Tom Barman (vocals) 1989年よりインディ―・バンドdEUS で活躍、100万枚を超えるアルバムを売る。2013年の映画 "Any Way the Wind Blows" を監督/脚本、"That’s Blue + Painters Talking" (Blue Note, 2006) と "Living on Impulse" (Impulse!, 2012) の二枚の著名なアルバム・コンピレーションを監修。
Robin Verheyen (saxophones) 9年前にニューヨークへ移り住み、ジャズとクラシックで若い世代の代表格として名声を得る。Robin Verheyen NY Quartetとして二枚のアルバムをリリース、これまでMarc Copland, Ravi Coltrane, Narcissus Quartet, Gary Peacock, Joey Baron などと共演。
Nicolas Thys (bass) 1999年にニューヨークへ移る前からベルギーとオランダのジャズ・シーンでよく知られていた。Lee Konitz, Mal Waldron, Toots Thielemans や Zap Mamaとツアーをしたりレコーディングをしている。
Antoine Pierre (drums) ベルギーの伝説的ギタリストPhilip Catherinやトランペット奏者のJean-Paul Estievenartとツアーしている。2014年にニューヨークへ移り、ニューヨーク・ジャズ・現代音楽院で学んだ。
特別ゲスト
鈴木勲 1933年東京生まれ。1956年アメリカ軍楽隊のキャンプでベースを弾く。東京自由が丘「ファイブスポット」のハウスバンドとして演奏していた時、1970年アートブレイキーに見出されてブレイキーの待つニューヨークへ単身渡米し、ジャズメッセンジャーズの一員として活動。メッセンジャーと共にアメリカ全土とヨーロッパを公演。合間をぬってニューヨークのジャズメンと共演し、交流を深める。アメリカより帰国しレフリーとして活動していたが、マル・ウォルドロン来日の際の共演で、ピアノ・トリオの分をわきまえたプレーは高く評価された。外国ミュージシャンとの共演は数知れない -- セロニアス・モンク(p)、エラフィッツ・ジェラルド(Vo)、ウイントン・ケリー(p)、ロン・カーター(b)、ジム・ホール(g)、チャールズ・ミンガス(b)、ポール・デスモンド(as)、ケニー・バレル(g)、ボビー・ティモンズ(p)、フィリー・ジョー(ds)、デューク・ピアソン(p)。レコードのリーダーアルバムは、50枚を超えているが、オリジナルアルバム「BLOW UP」(TBM)「陽光」(キング)は、日本ジャズ賞を受賞した。ベースの他、それぞれの楽器の性格を知る為に、色々な楽器をマスターする。全ての楽器(セロ、ピアノ、バイブ、フルート、ドラム、ボーカル)にわたって数多くの若手ミュージシャン(日野元彦、渡辺香津美、秋山一将、井野信義、山本剛、益田幹夫、他)を育てる。2009年スイングジャーナルで南里文雄賞を受賞。スイスのインターネットラジオ、Radio Jazz Internationalで世界のジャズミュージシャンから20傑に選ばれ「JAZZ GOD FATHER」の称号をもらう。現在も、鈴木勲 OMA SOUND の中で若手ミュージシャンを育て続けているが、鈴木勲自身は、感性を磨き、日々練習を重ねて進化し続けている。