・勝井祐二 エレクトリック・ヴァイオリンの表現の可能性を追求し続ける第一人者。「1991-1992 JAPAN - UK Festival」の中心展示「VISIONS OF JAPAN」(Victoria and Albert Museum)のサウンド・ディレクターを務め、渡英。 帰国後、日本最初期のレイヴ・パーティー「WATER」をオーガナイズする。「渋さ知らズ」結成に参加。他にも「BONDAGE FRUIT」「DEMI SEMI QUAVER」「TWIN TAIL」「カルメンマキ andサラマンドラ」を始め、 様々なグループ/セッションに参加。96年、山本精一と「ROVO」結成。フジロック・フェス、メタモルフォーゼ、ライジングサンロック・フェス、アラバキロック・フェス、ドイツ・メールス・フェス等の国内外の フェスティヴァルに参加するなどして、90〜00年代の東京のジャンル越境〜ダンスミュジックのシーンを牽引した。02年に初来日したファナ・モリーナ、フェルナンド・カブサッキとの共演を機にアルゼンチンの 新しい音楽シーンと交流を深める。09年には、サイケデリック・ロック・バンド「GONG」の結成40周年を記念したアルバムに、スティーブ・ヒレッジと共に参加。11年には「SYSTEM 7」のアルバム「UP」にも 参加するなどして、今年の秋のROVO × SYSTEM 7「Phoenix Rising Tour」に向けて交流を深化させている。 http://www.katsuiyuji.com
・sawako 名古屋出身の音響作家、メディアアーティスト。デジタル技術を用いながらオーガニックで瑞々しい世界感を紡ぐその作品は、これまで英国のWire誌などにとりあげられてきた。日常の小さな断片をきりとって、 電子音とともに、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぐ、硬派でゆるぎない独特の世界感とテクノロジーに関する洞察力の深さは、世界中のコアなリスナーに根強く支持されつづけている。 2000年ごろからネット上をベースに活動をはじめ、これまでに、12k、and/OAR、AnticipateRecordingsから通算4枚のソロアルバムをリリース。2011年にはスペインのSonarフェスティバルでプラネタリウムのためのaudiovisual作品を発表。 その他にMUTEKフェスティバル (カナダ)、 Gladeフェスティバル(イギリス)、Institute of Contemporary Art London (ロンドン)、OFFFフェスティバル(リスボン)、Armory Show、World Financial Center、Warmup at MoMA PS1(ニューヨーク) など世界各地でサウンドやビジュアルのパフォーマンスを勢力的に展開している。現在、屋久島の音をモチーフにした新作を製作中。 http://www.troncolon.com