開催終了南京事件被害者の裁判のお知らせです
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2006年09月13日 19:34 更新
９月２２日（金）夏淑琴さん名誉毀損訴訟第２回口頭弁論！
9月22日（金曜日）午後1時10分より、東京地方裁判所709号法廷にて、夏淑琴さん名誉毀損訴訟第２回口頭弁論が行われます。
（地図）http://
30分ほど前から傍聴券の抽選が行なわれる見込みです。
6月30日に行われた第1回口頭弁論は傍聴席が100席以上ある大法廷で行われました。
今回の法廷は前回より傍聴席が少ないため傍聴が困難です。
前回は裁判中に右翼がヤジを飛ばすなど妨害行動に出たので、そういう輩の闖入を阻止するためにも、ご都合のよろしい方は是非抽選に並んでみて下さい。
史実を守る会は開廷前にチラシ配布など情宣活動を予定しています。終了後、すぐ近くの弁護士会館の507ＡＢＣにて、報告集会を行います。（1時間程度）
（地図）http://
午後1時30分か2時ごろ開始予定です。こちらも是非ご参加下さい。
1937年12月13日の南京陥落の日、城内に住んでいた夏淑琴さんは自宅に侵入してきた日本兵によって、自分と下の妹以外の家族7人を殺されました。また同居していた家主の家族は4人全員が殺されました。夏淑琴さん自身も銃剣で数ヶ所を刺されましたが致命傷には至らず、近所の住民に発見され安全区で保護されるまで妹と共に家の中に隠れていました。アメリカ人宣教師ジョン・マギーは現場を調査し記録を残し、夏淑琴さんも戦後に証言を行いましたが、亜細亜大学教授・東中野修道氏は著書の「南京虐殺の徹底検証」の中で、夏淑琴さんの証言を疑い、事件の当事者とは別人ではないかという推測をしています。
しかしそれは全く的外れなものに過ぎません。これらのサイトをご覧下さい。
南京大虐殺 論点と検証
http://
夏淑琴さんは「ニセ証人」か？−東中野修道氏『SAPIO』論稿をめぐって−
http://
続・夏淑琴さんは「ニセ証人」か？−東中野修道氏『「南京虐殺」の徹底検証』を検証する−
http://
このような東中野氏からの侮辱に対して夏淑琴さんは2000年11月、南京の法廷にて名誉毀損訴訟を起こし、先月23日判決が下り東中野氏と出版元の展転社に対して謝罪命令と賠償命令が出ました。しかしこの中国での判決は、日本国内では法的な効力を持ちません。夏淑琴さんの名誉を回復するにはやはり日本の法廷で勝たなくてはなりません。
6月30日の第1回口頭弁論の際には、威力業務妨害罪で有罪判決を受けたこともある西村修平を中心に10名ほどの右翼が裁判所前に集まり、拡声器の大音響で原告の夏淑琴さんを侮辱する言葉を吐いていました。西村修平は9月9日の秋葉原での自民党総裁選立候補者の街頭演説の際にも、谷垣財務相を中傷するプラカードを掲げていたそうです。
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このような卑劣な右翼を圧倒するためにも、9月22日は一人でも多くの方に参加していただきたいので、よろしくお願いします。
＊この裁判と、現在右翼側が最高裁への上告を計画している「百人斬り訴訟」の経過については、歴史の真実 南京百人斬り競争 をご覧下さい。
http://
＊「南京への道」・史実を守る会では会員を募集しております。是非ご参加下さい。
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メーリングリストはこちらです。
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9月22日（金曜日）午後1時10分より、東京地方裁判所709号法廷にて、夏淑琴さん名誉毀損訴訟第２回口頭弁論が行われます。
（地図）http://
30分ほど前から傍聴券の抽選が行なわれる見込みです。
6月30日に行われた第1回口頭弁論は傍聴席が100席以上ある大法廷で行われました。
今回の法廷は前回より傍聴席が少ないため傍聴が困難です。
前回は裁判中に右翼がヤジを飛ばすなど妨害行動に出たので、そういう輩の闖入を阻止するためにも、ご都合のよろしい方は是非抽選に並んでみて下さい。
史実を守る会は開廷前にチラシ配布など情宣活動を予定しています。終了後、すぐ近くの弁護士会館の507ＡＢＣにて、報告集会を行います。（1時間程度）
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午後1時30分か2時ごろ開始予定です。こちらも是非ご参加下さい。
1937年12月13日の南京陥落の日、城内に住んでいた夏淑琴さんは自宅に侵入してきた日本兵によって、自分と下の妹以外の家族7人を殺されました。また同居していた家主の家族は4人全員が殺されました。夏淑琴さん自身も銃剣で数ヶ所を刺されましたが致命傷には至らず、近所の住民に発見され安全区で保護されるまで妹と共に家の中に隠れていました。アメリカ人宣教師ジョン・マギーは現場を調査し記録を残し、夏淑琴さんも戦後に証言を行いましたが、亜細亜大学教授・東中野修道氏は著書の「南京虐殺の徹底検証」の中で、夏淑琴さんの証言を疑い、事件の当事者とは別人ではないかという推測をしています。
