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開催終了講演会「連帯経済、そしてモンドラゴン協同組合」

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2008年02月01日 08:28 更新

講演会「連帯経済、そしてモンドラゴン協同組合」(第3回CSひろば)

●日時:2月14日(木)18:30〜21:00
●会場:文京区民センター2階2D会議室(地下鉄・春日駅下車すぐ)
●講師:紅林進(市民連帯世話人)
●参加費:500円
★主催:政治の変革をめざす市民連帯
URL:http://www.siminrentai.com
Eメール:citizensolidarity@yahoo.co.jp

 近年、日本においても格差とワーキングプアや貧困が拡がり、非正規雇用や雇用の不安が増大していますが、これらの新自由主義的な政策は、いち早く中南米において大規模に実施され、深刻な社会不安をもたらしました。そのような中で、中南米の民衆は、「連帯経済」と呼ばれる、民衆の連帯によって、営利追求、弱肉強食の資本主義に代わるような経済の在り方を模索しています。もっとも「連帯経済」と言っても、その在り方は、様々であり、ひとつの確立された経済システムではありません。フェアートレードであったり、地域通貨であったり、協同組合や様々な非営利や民衆の共益を追求する組織や運動であったり、その現れ方は様々であり、様々な地域で、様々な試みが模索されているという現状です。また民衆同士の連帯とともに自然や環境との共生やエコロジカルな経済の在り方も追求されています。また資源や環境を浪費するのではなく、未来の世代にそれらを引き継いでゆく持続可能な経済の在り方も追求されています。今回はこれらの連帯経済の一端を紹介するとともに、中南米などの「連帯経済」とは多少歴史的背景を異にしますが、スペイン・バスク地方の「モンドラゴン協同組合グループ」を紹介します。
 この協同組合グループは労働者生産協同組合(ワーカーズコレクティブ)や生協、労働人民金庫、共済組合、大学を含む学校や研究所など150以上の協同組合からなる企業グループで、そのうちのひとつ「ファゴール」はスペイン最大手の家電メーカーになって、EU等に輸出もしています。これらが、資本家も経営者もいない、労働者の自主管理的に、一人一票の平等で民主的な決定と管理で運営されているのです。しかもその民主的運営と効率性を両立させているのです。そして技術革新を追求しながらも、失業や労働疎外を避け、雇用を拡大しながら、半世紀にわたって、発展拡大してきたのです。このことは民衆主体の新しい経済の実現の可能性を示しているといえます。

※「CSひろば」は、毎月1回、通常は第2木曜日に行われ、発表や意見交換を行います。会員以外でも、誰でも自由に参加できます。

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