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開催終了映画「安重根 伊藤博文を撃つ」

詳細

2011年02月09日 14:19 更新

 李時雨さんの写真展に行った時にチラシをもらいました
わーい(嬉しい顔)
 チラシの雰囲気から、最近の韓国映画と思っていたら、なんと、
「1979年/北朝鮮」の作品でした。

 必見ですねカチンコ



テロリストか英雄か?朝鮮のみる安重根とは・・・

「安重根 伊藤博文を撃つ」

伊藤博文を暗殺した愛国青年・安 重根(アン・ジュングン)の壮烈な生きざまを壮大なスケールで描いた歴史大作!!
ハルピンで伊藤博文を射殺した安重根。映画は彼が何を考え、なぜ伊藤博文を射殺するにいたったのかを彼の壮絶な生き様を描くなかで解き明かしていく。当時日本では彼を、忠臣伊藤博文を殺害した「不逞鮮人」と呼んだが、朝鮮民族は彼を「民族の英雄」として称えた。まさに極と極の捉え方である。

現代朝鮮では彼を愛国者、英雄として評価する一方で、テロで問題は解決できないという正当論をもって評価している。行為は愛国的な行為ではあるが、全民族的な独立闘争を考えずにテロの方法を取ったのは間違いだったと言うのだ。映画は朝鮮独立闘争の指導者であり、建国の父である故金日成主席が初期革命活動期に創作した同盟の革命劇を脚色したもので、具体的に事実に基づいて製作された。

映画は日本の大陸侵略の背景を壮大なスケールで描き、伊藤博文に当時の日本の朝鮮侵略の姿を、そしてそれに抗する朝鮮民族の独立闘争を安重根とその仲間に象徴させて事実を具体的に描いている。

主人公の安重根は祖国に対するあふれる愛と、侵略者である日本帝国主義に対する憎悪を胸に抱きながら東奔西走するが、悲惨で苦い結果にまみれる。前途が塞がった彼は、伊藤博文をはじめとする侵略の首謀者たちと、国を売った反逆者たちをうつことこそ朝鮮を救う唯一の道だと信じ、ハルピンの駅頭で伊藤博文を射殺し、「朝鮮独立万歳!」を叫ぶ。

しかし祖国朝鮮は日本の植民地となり、独立運動は血にまみれながら停滞していく。それを目の当たりにして、安重根は絶句する。「民族を正しく導いてくれる偉人、英雄と出会えることは無いのか!民族の英雄は、はたしていつ現れるのか!!」
それは朝鮮民族の初期反日独立闘争の歴史的総括であり、民族の熱い願望だった。
処刑された安重根の遺体はまだ発見されていない・・・

(1979年/北朝鮮/120分/DV/カナリオ企画 配給)(C) (有) カナリオ企画
オム・キルソン
リ・インムン、ロ・ポクシル、チョ・ミョンソン ほか

http://www.nanagei.com/movie/data/467.html

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