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開催終了ジャック・ケルアックの家視察報告とライターズ・イン・レジデンスについて考える夕べ

詳細

2013年06月12日 09:25 更新

いきなりの告知で失礼します。

今夏、代表作の「路上」の映画版がTOHOシネマズ シャンテ他で日本でも公開されるジャック・ケルアック。

予告編 http://www.imdb.com/video/imdb/vi3147933465/

「路上」が出版された当時、そして「ダルマ・バムズ(The Dharma Bums「禅ヒッピー」という邦題も)」執筆時の住居が、現在駆け出しの作家たちのための創作スペースになっている事実は、まだ日本では紹介されていません。

「ケルアック・ハウス(The Kerouac House)」と名付けられたこの平屋の住居では、「ライターズ・イン・レジデンス」と言われる滞在型の創作支援制度が実施されており、一年を通して複数の作家たちが自作の執筆に取りかかっています。

この「ライターズ・イン・レジデンス」という制度はまだ日本にはありません。直訳すると「滞在中の作家」みたいな意味になります。
つまり作家(小説家・詩人・エッセイスト・ルポライター・翻訳家)を特定の土地に招いて、滞在制作をしてもらうプログラムのことです。

主催者は様々で、規模も一様ではありません。大学が運営している場合もあれば、NPO が運営している場合もあります。個人や自治体が主催している場合も珍しくありません。必然的に、待遇や滞在期間もケース・バイ・ケースになります。

多くの場合、渡航費の助成はありませんが、宿泊施設は無償で提供されます。その一方で作家が費用を負担して滞在するケース、逆に毎月決まった生活費が保証されるケースもあります。なかには留守中の自宅アパートの家賃を肩代わりしてくれるプログラムもあるそうです。

滞在場所も北極圏から南太平洋まで、それこそ都会も田舎も含めてバラエティーに富んでいます。滞在期間は1〜3ヶ月が多く、まれに1〜2年という長期にわたる場合もあります。

滞在中は日常から解き放たれ、知らない土地で集中して執筆に取り組むことが出来ます。
書き下ろしの新作を書く場合に都合が良い制度です。

かつて業界でポピュラーだった「缶詰」に似ていますが、缶詰が締め切りに追われた近視眼的な状態で軟禁生活を強いられるのに対し、レジデンスは長期的な視野に立って行われます。心理的な負担も軽微です。

「旅をしながら暮らす」。
トラベルライターの方々にうってつけの制度だと思います。

今回「ケルアック・ハウス」の様子を視察したので、報告会を兼ねつつ、ライターズ・イン・レジデンスについても考えよう、という企画です。

トーク:檀原照和(ノンフィクション作家)

[日時]
2013/6/28(金)
19時〜20時(延長あるかも)

[入場料]
カンパ=1,000円 (要予約 定員=13名)

[会場]
中島古書店
横浜市中区常盤町6-75 常盤町ビル2F
tel: 045-226-2862
横浜市営地下鉄みなとみらい線・馬車道駅下車(渋谷から東横線直通)
http://kenjinakajima.com/

申し込み・問い合わせ:yanvalou.deetee@gmail.com
(ここにカキコしていただいてもチェックしませんので、mixiのメッセかメールでご連絡ください)

宜しくお願い致します。

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