一般的な知名度は、まったくない。
ガイドブックにも、載っていない。
口コミも、ほとんど広まっていない。
ネットで検索しても、あまり出てこない。

でも、実際に行ってみたら、素晴らしいところだった！

そんな「掘り出し物」の寺社を紹介する企画です。


今回は、山梨といっても玄関口、
東京都、神奈川県と県境を接する上野原の寺社を巡ります。
甲州街道の宿場町として発展し、武田信玄関連の伝承も残っている場所です。


開催日　　４　月　７　日　（　日　）

集合場所　　JR上野原駅南口エレベーター上（５F）

集合時間　　午前１０時００分

≪上野原へのアクセス≫

上野原は、八王子から中央本線で３０分。

東京から向かう場合、
中央特快高尾行き　
東京　　　　新宿　　　　立川　　　　八王子　　　　高尾着
８：１１　　　８：２６　　　８：５２　　　９：０２　　　　９：０９
８：２４　　　８：３９　　　９：０５　　　９：１５　　　　９：２３

高尾で甲府行き（９：２４発）に乗り換え　　→　９：４０　上野原着

※　東京８：２４発の中央特快に乗った場合、高尾での乗り換え時間が１分しかありませんので、ご注意ください。
※　電車の本数が少ないです。高尾９：２４発の電車に乗り遅れると、大遅刻確定ですので（笑）、ご注意ください。


≪コース≫

上野原駅　→　青苔寺　→　石楯尾神社　→　諏訪関所跡　→　慈眼寺　→　船守寺

→　諏訪神社　→　一里塚跡　→　牛倉神社　→　昼食

→　新町バス停（１４：１６）　→　（バス）　→　井戸バス停　→　軍刀利神社　

→　井戸バス停（１６：３９）　→　（バス）　→　上野原駅（１７：０３）で解散


【　重要　】　雨天中止！
前日夕方時点で、当日の上野原周辺の降水確率が６０％以上のときは、前日に中止発表
とさせていただきます。

≪その他の注意事項≫

※　歩行距離は、午前が６キロ程度、午後が４キロ程度。
　　午前はすべてアスファルト道路、午後も軍刀利神社境内を除きアスファルト道路。
※　上野原駅から青苔寺へ向かう途中、桂川を渡ります。桂川沿いは、桜の名所です。
※　石楯尾神社は、神奈川県になります。

※　昼食の場所が決まりました。
お食事処　綾乃　上野原本店
０５５４−６２−６２６２
https://r.gnavi.co.jp/n173001/

※　終了予定時刻は、バスが上野原駅に到着する午後５時３分以降となります。

≪御朱印情報≫
正直に申し上げて、御朱印はあまり期待できません。
確実に頂けるのは、牛倉神社のみ。
石楯尾神社と軍刀利神社は、運が良ければ書置きをいただけるでしょう。


参加希望の方は、前日（４月６日）の２３時までに、このトピックのコメント欄にて参加表明をお願いいたします。

たくさんの方のご参加をお待ちしております！


【寺社の紹介】

青苔寺（せいたいじ）：
応永２年(１３９５年)、向嶽寺の住持であった法光圓融禅師によって開創された。
明治時代のころから、約８０年にわたり無住となり、境内は荒れ放題、伽藍は昭和初期に全焼、資料の消失などで、寺の記録等は一切残っていない。
昭和４３年に先代住職が入って復興に勤め、今では見事な伽藍が再建された。

石楯尾神社（いわたておじんじゃ）：
延喜式内社。
御祭神は、石楯尾大神。
神社付近にあった巨大な岩壁（石楯）を神格化したものと言われている。
今から２千年以上前の創建で、源頼朝が祈願所として七十五石余を寄進、七つの大鳥居を建てたとの記録が残っている。
戦国時代に、三増峠の戦いの帰りの武田信玄軍が野営した際、暖をとるために焼かれてしまったとの言い伝えが残る。

慈眼寺（じげんじ）：
桜の大木がある。

船守寺（ふなもりじ）：
鎌倉時代に、上野原の諏訪に弥三郎という者がいたが、ゆえあって故郷を捨て、伊豆国伊東の浦に住み着き、漁師となった。弘長元年（１２６１年）５月１２日、弥三郎が漁から帰るとき、鎌倉幕府によって流罪とされ、まな板岩に置き去りにされた日蓮聖人を発見して救い、その後３０日余りかくまった。
日蓮聖人は、弥三郎の海上安全を祈って、船守の御守護を授けた。その「船守の弥三郎」の故郷に立てられた寺。

諏訪神社（すわじんじゃ）：
御祭神は、建御名方命（タケミナカタノミコト）。
１１４２年〜１１５０年、横山三郎忠重が鎌倉幕府より当地に派遣され、土着して古郡忠重と名乗り、一族の氏神として「古郡神社」の名称で創設したといわれる。
小田原攻めをした武田軍が当社で休息を取った際、あまりの疲労と寒さのため、拝殿の板を燃やして暖を取ったとされ、その後、武田勝頼が謝罪の上、修繕したと伝えられる。

牛倉神社（うしくらじんじゃ）：
上野原村の鎮守。
御祭神は、保食命（うけもちのみこと）。

軍刀利神社（ぐんだりじんじゃ）：
御祭神は日本武尊（やまとたけるのみこと）・・・とされるが、
永承３年（１０４９年）に創立した際には「軍荼利夜叉明王社」と称していた。
軍荼利明王（ぐんだりみょうおう）は、五大明王のうちの一つで、１面３眼８臂の姿で表されることが多い。古くは軍荼利明王を祀っていたが、明治の廃仏毀釈で仏教色の強い明王が廃され、代わりに日本武尊を祭神としたのではないかと思われる。
半端ないパワースポットとの評判である。
特に、奥の院は必見。