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開催終了Premium Wine Night 第12弾: 究極のゲヴェルツトラミネール

詳細

2009年10月24日 17:31 更新

「たとえばだが、オーパスワンは確かに美味しい。
 でも、私に言わせればあれは工業製品だよ。
 私がつくるワインはそういうものとはまったく異なる、
“アート”に他ならないないんだ。
 本物のクォリティーを、
心を込めて一本一本に詰め込んでいるからね。」

こう語ってくれたのは、
先日、ドイツワインでは日本一と評判の、
銀座ワインナックスの試飲会でいただいた、
トラミナー(ゲヴェルツトラミネール)種の甘口ワインをつくっている、
アドリアンというドイツ人でした。
大袈裟ではなく、私が飲んできたゲヴェルツの中では、
間違いなく一番素晴らしいと感じた一杯。
こいつは掛け値なしに美味い!
是非、この味わいを皆様にも味わっていただきたいと思い、
10月28日(水)に例のPremium Wine Nightを開催することにしました。

この特別なゲヴェルツだけでなく、
今回もムルソーやリオハなど、
バラエティーあふれる傑物を集めましたので、
湯川史樹の渾身の手料理とともにお試しいただければと思います。
今回もフォワグラをお出ししますよ!

日時: 10月28日(水) 19:30〜深夜
場所: 港区芝公園1−7−22 “変幻自在”
内容: 8本のバラエティーあふれるワインと料理のマリアージュ
(リクエストに応じてギター弾き語りの生演奏もできます)
定員: 15名
参加費: 10,000円

<ワインリスト>

・ミヒェルフェルダー ヒンメルベルク シュペートレーゼ 1994(甘口白:ドイツ、バーデン)

上述のように、この一本は究極の甘口ワインの一つと言えましょう。
ふるさとのバーデン地方は、
ライン川に沿った、ドイツの中でも温暖な地域。
もともとバーデンの「BAD」は「風呂」とか「入浴」という意味で、
温泉もそこかしこに湧き出ている土地柄だと言います。
ここで育てられたワイン葡萄はよく熟し、
甘口ワインには最適な凝縮した味わいの糖分が充実するのです。。
コロンビア人女性を妻にもつアドリアンは、
ドイツ語、英語、スペイン語を自在に操り、
チリやアルゼンチンでも醸造の実戦経験を積んだワイン界の奇才。
彼自身が「アート」と呼ぶこのマスターピースを是非ご堪能ください。

・ムルソー レ・ティエ パトリック・ジャヴィエ 2005(白:フランス、ブルゴーニュ)

ムルソーはブルゴーニュの白の中でも特にファンの多い村のひとつ。
13世紀にシトー派修道士たちの手で始められたワインづくりは、
約800年の歴史を持ち、今や世界中のワインラヴァーズを魅了してやみません。
信頼できる作り手であるパトリック・ジャヴィエから今回選んだのは、
畑のそばに自生する菩提樹の名をとった「レ・ティエ」というブランド。
樹齢30年から70年の古木から採れたブドウを使い、
ムルソーらしいミネラル感と淡いスパイス感を溶け合わせた逸品です。
フランス全土でスーパーヴィンテージとされる2005年の作品ですよ!

・ルイス・アレグレ クリアンサ 2005(赤:スペイン、リオハ)

リオハと言えばスペインワインの中でも特別に素晴らしいとされる銘醸地。
テンプラニーリョという品種が有名ですが、
これもセパージュはテンプラニーリョが85%、
残りはガルナッチャ、ガルシアーノ、マスエロの混合になります。
リオハの中心部にある家族経営の小さなワイナリーで造られ、
12か月の樽熟成を経て出荷されていますが、
リオハらしい深みのある味わいを愉しむことができます。

・EPU 2006(赤チリ、プエンテアルト)

私が大好きなチリワインのひとつに「アルマヴィーヴァ」というものがあります。
チリ最大のワイン会社である「コンチャイトロ」と、
ムートンの作り手である「バロン・フィリップ社」がタッグを組み、
苦心の末にこの世に産み落とした素晴らしいブランド。
広く世に知られていて値段もかなりする本格派のボルドータイプですが、
つい先頃、このセカンドワインである「EPU」が日本に上陸しました。
「エプ」とはチリの先住民「マプーチェ族」の言葉で「2番目」と言う意味。
カベルネソーヴィニヨンを主体に、
カルメネール、カベルネフラン、メルロなども組み合わせてつくられています。
ファーストと比べると若さはありますが、
重厚感と飲みごたえは十分です。

・シャトー・トゥールオ−コーサン 1999(赤:フランス、ボルドー:オーメドック)

ボルドーワインは基本的に、
1855年の格付けによって評価されているのはご存知の通りですが、
それでは当初より磨かてきた実力が測れないということで、
1932年にCru Bourgeoisというブランドを使った新たな各付けが生み出され、
以来進化を繰り返してきました。
シャトー・トールオーコーサンは、
その中でもCru Bourgeois Superieurという2番目のランクに属し、
ボルドーにおける旧来の各付けシャトーに負けない実力を認められています。
カベルネソーヴィニヨンとメルロー種を主体とした、
本格派ボルドーワインの99年もの。
マズイわけがありません!

・パリンガ シラーズ スパークリング(赤発泡:オートラリア、南オーストラリア州)

発泡性赤ワインというのは、
イタリアのランブルスコを筆頭に少しずつ世に広まっている感がありますが、
敢えて新しい挑戦を好むきらいのあるオーストラリアには、
いくつも赤の甘口スパークリングが存在します。
その中でも私が特に好きなのがこのパリンガによるもの。
オーストラリアワインの代表品種とも言えるシラーズを使い、
濃厚で芳醇な甘さをきめ細かな泡がやわらかく包みこんでくれている逸品。
女性には特に大人気の一杯です。

・シャルドネ (白:マケドニア、ヴァルダルスカ)

これは私も飲んだことがない一本です。
バルカン半島を含む東欧のワインは、
世界の中でも特に品質が高いことを、
昨年の80日間の「酒の旅」(笑)で実感しました。
スロベニア、クロアチア、ブルガリア、スロバキア、
セルビア、ボスニアなどの国々は、
米ソ冷戦や長い内戦で荒廃するまで、
伝統的にワイン造りを発達させてきた地域。
気候や土壌は理想的でノウハウも積んできているため、
素晴らしいワインが数多く生産されています。
私もマケドニアのスコピエを訪れたことがありますが、
カジュアルに美味しいワインにありつける土地だったことを覚えています。
さて、この一本はいかに・・・。

・ピノノワール ロゼ 2006(ロゼ:日本、長野・安曇野)

日本で初めてつくられた、
長野県原産地呼称認定制度「NAC」の認定ワインです。
NACのねらいは、農産物の原料や栽培方法, 飼育方法, 味覚による区別化を行い、
「長野県で生産・製造されたもの」を、
自信と責任を持って消費者にアピールできる品質を目指す事。
もちろん、長野ワインのブランドも目論んでいるわけですが、
私が好きな小布施ワイナリーやマンズワインなど、
全国でも一流のワイナリーが含まれています。
あづみアップル社のこの一本は、
わさびの里として有名な安曇野でつくられており、
なんとピノノワール100%!
日本でのピノノワール栽培は非常に難しいとされ、
この種で高品質なものはなかなかみかけませんが、
これは上品な甘さを漂わせるチャーミングなロゼに仕上げられています。
是非、お試しあれ♪

それでは、参加者を募集致します。
コメント欄およびメッセージにてご予約お願い致します。

“変幻自在”店主
湯川史樹(ゆかわ・ふみき)

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