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セッショントレーラー

七夕の伝説。
天の川という星々にその愛を引き裂かれた、悲しい男女の物語。
その伝説の元になった神話は、１億と２千万年前にオリジンで起こっていた。
創造神デミウルゴスと人類との生存を掛けた闘い。
その闘いの最中、神の使徒・美しき殺戮天使のベガ、人類の勇者・アルタイルが愛し合ってしまう。
両陣営は、この２人に“裏切り者”の烙印を押し、２人を引き離そうとした。
完璧を良しとするデミウルゴスは大いに怒り、機動要塞デネブを差し向けた。
この機動要塞デネブは、“お互いが視認できるのに、触れ合うことの出来ない”次元位相を引き起こすのだ！
たとえどこへ時空転移しても、もはや愛する者と触れ合えない！死すら生ぬるいデミウルゴスの刑罰であった。

ベガは愛する者と触れ合えない悲しみあまり、Evil“ペンオネス”にその心を浸食されてしまった。
神話の結末は、神や人類全ての敵と成り果てた哀れな恋人を、勇者アルタイルが命を犠牲にして封印したのだという。

「たとえ運命が２人を別つとも、時の彼方で生まれ変わり、君を愛そう。」
それが勇者アルタイルの最後の言葉だと言う。

時は現代。
故意か偶然か、宇宙空間で時空振動弾が炸裂し、時空の狭間に眠っていた機動要塞デネブが再び現世へと舞い戻ってしまった。

「・・・・・愛しき者よ、そなたを再び抱きしめたい！」

１億と２千万年の時を越えて、機動要塞デネブに封印されていた殺戮天使ベガが蘇った！

異界戦記カオスフレアSC「愛と時空の果てに」

見えぬ未来を、禁断のギフトが切り開く。


ハンドアウト

PC1　コロナ　聖戦士　推奨ミーム／ブランチ　テオス／エーシル
　　　条件：宇宙海賊で政宗のライバル
シナリオパス：政宗　への　好敵手

君は宇宙海賊だ。富嶽の独眼龍政宗とは、ライバル同士だ。
その独眼龍が、カオスフレアである君との共闘を申し出た。
様々な弧界に現れ、次元位相を行って人々の繋がりを絶つ機動要塞デネブ。
それがついに、オリジンへと向かいつつあった。
独眼龍の“空想具現装置ドラグーンドライブ”をもってすれば、次元位相に守られたデネブを攻略できるという。
だが、デネブへの防衛ラインを突破したところで、独眼龍は殺戮天使ベガに掠われてしまう。
機動要塞デネブを破壊するためには、独眼龍を救い出さねばならない。





PC2　コロナ　星詠み　推奨ミーム／ブランチ　フォーリナー／顕現者
　　　条件：勇者アルタイルの生まれ変わり
シナリオパス：織永　への　慕情

君は地球に暮らす、ごく普通の高校生だ。
だが、幼い頃からおかしな夢を見るようになった。
その夢は、自分が勇者アルタイルの生まれ変わりだと告げていた。
何気なく、ガールフレンドの笹野織永（ささのおりえ）にその夢のことを告げたところ、彼女も同じような夢を見たという。そして、とても悲しい夢だったというのだ。
“自分の命よりも大事な何か”を失ったような気がすると。
朽ちかけた肉体の代わりを探していた殺戮天使ベガは、時空断層を引き起こし、君達を次元の彼方へと吹き飛ばす。
「見つけたぞ、妾の魂を受け入れる肉体を！この娘の身体、妾がもらい受ける！！」
異次元オリジンに降り立った君は、ベガに掠われた織永を取り戻すために動き出した。






PC3　コロナ　光翼騎士　推奨ミーム／ブランチ　グレズ／マシンライフ
　　　条件：機動要塞デネブのコアユニット
シナリオパス：ベガ　への　贖罪

君はかつての神話大戦で、殺戮天使ベガに罰を与えるべく、デミウルゴスに使わされたグレズの端末だった。
だが、単なる殺戮マシンであったベガは、勇者アルタイルとの交流で心を得ていた。
生まれたばかりで、心とは何かを知らない君は、機械のように正確に任務を遂行した。
ベガは、とても大事そうに“それ”を胸に抱いていた。
空間位相が起こり、彼女は“それ”に触れられなくなってしまう。
いかなる災厄からも命に替えて護ろうとしていた。
しかし、地を這うEvilの群れが“それ”を飲み込むまで、ベガは何も出来なかった。
君は“それ”がなんであるか気付いてしまう。
感情という“ノイズ”の芽生えであった。
君に芽生えた感情は、暴走するベガを止めねばならないと告げていた。
君はアルタイルに、機動要塞デネブを貸し与え、ベガの封印に協力した。
アルタイルは君に告げる。
「彼女は再びこの世界に舞い戻る。それを止める手段を残しておきたいのだ。」
現代に機動要塞デネブが舞い戻ったとき、きみは永い眠りから覚めた。
ベガを止めること、それが自分が生きる証であり、贖罪なのだ。




　
PC4　コロナ　執行者　推奨ミーム／ブランチ　アンゲロイ／御遣い
　　　条件：殺戮天使ベガと勇者アルタイルの血を引きし者。
シナリオパス：平和　への　憧れ

歴史にIFは無い。
君は歴史に存在しないはずだった。
失われた殺戮天使ベガの慈愛、諦めなかった勇者アルタイルの鋼の勇気。
この2つのフレアが合わさり、君という存在（あるいは祖先）が生まれた。
天使と人間との間に生まれた、本来なら忌むべき存在である君は、かつてベガとアルタイルが望んでいた“ささやかな日常”を守るために守護魔法師となった。
皮肉なことに、そのささやかな日常は、それを一番望んでいたベガによって打ち壊されようとしていた。
君はベガの元へ向かった。これ以上の悲しみを起こさぬために。