セッショントレーラー

かつてこの三千世界は、破壊神デミウルゴスによって滅ぼされようとしていた。
勇者サンタクロースは、8頭のドラゴンを従えて立ち向かった。
ドラゴンたちは倒れ、魂だけの存在となった。
サンタはドラゴンたちの魂をコインの形に変え、人形をかりそめの肉体として再び命を与えたという。
この神話が、クリスマスの始まりである。

時は流れ、現代。
クリスマスの神話に乗っ取り、ムーヴメント仕掛けの人形によって戦士は再び蘇る。
身長２０?ほどの人形はSMSと呼ばれ、子供達の間で熱狂的な人気を獲得した。

サンタより授かったという希少鉱石“サンタクォーツ”、神話と同じくコインの形に変えられ、パイロットのフレアが蓄えられる。
ムーヴメントに入れられたサンタコインは、フレアの力を振動に変え、ＳＭＳの動力源とするのだ！

サンタコインにより起動する戦士達のことを、人々は「サンタクロース戦機」と呼んだ！

そして今、世界の命運を賭けた闘いが、サンタクロース戦機達を待ち受ける！

バシレイア動乱で妻を失い、狂気へと陥ったトゥ−ルヴィヨン博士。
彼の生み出した「ルソールシステム」の最終目的とは？

SMS三千世界大会は、本物の戦場となる。

異界戦記カオスフレアSC「サンタクロース戦機」

君のフレア（魂）でビート（鼓動）を刻め！


●キャラ作成にあたっての条件

キャラの年代は、10代であること。
（オッサンやオバサンでも良いが、年配が多すぎると痛々しいことこの上なし）

キャラは、全員「ＳＭＳ」のパイロットであること。
（まぁ、空気読んでくれや）

バカなシナリオでも、クソ真面目プレイする寛大で熱血な心（重要）
（ふと正気に戻るかもしれないが、恥ずかしがったら負けだ）

ミーム・ブランチの制限一切無し！
たとえば、「アスラやダーカの能力を持ったＳＭＳ」と言い張れば、それでＯＫ！
グレズやORDERなど、メカにこだわる必要は無し。
（Evilやダスクフレアの技能はダメだけどな）

あとは、システムのルールを準拠のこと。（あたりまえ）

●ＳＭＳのパイロットの表現について

お子様アニメを目指しているので、パイロットは基本的に死なない。

ダメージは全部「ＳＭＳ及びサンタコイン」に行くので、最終的に「サンタコイン」が破壊されたら終わり。
要するに、喋っているＰＣのキャラは「エキストラ扱い」

ＳＭＳ（機体）　＝　ＨＰ、サンタコイン（コア）　＝　ＬＰ、と考える事。

ＳＭＳ操作方法は、基本的に自由。
「携帯でのコントロール」「プロポ」「モーショントレース」「テレキネシス」「サイコミュ」「魔法」「いけっ！俺のＳＭＳ！」etc.

ぶっちゃけ何でも良いが、“アニメとして画面に映ったときにかっこ悪い”のは却下

原則、1キャラあたりＳＭＳも１台。
これは、心臓部のサンタクォーツである、「サンタコイン」が1人1個しか持っていないため。

●経験点30点分でキャラを作ってください。
　レコードシート等の提出は必要有りません。

●全員ギフト持ちで作成のこと。



ハンドアウト

ＰＣ１　「界渡りのニューカマー」
　　　コロナ・聖戦士　ミーム・フォーリナー推奨　
条件・日野政綱博士の子供であること
シナリオパス　「ＳＭＳ　への　愛」

君は美酒町に住む中学生だ。
父が開発したＳＭＳを誰よりも愛しているが、事故で父が行方不明になって以来、母はＳＭＳに触ることを禁じていた。
父から預かったサンタコインだけが、父との絆だった。
ある日、リオフレード魔法学園よりプルプリン・パニッシャーが訪ねてくる。
「貴方のお父さんから預かっているモノがあるの」
それは見たこともないＳＭＳだった。
君のサンタコインがムーヴメントに装着されると、ＳＭＳのムーヴメントが鼓動を始める！
「ＳＭＳを悪用しようとしているトゥールヴィヨンを止めるために力を貸して欲しいの」君は父の愛したＳＭＳを護るため、ＳＭＳ三千世界大会へ参加することを決めた。


ＰＣ２　「孤高のドラゴンファイター」
　　　コロナ・光翼騎士　ミーム・アムルタート推奨　
条件・元ＳＭＳテストパイロットであること。リオフレード魔法学園の生徒。
シナリオパス　「日野政綱　への　借り」

君は、かつて勇者サンタクロースと共闘したドラゴンの末裔だ。
古くから伝わるサンタコインを継承し、「傀儡子使い」としての技を継承されている。
その能力を買われ、ＳＭＳのテストパイロットとして日野博士に協力していた。
だが、トゥールヴィヨン博士のSMS「デウスエクスマキナ・サンディークローズ」に、君の持っていた「オリジナルサンタコイン」を狙われてしまう。
トゥールヴィヨン博士の放ったルソールシステムは、君の魂をサンディークローズに喰らわせ「オプスキュリテ・シュバリエ（闇の騎士）」へと変貌させようとした。
咄嗟に君を庇った日野博士は、その魂をサンディークローズに捕らわれてしまう。
「このSMSを、息子に渡してくれ！」
君は日野博士への借りを返すべく、ＳＭＳ三千世界大会へと乗り込んでいった。


ＰＣ３　「誇り高きチャンピオン」
　　　コロナ・星詠み　ミーム・グレズ推奨　
条件・ルソール・トゥールヴィヨン博士の子供であること
シナリオパス　「トゥールヴィヨン　への　制止」

3年前のバシレイア動乱で、君の母親エミリーは死んでしまった。
母が死んでから父ルソールは変わった。
自分が開発したＳＭＳの技術が妻を殺した兵器に利用されていたと知ってしまったのだ！
優しかった父は研究に没頭し、母の面影のある君を遠ざけるようになってしまう。
君は再び父に振り向いて欲しい、その一心でＳＭＳチャンピオンにまで上り詰めた。
だが、父は君に心を閉ざしたままだった。
君の父は、ついに「ルソールシステム」という、サンタコインを上回る装置を完成する。
それはパイロットの命を削り、周りのＳＭＳを暴走させてしまう！
父は自らが主催するＳＭＳ三千世界大会で、ルソールシステムを使って何かを行おうとしている。
父を止めなければ！ＳＭＳチャンピオンとしての誇りが君を奮い立たせた。


ＰＣ４　「再臨したサンタクロース」
　　　コロナ・執行者　ミーム・アンゲロイ推奨　
条件・セカンドサンタ。勇者サンタクロースのクローンであること。
シナリオパス　「魂　への　渇望」

君はＶＦ団により生み出されたセカンドサンタ。勇者サンタクロースのクローンだ。
魂を持たなかった君は、サンタコインに触れたことにより自我に目覚めた。
ＳＭＳこそが自分の戦う場所であり、自分の全てだ。
それを壊そうとしている者が居る。
その名は、ルソール・トゥールヴィヨン博士。
自分で産みだし、それをまた破壊する。まるでデミウルゴスのような所行だ。
彼によって多くのＳＭＳを愛する子供達が悲しんでいる。
子供達を悲しませてはならない。どうしてそう思うのかは、分からない。
だが、君の仲に目覚めた何かが、トゥールヴィヨンを止めねばならないと告げている！
ＶＦ団が開発したＳＭＳを携え、ＳＭＳ三千世界大会へと乗り込んだ。