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開催終了マンタム個展「 錬金術師の遠望 」

詳細

2011年08月29日 12:51 更新

マンタム個展 「 錬金術師の遠望 」
http://sipka.jugem.jp/?eid=50

2011年9月2日(金)〜9月28日(水)
12:00〜21:00 火曜定休 ※最終日は20時までの営業となります。
@Sipka http://sipka.jp/ 
mixiコミュニティ http://mixi.jp/view_community.pl?id=5357720
愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号エビスビル2F ※大須観音駅1,2番出口より東に徒歩5分


【『ガランドウのカラダとそれが紡ぎだす夜について』に寄せて 】

『 アウトローブラザーズ 』
上野の骨董市で一際目を引く「アウトローブラザーズ」と名打たれた骨董店。
奇妙な動物の剥製や実験器具などで溢れる「アウトローブラザーズ」は長年の間人づてに語り継がれ、チェコの奇才ヤン・シュヴァンクマイエルが来日の度に彼を尋ねるなど、長くマンタムは知る人ぞ知る存在の人物でした。
近年、マンタムが古道具や動物の死骸を使って作り上げたオブジェは、ペヨトル工房直下のギャラリー、パラボリカ・ビス周辺のシュルレアリズム的な文脈で紹介されるようになりました。

『 何故「もの」を集めるか? 』
彼の商売を支えている、人々の普遍的な気持ちに思いを馳せると、その不可解さと、プリミティブな人間の習性に改めてハッとするでしょう。しかもマンタムのオブジェの主要素は、使われなくなった道具、そして動物の死骸といった役目という業から逃れた「がらんどう」なものたちです。

『 死と再生 』
「新たな文化の新陳代謝には死が必要」とマンタムは語ります。彼のオブジェは方法論的には古道具での再構築ですが、テーマ的には「死」を内包し続けているように思います。
「死」を供えた上で沸き上がる「祝祭」。「祝祭」とは、彼の好むサーカス等の題材かもしれないし、オブジェを作り上げるプリミティブな芸術衝動に感じるのです。
マンタムの作品も写真になり、またネット上で発信され、幾らでも複製され続けますが
彼のオブジェ、そして彼のオブジェを形作る「もの」達のアウラからは逃れられないでしょう。
何故なら彼のオブジェのアウラはそのまま「死」なのです。

この度の展示ではマンタム自身が独自の審美眼で蒐集した品々を展示・販売する骨董市と、造形物の展示の同時開催になりますが、これらは作家の二面性からのアプローチではありません。
マンタムという作家の抱える「死」の匂い、「もの」のアウラ、業の全てをこの展示にてご紹介したいと思います。

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