管理人さま、みなさま、
久しぶりにお知らせさせて頂きます。

昨年いっぱいかけた、
朗読と音楽で贈る「銀河鉄道の夜」全編の公演が無事終わり、
一息ついて、またお知らせさせて頂きに参りました。
3年目の3月11日を思い出し、忘れないために、
3月中は2か所で、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」から｢北十字」の章を中心に朗読させて頂きます。

まるでひとりで空の鉄道に乗ったジョバンニのように・・
3月の二人会は、ひとりで朗読します。
お伴はピアノの佐藤さんが作ってくれたCD音源と、それをかけてくれる音響さん。（実はもうリハ済み・・）

合わせて西荻窪での動画の一部を、3月中公開します。
http://www.youtube.com/watch?v=Ei-xPjYixw4&list=UUfnrz79ajukqMsWmvXjg9DQ

空の鉄道に乗ったジョバンニの目に見えてくるキラキラした風景は、やはり音楽あってこそ。
朗読だけの時よりはるかに風景が緻密に描かれていきます。

短いシーンですが、
現実世界から飛び立ったジョバンニが、
川で今まさに溺れようとしているカムパネルラの最後の言葉を聞く大切な場面として、

宮澤賢治が、銀河鉄道の第三次稿のラストシーンでブルカ二ロ博士に語らせた
「しづかな場所で遠くから私の考えを人に伝える実験をしたい」
という言葉を表す場面として、

この場面だけを、
魂を見送る祈りの物語として朗読してみたいと思っています。
この日はもう一篇、いのちのものがたりを何か、読ませて頂こうと思っております。

なお3月21日16時からは、
本厚木ぎゃらりー喫茶「なよたけ」で、
銀河鉄道の同じシーンを、
〜東日本大震災を忘れない〜
として朗読したいと思っております。
こちらは入場無料、オーダーのみとなっております。
どうぞお問い合わせください。