの秀歌のスタンダードだと思います。


    3.喜びに振る尾もたねばくるくるとパラソル回し坂のぼりゆく  栗木京子

    無難な短歌だと思いますが。「くるくるとパラソル回し」のところで中原中也の「あなたはそんなにパラソルを振る」の情景が聯想されて好ましい。この短歌の場合は別離ではなく寧ろ再会でしょうか。


    4.居直りて座りし椅子がぐらぐらと動けばわれは立ち行かむとす  奥村晃作

    初期の作品であるようです。居直って座ったはずなのにその椅子がぐらぐらと動く。「椅子がぐらぐらするという」具象に仮託して観念的にならず、述べがたい心境・心理を巧く表現している。
    いつも奥村氏の秀歌はフォルムに無駄がなく隠れたところで高度な技巧に裏打ちされていると感心しています。


    5.裸木に雨さゐさゐと降りそそぎ雫つぶさに光を保つ  小沢八重

    「降りそそぎ」「雫つぶさに光を保つ」の言葉の斡旋がすばらしい。雨に濡れた冬の落葉樹の枝々から光る雫が落ちる様子がバーンと眼前に見える。美しい臨場感が伝わってくる。表現力が確か。
    「さゐさゐ」はわたしも使用したことがあります。「青竹に降る雨の音さゐさゐとして」という使い方をさせていただきました。
  • [5] mixiユーザー

    2006年03月12日 19:43

    <+2 次の言葉を用いて短歌をつくりなさい。>
     (1)ワンワン(平仮名も可) 
     (2)自由題(ただし擬音語、擬態語であること)

    明日のためならぬ堪忍した夜はわんわん泣いて眠ればいいのに

    仕事上ならぬ堪忍した日にはひとりしくしく泣けばいいのに

    はらはらと流す涙に光るもの持ち得ぬ我に春の雪降る

    ※「ならぬ堪忍するが堪忍」ということわざから発想しました。ああ発想の貧弱さを感じます。人間が「わんわん」泣く、「わんわん」をそんな風に使用したかったのですが。秀歌と較べ見劣りが甚だしいです。
  • [6] mixiユーザー

    2006年03月12日 22:52

    YUKIKOさん、こんにちは。
    たくさんの書き込みありがとうございます。

    北原白秋の歌をひいてくださって、今考えている
    オノマトペの性質についてあらためてヒントをいただいた気がします。

    またみんなでゆっくりコメントさせていただきますね。
  • [7] mixiユーザー

    2006年03月13日 19:28

    しまさん。はじめまして。こんばんは。

    1.泣くお前いだけば髪に降る雪のこんこんとして腕に眠れ  佐佐木幸綱

    は私すごく好きなんですけど。最初はたぶん。

    1.泣くおまえ抱けば髪に降る雪のこんこんとわが腕に眠れ  『夏の鏡』昭和51年

    なんですね。みなさんはこちらのほうで記憶していらっしゃるみたいです。
    わたしが好きなほうは2004年ごろNHK出版の短歌の作り方みたいな本に載っていたものです。

    『夏の鏡』では「泣くおまえ抱けば」の"抱"に"いだ"とルビが入っています。
    NHKヴァージョンではルビいらずです。「泣くお前いだけば」 "おまえ"より"お前"のほうが日本語としての丁寧さが感じられます。

    また『夏の鏡』では「こんこんとわが腕に眠れ」"腕"に"かいな"とルビが入っています。
    NHKヴァージョンでは「こんこんとして腕に眠れ」"腕"に"かひな"とルビが入っています。な・な・なんと! 新カナから旧カナに変わっています。

    また、わたしの主観では…
    「泣くおまえ」→「こんこんとわが腕に」という愛と所有の概念などちらり感じられるのですが、
    「泣くお前」→「こんこんとして腕に」のほうは所有の概念が消え「愛」だけが感じられるので、好きです。^^
  • [8] mixiユーザー

    2006年03月24日 18:26

    おひさしぶりです。管理人のしまです。
    リアクション遅くてごめんなさい。

    >新井さん


    (1)わんわんと湧いては溜り流れずに腐臭を放つ君への疑惑


    「腐臭を放つ君」ってものすごいですね。
    しかもそれがわんわんと涌いて溜まっている。
    これは少し強烈すぎませんでしょうか。迫力は確かにあるけど…。


    (2)そろりそろり足踏み出せどずぶずぶと底なし沼のきみに溺れる


    (1)と(2)は連作なのでしょうか。
    底なし沼のきみに溺れるというのは、分かります。
    ただ、「そろりそろり」や「ずぶずぶ」という常套句的なオノマトペだと
    下句のなんかもう沈んでいく感じを生かしきれないのではないでしょうか。
    特に上句では、オノマトペを重ねるよりも、シチュエーションが分かり
    感情移入していきやすい表現を選ばれてはいかがかな、と感じました。


    新井さんのお歌は、ときどき作品として手放すのが
    少し早すぎるものもあるような…。
    練習問題だけではなくって、コラムの方でのメッセージも
    受け取って頂けたら、うれしいです。
  • [9] mixiユーザー

    2006年03月24日 18:35

    >YUKIKOさん

    佐佐木幸綱さんの作品、バージョンによる細かい表記の違いを解説してくださってありがとうございました。
    漢字にするか平仮名にするかでずいぶん印象が違いますものね。

    いろんな読み方の出来る漢字でルビのない場合は
    音数に合う読みかたをするというのが、通例なんでしょうかね。
    だとすると「抱く」のルビは余計かもしれませんね。

    ちなみに私は「泣くお前」の方が男前な印象がして好きです。


    オノマトペってかなり難しいですね。
    例としてあげてくださった中では栗木さんの歌がよかったです。
    「振る尾持たねば」があるから、「くるくるとパラソル」と常套句を使っても、陳腐にならずに済んでいる。そんなぎりぎりな短歌らしい感じが好き。
  • [10] mixiユーザー

    2006年03月24日 22:31

    >しまさん。

    >例としてあげてくださった中では栗木さんの歌がよかったです。

    しまさんの感想を読んでわたしもそう思いました。
    無難なところで…と書いたけれど。
    犬の尻尾が「くるくる」の伏線があるんですね。高度技ですね。
    あと気になったのは、結句でした。「坂のぼりゆく」
    これが「坂下りゆく」だったとしたら、全く状況的に「堕ちていく〜」って感じになりそうな気がしました。昼下がりの密会とか。汗。
    犬のように喜んで「坂下りゆく」では栗木京子さんらしくないですものね〜〜〜。^^
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