★DJ klock
2000年、デビュー作となる「dj klock ep」のリリースとともに自身のレーベルであるclockwise recordingsを立ち上げる。
以後、さまざまなレーベルへの作品提供をする一方で、ここから、ミックステープ 『klock's mix cafe』と12インチ「one of the sixteen pads is dead ep」をリリース。その後、NIKEのキャンペーン用に作られた12インチ/CD「DJ Krush feat. dj klock / 2001 cage odyssey」のなかでDJ Krushとのコラボレーションを実現させた。
2002年には、sublime recordsよりファースト・アルバム『human essence』を発表。“行間を読む、時間を刻む、空間を刈り込む。プレイ&ストップ、プル&プッシュ、呼吸するように。<世界>を受容し拒絶する真摯な探求者DJクロックによるストリクトリー・プラシーボ・エフェクツ!”“このアルバムは日本におけるエレクトロニカとヒップホップの収斂の新たな象徴という決まり文句では片付けられない複雑さと潔さを持っている。”(アルバムに寄せられたコメントより抜粋)
そのほか、tenniscoatsとして活動するsaya、uenoとのプロジェクトcacoyとしても活動。
2003年4月にはファースト・アルバム「human is music」、5月には12インチ「mural of music ep」をclockwise recordingsからリリース。
そして2003年12月にはサブライムより、正規流通としては自身初となるミックスCD「timing incorrect」をリリース。
あらゆる音楽をどん欲に吸収し形成されたチャレンジングなスタンスは、彼の作品だけでなく、そのDJスタイルのなかにも聴くことができる。2002末にはヨーロッパでのツアーを実現させ高い評価を得ている。
★Taeji Sawai
1978年生まれ.
主な活動に「Tokyo Art Jungle」(東京国際フォーラム,2002年),「Farmers Manual Presentation Live」 (THINK ZONE, 東京, 2002年),「ISEA2002」(名古屋ダイアモンドホール,2002年),「OpenMind」(THINK ZONE, 東京,2002年),「フランシス・ベーコン展関連イベント」(セラルヴェス財団現代美術館,ポルトガル,2003年),「SONARフェスティバル2003」(Sonar Cinema,バルセロナ,2003年),「JohnZorn 50th Birthday Celebration」(Tonic,ニューヨーク,2003年),「Game Commons」(Yerba Buena Center for the Arts,サンフランシスコ,2004年),「ATP (All Tomorrow's Parties)」(Camber Sand Holiday Center,ロンドン,2004年)