２０１６年秋のオフ会を始動します。

第１弾は、千葉県市川市での開催です。
意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、市川はその昔、下総国の国府があった場所で、趣のある寺社も結構残っています。
こういう時でないと、回る機会もないと思いますので、ぜひご参加ください。


開催日時　：　９　月　２４　日　（　土　）

集合場所　：　JR総武線　下総中山駅改札口　に集合

集合時間　：　午前　１０　時　００　分

《　下総中山駅へのアクセス　》
JR秋葉原駅から総武線各駅停車で約２４分
JR千葉駅から総武線各駅停車で約２６分
すぐそばに京成線の京成中山駅があります（各駅のみ停車）。京成中山駅からJR下総中山駅までは、徒歩約３分です。


コース：

下総中山駅　→　法華経寺　→　京成中山駅　→（京成線）→　京成八幡　→　葛飾八幡宮

→　八幡周辺で昼食　→　京成八幡　→（京成線）→　市川真間　→　六所神社　→　下総国分寺

→　手児奈霊神堂　→　弘法寺　→　JR市川駅で解散


【　御朱印をいただく方は、必ずお読みください。　】
今回回るお寺は、日蓮宗寺院が多いです。
日蓮宗において、御朱印とは「御首題」といって、通常の御朱印より、やや宗教的意味の強いものになります。
特に法華経寺は、厳格な傾向があるようです。他宗派（特に神社）の御朱印の混ざった御朱印帳を持っていくと、御朱印を断られる可能性があります。
断られはしなくても、いただける御朱印の種類が全く違ったものになるようです。（たとえば、正式な御首題は「南無妙法蓮華経」なのに、「妙法」になってしまったり。）

しっかり御朱印をいただきたい方は、日蓮宗寺院専用の御朱印帳を持参されることをお勧めします。
ただ、仮に専用の御朱印帳を用意できなかったとしても、最悪でも本院で「鬼子母神」の御朱印はいただけるらしいので、そこはご安心ください。

≪　その他の御朱印情報　≫

法華経寺は、本院のほか、祖師堂、刹堂、宇賀神堂、奥の院などでも御朱印をいただけます。ただ、刹堂、宇賀神堂は無人の時もありますので、運次第です。

六所神社は無人ですが、葛飾八幡宮が管理しており、葛飾八幡宮のほうでお願いすれば、六所神社の御朱印もいただけるようです。
その他の寺社は、御朱印はいただけるでしょう。

《　その他注意事項　》

※　小雨決行とします。
※　歩行距離は、１０キロ程度と見込まれます。アップダウンは気になるほどのものはないと思います。

※　終了予定時刻は、午後５時ころです。

※ 懇親会は、希望者がいれば市川駅周辺で実施します。遅くとも午後８時３０分頃にはお開きにするつもりです。


参加希望の方は、前日（９月２３日）の２３時までに、このトピックのコメント欄にて参加表明をお願いいたします。

　ご参加お待ちしております！


《　寺社の紹介　》

法華経寺（ほけきょうじ）：
日蓮宗大本山の１つ。
中山の地は、日蓮が初めて説法をした地と言われ、日蓮の有力な守護者であった豪族の屋敷があった。鎌倉時代、豪族の屋敷跡に２つの寺が創建し、室町時代にそれらが合併して法華経寺となった。
広い境内に、五重塔、祖師堂など、重文建造物が点在する。

葛飾八幡宮（かつしかはちまんぐう）：
御祭神は、誉田別命（ほんだわけのみこと　応神天皇）。
寛平年間（西暦889年〜898年）、宇多天皇の勅願により京都の石清水八幡宮より勧請し、下総国総鎮守八幡宮としたのが始まり。以来朝廷はもとより、平将門、源頼朝、徳川家康らの寄進も受けている。
なお、境内はポケモンGO禁止とのこと（笑）。

六所神社（ろくしょじんじゃ）：
下総国総社。
御祭神は、大己貴尊（おおなむちのみこと）伊弉諾尊（いざなぎのみこと）素盞嗚尊（すさのおのみこと）大宮売尊（おおみやめのみこと）など。
第12代景行天皇の勅願による創建と伝わる。国府台一帯は、下総国府の推定地とされており、六所神社ももとは国府台にあったものが、明治時代に現在の地に移転した。
相次ぐ戦乱等により衰退し、現在は規模の小さな神社となっている。

下総国分寺（しもうさこくぶんじ）：
聖武天皇が全国に建立した国分寺の１つ。
過去数回の火災により、当時の堂塔は残っていない。ただ、現在の国分寺は、創建当時の国分寺と同じ場所に建てられており、境内に金堂、講堂、七重塔の跡が残っている。

手児奈霊神堂（てごなれいじんどう）：
弘法寺の管理するお堂で、手児奈という女性を祀っている。
かつてこの地に、手児奈という大変美しい娘がいて、求婚者が引きも切らなかった。
自分のために人々が争ったり病気になったりすることに心を痛めた手児奈は、真間の入江に身を投げて死んだ。
室町時代に、弘法寺の住職の夢に手児奈が現れ、「良縁成就」「孝子受胎」「無事安産」「健児育成」の守護を誓った。以来、真間の地を守護する女神として信仰を集めている。

弘法寺（ぐほうじ）：
天平九年（７３７）、行基がこの地に立ち寄った際、里の娘、手児奈の話を聞いて哀れに思い、手児奈の霊を弔うための堂を建てて「求法寺（ぐほうじ）」と名づけた。
その後、弘法大師空海が七堂伽藍を建立し、寺号を「弘法寺」に改めた。
鎌倉時代、当時の弘法寺の住職と日蓮六老僧の１人日頂上人との間で法論があり、日頂が勝利したため、以後弘法寺は法華経の道場となった。