しかしそれは全く的外れなものに過ぎません。これらのサイトをご覧下さい。
南京大虐殺 論点と検証
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夏淑琴さんは「ニセ証人」か？−東中野修道氏『SAPIO』論稿をめぐって−
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続・夏淑琴さんは「ニセ証人」か？−東中野修道氏『「南京虐殺」の徹底検証』を検証する−
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このような東中野氏からの侮辱に対して夏淑琴さんは2000年11月、南京の法廷にて名誉毀損訴訟を起こし、先月23日判決が下り東中野氏と出版元の展転社に対して謝罪命令と賠償命令が出ました。しかしこの中国での判決は、日本国内では法的な効力を持ちません。夏淑琴さんの名誉を回復するにはやはり日本の法廷で勝たなくてはなりません。
6月30日の第1回口頭弁論の際には、威力業務妨害罪で有罪判決を受けたこともある西村修平を中心に10名ほどの右翼が裁判所前に集まり、拡声器の大音響で原告の夏淑琴さんを侮辱する言葉を吐いていました。西村修平は9月9日の秋葉原での自民党総裁選立候補者の街頭演説の際にも、谷垣財務相を中傷するプラカードを掲げていたそうです。
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このような卑劣な右翼を圧倒するためにも、9月22日は一人でも多くの方に参加していただきたいので、よろしくお願いします。
＊この裁判と、現在右翼側が最高裁への上告を計画している「百人斬り訴訟」の経過については、歴史の真実 南京百人斬り競争 をご覧下さい。
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＊「南京への道」・史実を守る会では会員を募集しております。是非ご参加下さい。
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コメント(5)
2006年09月18日 18:13
Quesoさん、コミュニティ参加許可をありがとうございました。よろしくお願いします。（すごい速攻でしたね！）
コルチャック先生さん、昨日はお疲れ様でした。現在私はひどい二日酔いに悩まされております（笑）
ちなっちゃんさん、初めまして。
夏淑琴さんの年齢についてコルチャック先生さんが提示したサイト（ゆうさんの資料集）で説明されていることですが、幼いころ家族から引き裂かれた夏さんは、実際のところ自分の生年月日についてあやふやだそうです。
1929年5月5日生まれだと述べたこともあるそうですが、都留文科大学の笠原十九司教授の取材の際には1930年生まれだと答えたそうで、ならば現在満76歳のはずです。もっとも「数え年」ならば77歳ですが。
夏さんが事件に遭ったのは日本の学校制度に当てはめれば小学校1年かあるいは2年です。このような年齢の子供が家族と離れ離れになっても自分の生年月日を正確に憶えていられるでしょうか？少なくとも私には無理だと思います。
しかも事件後夏さんは孤児院に引き取られ、子守などをして働き、12歳からは親戚の野菜売りを手伝っていました。このような環境では正確に生年月日を憶えている方が不思議ではないでしょうか？
ところで、もしかしたら夏淑琴さんは自分の生年月日を中華民国の暦（1930年は「民国19年」になります）で記憶していて、西暦に変換する際に誤ったのかとも、思いました。ある学習会でこれを笠原教授に質問しようと思ったのですが、
笠原教授はこのような疑問について、
「当時の中国の貧しい人々は娘の年をいちいち数えることはしない」
と仰いました。つまり事件当時すら、自分が何歳であるという認識が無かったと思われるということであり、
「だから夏さんの年齢についていろいろ詮索するのは無意味」
なのだそうです。
ちなみに、当時の貧しい家庭や農村では年齢を数えるどころか、女の子には名前さえ付けず、「陳さんちのお姉さん」「張さんちの末っ子」程度の呼称しかないことも一般的だったそうです。また、現在でも中国の貧しい農村では旧暦が用いられている地方もあるそうです（もちろん公的機関は新暦を用いていると思いますが）。当時の中国の貧しい人々の営みは、現代の日本人の感覚では理解しきれない部分もあって当然です。
夏さんの年齢について詮索するのは事実の解明から外れることであり、これしか論拠がなくなってしまった東中野教授の主張が通用することはないでしょう。弁護側もあきらめているようですが。
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