今回は、スタッフを含め計6名で開催いたしました。冒頭は当会スタッフにより
「歴代の大統領討論会・懐かしの場面集」というテーマで参加者全員向け解説を行いました。大統領討論会とは何か、大統領討論会の裏側、1・1960年ケネディVSニクソン、2・1992年クリントンVSブッシュ、3・2008年オバマVSマケインの大統領討論会の様子を映像を交えご紹介しました。各勝利候補者とも有名なスローガンを持っており、
ケネディ大統領のAsk what you can do for your country「諸君が国のために何ができるかを問うてほしい」ビル・クリントン大統領のIt’s the economy, stupid 「経済こそが重要なのだ、馬鹿者」(米露冷戦終結、湾岸戦争勝利の外交を売りにしたG.H.ブッシュ大統領に対抗するものとして)オバマ現大統領のYes, we can 「そうだ、私たちはできる」など現在の私達に記憶の新しいフレーズもあります。大統領選のディベートやスピーチは側近の優秀な執筆者によって戦略的に成り立っているとの声、現2016年第45代米大統領選の民主党・クリントン候補と共和党・トランプ候補の大統領候補者討論会のお互いの非難の応酬合戦に「史上最低の戦い」と評されるのも無理はないとの声も挙がっていました。