■Tymon (Industrial Strength Records) from AU インダストリアル・ハードコアのアーティストとしてシーンを牽引してきたTymonは、オーストラリア出身である。 極限まで歪ませた強烈なキックと、極限までカオス化されたサウンド1つ1つがグルーヴを生み出すスタイルは、もはやTymonのトレードマークになりつつある。 最初の10年間はオーストラリアのアンダーグラウンドパーティーやビックパーティーに出演し、 その後、サウンドやLiveパフォーマンスに込められた野心をヨーロッパに喰らわすためスタジオでの制作活動に専念した。 そしてSatronica, Broken Rules, Life Runs Red and Negative A などのアーティストと合作を行ない、 それらのトラックはIndustrial Strength Records, Thunderdome, Master Of Hardcore, Megarave, Neophyte Recordsなどのビッグレーベルのコンピレーションに収録された。 また、2009年にリリースされたコンピレーションMixCD「Thunderdome〜Alles Naar De Klote〜」ではIndustrial担当としてDJを任された。 その後もTymonの勢いは留まることなく、世界中のダンスフロアを震撼させるトラックをリリースし続け、"歪み"への情熱、才能あふれるトラック、圧倒的パフォーマンス、それら全てが彼のスタイルの本質を際立たせHardcore,Industrial,Technoシーンにて圧倒的な存在感を放ち続けている。
■Angel (Industrial Strength Records/ The Third Movement) from PL Angelはポーランド出身。 彼女は10代でテクノミュージックに出会い、2004年にロンドンに移り、テクノとシュランツのレコードを収集し始め、 悪名高いアンダーグラウンドのフリーテクノパーティーに通うようになった。彼女は2005年に初めてのDJパフォーマンスを行なった。 Angelは、荒々しくてエネルギッシュな新しいサウンドを常に探していた。ハードでノイジーなキックドラムを愛した彼女は、2年後にはハードコアのレコードを買うようになっていた。 そして、他人が作ったトラックでは満足ができなくなり、彼女はトラックメイクも行なうようになった。 2009年にはオランダに移住。そこで長い苦労を経て、自分の求めていたすべてを詰め込んで出来た最初のトラックがついに完成した。 それが後の2011年にIndustrial Strength Recordsからリリースされることになる“Distorted Thinking EP (ISR097)”のうちの1曲、“Like That”だった。“Like That”はすぐさまHardcore/Hard TechnoシーンのビッグネームであるOphidian、The Outside Agency、The DJ Producer、Day-Mar、Fracture 4、Tymon、Broken Rules、Jason Littleなどから支持を受け、現場でプレイされることとなる。 その後、満を持して2011年に4トラック入りの"Distorted Thinking EP”がリリースされ、Syndicate、Thunderdome、Qore 3.0など数々の有名パーティーのコンピレーションCDに収録され、その中でも"Like That”は発売から2ヶ月でjuno downloadの2011年の年間ベストのひとつに選ばれた。 彼女はニューカマーの中でも、ベストハードコアアーティストとの呼び声も高い。